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わたしの工場の平均年齢は52歳です。
私の部署は設備保全課になるのですが、平均年齢はなんと56歳でした。
直接員と間接員あわせると200人いる部署になるのですが、あと数年で定年退職になり、ほとんどの方が辞められます。
わたしというと、30代前半の男で、昨年の12月に将来の管理職候補として中途入社しました。

保全課になるため、経験を積むのに10年はかかると言われてます。

一昨年からやっと会社が危機感を覚えたらしく、採用を始めたようですが、今年の新入社員はなんと1人しか入りませんでした。
20人入れるつもりだったようですが、、

保全力強化と騒いでおり、教育体制を作ろうと動いてるようですが、定年間近の方々の能力を上げたところで、、、
だったら採用に力を入れてくれと思うのですが、この会社はもうダメですか?

A 回答 (3件)

私は仕事柄、全国の数々の会社を訪問し、そこの仕事ぶりを見てきていますが、建設業を含めて多くの中堅製造業や工場では従業員の高齢化が進み、平均年齢が50歳を超えているところは珍しくありません。



 若い人は募集しても入って来ず、入って来ても3ヶ月でプイと辞めてしまうことが多いんです。

 高齢化が進むとやがて次々と定年退職し、従業員は減る一方になって仕事に支障が出るようになります。
 もっと深刻なのは、技術の蓄積・継承が出来なくなって来るということです。

 こうした状況にどう対応しているかと言うと、ある会社はやむなく派遣社員に来てもらいました。ですが、その賃金は高い上に(経験がなければ)まともに仕事が出来ず、使いものにならなくて結局は雑用ばかり(事務仕事など)をさせることになりました(根本解決にならず)。

 いまのところ、各社がとっている策は、定年延長だったり再雇用だったりしています。
 幾つかの会社ではいったん退職した人に顧問だったり臨時職員だったりして(その名目は何でもいい)、週に3日とか4日とか仕事があるときに来てもらっています。
 ある人はもう引退したいと言っているのに、会社は頭を下げて仕事に来てもらっていました。

 当面の処置はそれくらいしかないのですが、あなたが30代前半の働き盛りで、将来の管理職候補になっているのなら、この状況にどうすべきか、よく考えないといけません。

 それは…確かに設備保全の仕事は人手に頼るところが多く、しかも知識・経験・ノウハウが欠かせない仕事です。ですが、高齢化して人が減って行くのは避けられないと思われます。
 先々を見て、管理職候補であるあなたが考え、やるべきことは…

(1)技術の蓄積・継承の仕組みを構築する
 ベテランが持つ知識・経験・ノウハウ・勘どころ・押さえどころ・要点を手順書・要領書・ノウハウ集のような形で電子文書化し、データ保存し、容易に検索・利用できるようなシステムの構築を進めることです。教育訓練の仕組みも考えないとね。

(2)保全の合理化を推進する
 より少ない人手で保全の仕事が出来るように、IT化を含めた合理化を進めることです。たとえばオンコールで何か異常があったときに保全に出向くのではなく予防保全の仕組みに移行し、経験にもとづいて異常が出そうな前に、いっせいに保全(点検・交換・補修)をしてしまうわけ。
 また、設備からはその状態を示すデータが出るようにし、それを自動でモニターし、アラームを出させ、異常を早めに検知して対処できるように、設備改善をすることです。
 保全になるべく人手をかけないように、何をどうすればよいか、考えないといけません。
 それが管理者の大事な仕事であり、経営者を説得(説明)して必要な設備投資ができるようにしないといけません。

> この会社はもうダメですか?
 後ろ向きに考えるとそうかも知れませんが、前向きに考えればあなたが活躍できる機会が多くあり(経験を積むことも含めて)、会社を建て直すくらいの仕事ができる場にもなっています。その成功経験は貴重で、どこに行っても使えます。
 そこを逃げ出して他社に移っても、そこでも高齢化は待ち構えています。
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ま…そういうことになりますね。


でも別に質問者さまの会社に限ったことではなく、人手不足や若者の求職の傾向によって会社の存続に黄信号が灯っているところは多いです。
会社単位ではなく業界単位でそういう傾向があります。
採用に力を入れたところで若者が来ないんですよ。
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転職した方が良さそうです。

コロナ禍直後の採用しやすい今、求人に応募がないのは、その会社に将来性がないことを皆が見通していると言うことです。
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