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銀閣寺に銀箔が貼っていないのは、銀が金に比べ薄く延ばす事ができないからみたいなのを聞いたんですけど、諸説の中にそんな理由ってありますか?教えて下さい。因みに、皆さんは銀箔が貼られていない理由、何だと思いますか?結局、財政難が一番しっくりくるような感じがします。

A 回答 (4件)

私も「俗称説」が最有力と考えています。



北山文化の象徴的建造物で、ド派手で存在感もある金閣寺と言う俗称が先に存在し。
それとの対比で、江戸時代に入って、東山文化の代表的建造物で、金閣寺とも類似性がある慈照寺が、銀閣寺と呼ばれる様になったのでしょう。

財政難説も割と有力ながら、そこまで困窮していたとは考えにくいです。
室町時代の金,銀の価値は判りませんが、少なくとも金は銀の10倍以上の価値はあったと思われますし。
金閣寺に使用されている金箔の総額は、内外装あわせ、現在だと10億円くらいでしょうか?

銀は金箔ほど薄くできないことを考慮しても、「せめて外装だけでも銀箔にしようぜ!」なら、最大で数億円と言うところじゃないかなぁ。

土地代などを除けば、現代の「10億円の豪邸」くらいの感じでしょう。
如何に財政難とは言え、室町幕府の将軍様が頑張れば、銀ピカの銀閣寺は成立すると思います。

それと金閣,銀閣とは逆で、文化と言う面では、室町時代後期の東山文化と言う言葉が先に誕生しています。
東山文化は、茶道や禅宗などが台頭し、本格的に「侘び,寂び」などが好まれ始めた時代です。

すなわち「慈照寺」は、銀閣寺を目指した訳ではなく、やはり東山文化を代表する建築物として建立されたと考えるべきではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
俗称説が有力なのですね。金閣の対比として銀閣と呼ばれるようになったんですね。勉強になります。

お礼日時:2022/07/05 11:06

名乗るつもりもないし、銀を貼るつもりもない。


そもそも銀は錆びるので、建物外観の補強や装飾にはまったく不向きな素材です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2022/07/05 11:04

もともと「銀閣寺」という名前ではなく、慈照寺が正式名称です。



金ぴかの鹿苑寺をのちに「金閣寺」と呼んだから、その対比で銀閣寺と言われているだけで、最初から銀箔を貼る予定などなかったでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そもそも、貼ることすら考えていなかったんですね。勉強になります。

お礼日時:2022/07/05 10:03

慈照寺のことを江戸時代に金閣寺に対する庶民が銀閣寺と名付けた事を問うていますか。



以前NHKの歴史探偵でも取り上げられていました。

そもそも、後の庶民が勝手に名付けた事ですので。
建造当時から金とか銀とかはどちらも考えていません。
建築の専門家に意見は、慈照寺の方が格段に優れた美しい完成された建物。
内部の違いを見れば歴然です。

全ての部屋が畳張りの豪華の作りです。(光輝く意味なく)
落ち着いた雰囲気で心がなごむ総合美です。
部屋から見える庭の池の景色の素晴らしさ。
また内部の造り付け調度品など見学出来ると判ります。
完成された日本建築の集大成です。

それに比べ、金閣寺(鹿苑寺)は、古代中国の建築形式のごちゃまぜの統一感がなく、内装も貧素で床は板張りで一部の畳があるものです。
権威を示すためだけに、金箔で化粧したつまらない建造物。

どちらがよいかは個人の趣味です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。自分は、慈照寺のほうが好きかな~

お礼日時:2022/07/05 10:04

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