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日本は、なぜ第三次産業革命と言われるコンピューター・インターネットの分野で遅れを取ってしまったのですか?全盛期の日本を知る世代として残念でなりません。

A 回答 (11件中1~10件)

それは「日本にタイプライターが無かった」からです。



タイプライターというのは、欧米では1920年ぐらいには一般化していて、他の言語も中国語(漢字)を除けば、自国語の表音文字のタイプライターを作ることはそれほど難しくありませんでした。

で、タイプライターは「文字情報をデータ化する第一歩」なんです。

《文字情報をデータ化する》と最初にできるのがコピー&ペーストです。
タイプライターはカーボン紙を間に挟むことで、一度に3枚ぐらいはコピーを作ることができます。タイピストが3人いれば、最初の一人が手書きの原稿を3枚に複写して、その後は3枚ずつ3人で打てば、すぐにコピー原稿が何枚もできるわけです。

なので実際欧米の軍隊や役所にはたくさんのタイピストが働いていました。

次に、タイプした文字を電送して別の場所で印字すればペーストもできます。1930年代にはテレックスという電信技術ができて、高速大量に遠隔で文書を送れたのです。

このような下地があれば、eメールができたときに「何ができるか?」は明白です。コピペができるのは当たり前、それは驚くべきことではなく「コンピューターに入った文章をデータとして使いまくる」という発想に展開できたわけです。

逆に日本はコンピューター化の直前にワープロが入り「自分ひとりの機械で便利になる」ところまでは行ったのですが、ワープロの時代は10年足らずで、すぐにパソコンの時代になってしまいました。

そしてこの時日本人の多くは「パソコンは結局ワープロと同じ、eメールで送れることが便利になっただけ」と勘違いしたのです。

これがいわゆるIT革命において、日本の発展を奪った根本原因です。もちろん若い人や一部の頭のいい人たちは、ワープロとパソコンの違いに気がついて居ましたが、特に1980年代に家電などのハードウエアで世界中を席捲した当時の40代50代は「IT革命の重要性」に気が付かなかったし、それは「ハードの時代が終わること」だったのも見抜けなかったのです。

だから1995年のIT革命以後、しばらくは日本も競争力がありました。なぜならパソコンのスペックがまだまだ低く、ハードの性能を上げる競争と、できたばかりの2G携帯(デジタル化)からの携帯電話のハードの進化が重要な時期だったからです。

なので、今ではフューチャーホンと呼ばれる3G携帯まで、日本の携帯電話技術は世界トップクラスで、その技術だからこそできたiモードや写メなども世界トップクラスでした。これで日本人は慢心したわけです。

転機はやはりiPhoneの登場です。
初代のiPhoneは当時の技術からいえば、特に日本の携帯技術からいえば「全然大したことない、普通の技術の寄せ集め」で、ハードの技術レベルはフューチャーホンでいえば、1年遅れぐらいのものでした。

でもiPhoneは「ソフトの利便性を追求するためのハード」であったわけです。だから「人間がソフトを使い込むためのインターフェースの優位性」という、今までになかった価値観を始めて作り出したのです。

これが日本の製造業が凋落する根本原因、質問者様もご存じだと思いますが「iPhoneに対抗して出した最初期の日本製スマホのダメさ加減」は《ハードの能力ばかりに気を取られて、ソフトがどれぐらいスムーズに動き、利用者の心を奪うか?、にまったく気が付かなかったから》なのです。

この失敗は、つい最近でも日本人はやらかしています。バルミューダフォンです。バルミューダという会社は「ハードを上質に仕上げることで、快適性を提供する会社」であり、元々「ソフトが苦手」だったはずなのですが、スマホを開発して大失敗しています。

この失敗は「典型的なハードウエアの会社は《ソフトウエアの快適性》というものを全く知らない」から起きるわけです。

そう考えると、日本のコロナアプリなど政府が作るアプリが実にひどい理由が見えてくると思います。河野デジタル大臣が、どれほど音頭をとって変えようとしても、なかなか変革しないのは「文系出身で、IT革命直前(ワープロ世代)の人たちが役所の決裁者だから」です。

だからソフトウエアの快適性も理解できてないし、徹底的にコピペしつくすというコンピューター利用の基本(データ利用の基本)も理解できていないから、まともなアプリができないのです。

日本がコンピューター分野、というか「ソフトウエア全盛の時代」に追いつくには後最低でも10年、IT革命時期に10代だった人たちが偉くなって組織改革できる時期まで待つ必要があります。

今すぐ日本がすべきなのは「ハードを追及できる分野」で、宇宙開発とかロボット、ドローンなどソフトも大事だけどハードの優秀性が競争優位になる分野だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。目からウロコが落ちました。

お礼日時:2023/01/25 16:01

余談ですが・・・進化するIT産業は、巨大な国際企業を成長させましたが、今、壁に当たっています。


量子コンピューターは、あと数歩のところまできて立ち止まり、AI技術も単に統計の平均化でその先に進めず、人工頭脳は、各社競うが、今一歩です。

そんな中で、一斉を風靡したマイクロの衰退は、アップルを世界に押し上げ、
Googleを巨大企業に作りました。

そして、第二のアップルが米国に立ち上がっています、この企業の今後の成長は、近未来のAI技術に革新を起こします。

また、これを導入すれば、人がcomputerに使われる時代、まるで映画の
<マトリックスやターミネーター>の世界がくるでしょうか。


それが、 「ChatGPT」と呼ばれる人工知能です、ソフト開発には、基本的なアイデアとそれを具現化する技術の結集なのですが。
如何せんあと一歩が進まなかったのですね、アイデアは金にならないのかな〜???

