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成層構造、層理、葉理の違いがわかりにくいです。
教えていただけると幸いです。

A 回答 (1件)

「成層構造」とは、種類や性質の違うものが交互に順番に積み重なっているようすをいいます。

普通は地層を作っていることに対して使いますが、拡張して、「大気圏は対流圏、成層圏、中間圏、熱圏というような成層構造をしている」というように使うこともあります。
 「層理」「葉理」は地層に対してのみ使われる用語です。層理は地層の作る縞模様のことをいいますが、その延びの方向も考えの片隅に入ります。葉理もこれとよく似ていますが、堆積物粒子の並びについていいます。基本的に単層が作る構造が層理、単層内部に見られる構造が葉理です。
 となってくると単層の定義がややこしくなってきます。たとえで考えてみます。洪水が起こったとします、この洪水全体で運ばれてきた粒子がたまってできたものが単層です。洪水の途中でも雨が強くなったり弱くなったりで、流れの様子が変わります。流速が変わるごとに違う大きさの粒子がたまっていきます。この時に同じ大きさの粒子がそろってたまるところができますが、それが作る模様が葉理です。
 他にも片理(結晶片岩にある)というのもありますが、「理」というのは延びのある(平面的な広がりを持つ)ものに対して使われているようです。
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この回答へのお礼

とても分かりやすく説明していただきありがとうございます!

お礼日時:2022/10/17 10:44

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