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ソ連はなぜ崩壊したのですか?


ソ連崩壊とウクライナロシアの戦争と、どう関係があるのですか?

A 回答 (9件)

ゴルバチョフが解体したと聞くよ。



北方領土と樺太はそれが奪ってロシアはその後身だね。
返してくれねえかな。
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崩壊した理由は、いろいろな見方が可能ですが一言で言い表すと「嘘に耐えきれなくなったから」だと思います。



ソ連の共産主義は計画経済でした。生産も流通も国が管理し、計画に従って経済が運営されます。で、計画通りに運営されていれば不都合ないのですが。そうでないとき、ノルマ未達のとき。計画達成しましたと嘘をつくんです(ノルマという言葉はロシア語に由来します)。

結果、極端な物資不足に陥りました。商店の棚はほとんど空っぽで、品不足のために物を買うため行列に並ばなければならない、という状況になりました。市民は共産主義に幻滅し西側の豊かな生活に憧れるようになります。

1980年代にゴルバチョフのもとで政治や経済の様々な改革(ペレストロイカ)が行われ、グラスノスチと呼ばれる情報公開で言論や報道が自由になったのですが。共産党幹部が特権利用して贅沢してたことが暴露されたりと、むしろ共産党への不満が爆発してしまいソ連は解体されました。

他の方々の回答で、財政問題という見方がありますが。人によっては勘違いするかもしれないので念のため補足しておきます。

通常の意味で財政破綻と言えば借金を返せなくなる、国債を償還できなくなることですが、そもそも国債とは投資家に買ってもらい資金調達するものですから資本主義が大前提です。で、破綻したからと言って国がなくなるわけではありません。アルゼンチンみたくしょっちゅうやらかしている国もありますが国家体制自体は普通に続いています。ソ連で起きたのはこれとは異質な、経済の機能不全です。



で、ソ連崩壊とウクライナ侵攻と何の関係があるかという話ですが。「ルースキー・ミール」という思想が根底にあると言われています。直訳すると「ロシアの平和」ですが、大ロシア主義とでも呼ぶべき考え方です。

ウクライナはもともとロシアと同一の起源を持つ国です。かつ帝政ロシア時代もそれを引き継いだソ連時代もロシア本体と同じ国の中にあったのが、ソ連崩壊によって別の国になりました。さらに時間が経つにつれ、ウクライナの人々はロシアより欧州を志向するようになりました。プーチン的にはそれが許せないようです。
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貧乏国の大将となって、子分の貧乏国を養っていかないといけないのに、アメリカとの軍拡チキンレースで膨大な軍事費の負担に財政が耐えられなくなったからです。


ブレジネフ時代にそれが顕著になったのに、ブレジネフは何の対策も打たずに長年君臨し続けました。
その後継者たちが改革に手をつけ始めた時にはすでに手遅れだったのです。
日本も笑っていられませんよ。
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>ソ連はなぜ崩壊したのですか?



凄く雑にまとめれば「経済破綻」です。多分、フルシチョフの時代には破綻していたのでしょうけど、ルーブル経済圏の盟主ですので、負けを認めない限りは負けじゃないというやつです。
金喰い虫の衛星圏を切り離し、ソ連だけでやっていこうとしたわけですが、ソ連はソ連としての集合体でないと成り立たないのです。計画経済というやつで分担が決まっていますから。衛星圏切り離しの逆版を連邦構成国がやってしまうと、どこか外国から買ってくるなり、旧連邦構成国から買わないといけないのですが、安いルーブルで買えるわけが無い。ソ連邦崩壊が迫る中、共産党がクーデターを起こしたのですが、ソ連の終焉を早めました。

>ソ連崩壊とウクライナロシアの戦争と、どう関係があるのですか?

