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円安って 輸出において 安いから外国人はこれぞとばかり(今の爆買いなど) 日本のものを買ってくれると思って輸出が増加するおりましたが、今朝の講座でいまは 輸出よりも輸入が増していると聞きましたが どうなんでしょうか。

A 回答 (9件)

物事を一枚岩で考えるとよくわからなくなります。



円安のほうが輸出産業にとって都合がいいのはその通りです。

ただし安いからと言っていくらでも売れるのか、いくらでも作れるのかという問題があります。たとえばトヨタはものすごい注文残を抱えているにもかかわらず、半導体不足のために工場をフル稼働できずにいます。

また昨今は、日本の企業でも海外の工場で生産している割合が高くなっています。その場合、円安のメリットはごく限定的です。

長期的には、円安がずっと続けば海外に出ていった工場が日本に戻ってくることも期待されますが。それには数年から十数年単位の時間がかかります。

ちなみに物品の輸出入を見る「貿易収支」では、もう何年も前から日本は黒字だったり赤字だったりです。海外での事業や投資から得られる(あるいは損する)お金を含めた「経常収支」では日本は基本的に黒字です。



今年に入ってからの非常に大きな問題は、石油やガスの輸入です。

これらは日本国全体で最も大きな輸入品目です。ここ10年ほど、動かせるはずの原発が止まっているせいで、その分だけ発電のためにたくさん輸入せねばならない状況が続いています。

そこにコロナ禍からの経済回復やウクライナでの戦争があって価格高騰が起きた、ほぼ同時に円安が起きたため、ドル建て価格の円換算の支払いがますます増えたというわけです。
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貿易「額」。

すなわち金額ね。
輸入量が変わらなくても、円安で金額は割増になるからです。
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それ貿易統計(赤字)の事です。

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輸入は輸出品を作るための輸入と、この国で消費するための輸入があります。


輸出が減れば前者の輸入は必然的に減ります。
後者は減らしようがありません。

輸出が好調でないのなら、相対的に輸入が増え、円安のメリットも少なくなり、むしろ今回のように物価高に拍車をかけることになります。
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そーなんです。


円安だから海外の人が強いから旅行で金使ってくれるのがいいけど、コロナからの誘致がぜんぜん進んでない
だけど、逆に日本の多くの食料や、いまは労働力も、多くの外国からの輸入に頼ってて、

円安、円高それぞれメリットはあって、日本が柔軟に対応できる体質ではないんですよね
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かつては儲けていた電気機器産業を中心に競争力が落ち、むしろ輸入が拡大している。


ドル建てで見た場合、日本企業の売上は縮小している。
https://cs2.toray.co.jp/news/tbr/newsrrs01.nsf/0 …

と言ったことから、現地法人での生産が増えたのが原因だというのは楽観的過ぎて事実からずれています。日本企業の競争力低下は明白です。
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貿易についていうと、



かつては円安になると、輸出(特に製造業)では相対的に他国製品より安い値段がつけられる、つまり海外の購入者から見たら値引きしたように見えるからたくさん売れて、輸出量が増えて儲けていました。

しかし今は日本の大手の製造業は海外に工場を作って現地生産しているので、かつてのように円安のメリットは多くありません。なぜそうなったかといえば、円高の時に輸出は大打撃を受けたから、為替リスクを回避するため海外に生産拠点を作ったからです。

一方輸入では、日本は原油やガス、石炭といったエネルギー商品や、小麦粉、食用油、食肉、飼料、肥料などは大部分を輸入に頼っていますが、
コロナ禍による生産流通の混乱が続いていたところにウクライナ紛争が起き、輸入物価が跳ね上がりました。

そのため「輸出-輸入」の貿易収支が赤字になり、その赤字決済のため円を売ってドルを用意しなければならず、これが円安要因のひとつになっています。これに日米の金利差が大きく開いているので、円安がさらに進行するという悪循環です。

なお海外からの観光客、いわゆるインバウンド需要については、本来円安だと外国人は日本国内で安くモノが買えるので爆買いにつながるはずですが、この2年以上入国制限をしていたので、インバウンド需要はほとんどありませんでした。
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日本企業の競争力がなくなったので円安になっても輸出は増えません。

一方で円が下がったので、輸入コストはしっかり上がる。
結果、過去最高の貿易赤字を達成しました。

貿易赤字、過去最大の11兆円 資源高、円安響く―22年度上半期
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022102000286& …
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円高時代に、日本の製造工場はほとんど


賃金の安い海外に移転しました。
ですから、円安でしかも賃金も低い
日本では本来は輸出企業の業績が
うなぎ登りになるところが、その
輸出製品を作る工場がないため何の
恩恵も無い状態です。
逆に、円安でエネルギーや食料など
海外からの輸入コストが増大して
悲鳴を上げている状況になっています。
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