OpenAIが作り上げた<ChatGPT>が、今後PCの検索エンジンとして日の目を見る日は近いです!?
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一つは、失われた30年があったから


だと思います。

あれで、企業は積極的な設備、人材投資に
臆病になったからでしょう。



一つは、少数者の事を過度に考える
という国民性があると思います。

政治でいえば、絶滅危惧種と思われる
社民党の意見を採り上げたりします。

急激な改革をやると、年寄が着いて
いけない。
それは問題だ。

時間をかけてじっくりと。

そういう日本的な優しさも原因かな
と考えています。
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理由を挙げればキリがないですが。


最大因子は、あなたの言う「第三次産業革命」だからでしょう。
「ガラパゴス国家」の「ゆでガエル理論」と言いますか。

日本が元祖産業革命を受け入れたのは、幕末から明治維新にかけて、列強からの開国要求と言う、強烈な外圧があったからです。
逆に日本は、内側からの革命などほとんどなく。
基本的には安定を好む保守的な国で、本質的には変化を求めないとか、むしろ変化を嫌う傾向と言って良いでしょう。

たとえばITの言語や用語は英語ですが、日本人は日本語の読み書きが出来れば、生きるだけならまず困らないし。
格差社会化が進んでるとは言え、海外と比べたら、まだまだ中間層が分厚いし、弱者切り捨てなどにも踏み切りません。

ビジネス的に言えば、大企業でさえ「英語は苦手」が許されるし、中小零細企業に至っては、未だに「手書きFAX」が普通に存在します。
グローバルなIT化の動きの中では、こんなのは真っ先に切り捨てられますが、それが堂々と残留している日本は、まだ明治維新を迎える前の江戸時代みたいなもので、本格的なIT産業革命は始まってないと言えそうです。

しかも、日本勢にITの世界で台頭して欲しいと言う国や企業もないでしょうから、外圧も期待できないと思います。

それとITの世界では、日本が得意な後追いも通用しません。
自動車や家電の時代は、欧米勢の製品が出た後に、「高品質でしかも安い」で追従出来てましたが。
最初のIPhoneの日本発売から約15年で、現在はIPhone14で、もう次世代やその先の開発も進んでいるであろう世界で、最先発を走り続けねばなりません。
先発したところで、一世を風靡したSNSやアプリが、新興勢力に追い上げられて、買収のターゲットにされたり、リストラに追い込まれたりもしています。

日本の企業は、そんな世界には不慣れだし、そんなスピードにも付いて行けないでしょう。

政治は「抜本的な改革」とか、企業も経営者交代の都度「経営改革」などと、口ではよく言いますし、好きとか憧れの言葉なんでしょう。

でも実際には、日本は改革や、まして革命などは大の苦手で。
日本の経済や産業も、特にIT分野との相性は、全く良くありません。
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1980年代、無能売国集団自民党の反日テロにより、日本のコンピューター産業は潰されてしまったからです。


アメリカから「属国のくせに生意気だ。お前らいい加減にしないと野党に落とすぞ。」と凄まれて、「申し訳ございません。今後、日本で作る電算機能を持つ製品には、必ず20%以上のアメリカ製の半導体を使うよう義務付けます。さらに日本でOSの開発を禁止して、アメリカ様のだけを使うようにいたします。」と日本のコンピューター関連産業を徹底的に破壊したからです。
こうして自民党によって日本は3流国に突き落とされたのです。
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なぜ、この30年間で中国や韓国、アジア諸国が発展したのに


日本が発展しなかったのは、何が違うか

国民性でも国民の能力でもなく政治が違うからです
世界各国で国のリーダーは優秀な人です

しかし日本の政治は、世襲で2世、3世、小泉進次郎などは4世です
能力がないのに親や祖父が総理大臣というだけで
総理大臣や大臣になっている

そして国民も「それが良い」などと自民党を支持している
これでは成長などする訳がないです
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日本のコンピュータ産業の黎明期は、まだ汎用機全盛、そして主としてハードウエアの発展期であり、物作りの得意な日本勢はIBMなどの海外勢となんとか張り合っていた(ソフト面では、色々と事件もあったが・・)


だから、その後しばらくは、富士通なんかは「当社の製品ですべてコンピュータ関係の製品はそろってしまう!」なんて豪語する時代もあったのですね。
でも、その当時から、ソフトウエア産業は、「人貸し業」で稼ぐ体質がありました。また、ソフトウエアへの研究開発への投資、ソフトウエア開発者の育成というのも、ほとんど重視されていませんでした。
一般的には、今よりもずっと「オタク」に対する蔑視が強く、プログラマに対する偏見もありました。(理系が文系に冷遇されている傾向もある)
上記のことが総合的に作用して、日本のコンピュータ・インターネットの分野は世界から取り残されることになりました。
ただ、このようになるだろうという予想は、「人貸し業」全盛のソフト産業の実態を知っていた日経BP社の書籍などを見ると、数十年も前から予想していたようです。
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売国政治家が研究開発費を削減したからです。

いい加減在日子孫など国籍だけ日本人政治家は出自をハッキリと表示すべきだと思います。
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そうでもないのだけど。

知られていないだけ。中国・韓国・台湾が得意な分野だけで比較すれば遅れていると思うかもしれないが、遅れているのでなく日本の高コスト体質が競争上のネックになっているだけ。

坂村教授が開発した「TRON」―知られざる世界標準|坂村健 - YouTube
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革命が起きるというのは、それまでの全盛が失墜するということです。


ものづくり大国日本を打倒しに革命が起きたのであり、遅れをとったのではありません。
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