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そもそも、年金はなぜ、国民年金、厚生年金、共済年金にわかれているのでしょうか?自営業でも会社員でも公務員でも組織はいっしょでいいような気がするのですが・・

A 回答 (2件)

制度ができた順番の問題です。



もともと公務員には、退職後に年金を受け取れる「恩給」という制度がありましたが、民間の老後保障は何もありませんでした(戦後「共済組合」に移行)。
続いて民間サラリーマンを対象に「厚生年金」ができました(昭和16年だったかな?)が、自営業者は、「定年はないし、自分で備えができる」という理由で対象外でした。
国民年金制度ができるとき、制度を統合しようという案があったのですが、保険料を負担する企業から「従業員の福利厚生として負担している。自営業者の老後の生活まで負担させられるのはおかしい」という反対意見がでて、別々の制度が並立することになってしまったのです。
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この回答へのお礼

有難うございます。
ちなみに、皆さんは、今の自民党案と民主答案ではどちらの方がよいと思いますか?

お礼日時:2005/04/01 14:47

それはもともと別々に制度をスタートさせたからなのです。


初めから統一した理念に元づいて作られたのではなく、初めは互いに全く関係のない制度でした。

それがまず国民は原則全員年金に加入すべしということで当時加入していなかった自営業の人などを対象に今の国民年金が作られ、その後この国民年金を国民全員の基礎年金にするということで、厚生年金や共済年金の一部を国民年金に移行しました。(この過程で加入義務者を国民に限ったり、あるいは日本在住にしたりと揺れ動きましたが)

で、完全統一ということも過去から議題には何度か上がり、今現在もその話はありますが、各年金制度の財政状況などに大きな違いがあるとか、国民年金を所得比例とすれば更に負担が増えるからそれをどうするのかなどの問題が残されていて、いまだにどうするのか決めかねている状況です。

実のところたとえばご質問者が上げた以外にも船員年金とかその他沢山の年金制度があります。
共済年金一つとっても一つではなく複数の共済に分かれていますし。
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この回答へのお礼

有難うございます。色々と難しい問題があるんですね。

お礼日時:2005/04/01 14:46

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