直接の関係はありません。でも、プーチンはソ連時代のように強力に縛り上げる体制が大好きです。ロシアもソ連崩壊によって独立したソ連構成国のひとつですが、ロシアがソ連そのものだったかのように思いこんでいます。

(誤解)ソ連(=ロシア)から離脱独立したウクライナは、ロシア支配下にあるべきだ。
(正解)ロシアもウクライナもソ連から離脱独立した国である。ソ連は既にない。

プーチンの言い分はこういった、頭おかしい奴の典型的な独善が元です。こうなってくると、ウクライナに属するクリミアが「ロシアものだ」と言い張る理由、ウクライナ東部に工作員を送り込みウクライナ内戦を激化させているのに「ロシア領で勝手なことをしているウクライナから解放するためだ」と言い張ることも、挙句「ロシア語話者(であるウクライナ人)を救うための行動」も、侵入し領土拡大するという侵略行為が「特別軍事作戦」と言い張るのも、納得できるでしょう。

彼が言うように、「ウクライナはロシア」なら「ロシアだってウクライナ」なのですから、ウクライナ軍がモスクワに侵入してモスクワ市民を虐殺しようとも、不貞ウクライナ人を処罰しているだけなのですが、ロシア領に攻撃が及ぶと、途端に正気に戻って別の国扱いするあたり、性質の悪いまだらボケとしか思えません。
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御質問は学生さんでしょうか?簡潔ながら奥深いものです。

それを「予習しろ」とか「収まらない」だとかいう人がいるのには、不親切というかその無能にあきれますねぇ。人はその考えをA4一枚で述べなければ失格です。

Blueskylonely様のご回答に補足します。端的に書きますね。

旧ソ連がアメリカと世界覇権をかけて軍拡競争していたことはご存じですね?その象徴がスペース・レースと呼ばれる宇宙開発競争です。軍事・民生分野に応用の利く先端技術の研究開発と国威発揚が目的でした。しかし旧ソ連はその閉鎖性と宇宙開発競争の経済的コストの極端な高さがあいまって、1970年代末から1980年代にかけて経済危機が深刻になり、崩壊の一因となりました。最後のとどめは、旧ソ衛星国から始まった民主化運動がソ連本国の若者に飛び火したことですね。

旧ソ衛星国だったウクライナとの関係は、その地勢にあります。旧ソ崩壊後は中立的立場だったウクライナは、穀物や電力輸出で北大西洋条約機構(NATO)諸国と良好な関係です。「バルト三国」という言葉をネット検索して図面でその位置を確認してください。いずれも旧ソ衛星国でしたがNATO加盟国となり、ロシアにとって目の上のたんこぶです。旧ソの第二共和国で本国を経済的に支えたウクライナもまた同様です。黒海に面する交通の要衝です。結論を急ぐと、クリミア半島を占領されたウクライナが積年の恨みでNATOに傾くと、ロシアは直接NATOと対峙することを恐れています。

1991年ソ連崩壊の年までスパイ機関KGBの工作員として東独に駐在した今のプーチン大統領は、独裁国家崩壊の末路を身に染みて感じていることでしょう。核と石油・天然ガス・金などの資源輸出しか売り物がないロシアは、第二共和国だったウクライナを手中にしないと、他の少数民族問題に波及することをなにより恐れているのです。外務省筋から聞いた話によると「少子化が進むロシアは将来、モスクワを中心とするロシア正教会エリア・シベリア・モンゴル・イスラムなどの5エリアに分裂するだろう」とのこと。

これで少しもやもやが晴れましたら幸いです。
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ソ連はなぜ崩壊したのですか?


 ↑
社会主義は計画経済で、競争原理が
働きません。
そのため、経済が上手く行かずに
いました。

そこへ、米国レーガン政権が軍拡競争を仕掛けました。
スターウオーズ計画です。
宇宙の軍拡ですね。

このため、ソ連は財政的に苦しくなります。
それでゴルバチョフ書記長が登場し
ペレストロイカ、という自由主義経済を
取り入れます。

これが命取りになりました。

いままで、権力で押さえ込んでいたのに
自由にしたので民衆の
不満が爆発して、あっと言う間に
共産党支配が
崩壊してしまいました。




ソ連崩壊とウクライナロシアの戦争と、どう関係があるのですか?
 ↑
ソ連が崩壊したので、今までソ連支配下に
あった地域が、続々と独立しました。

ウクライナもその一つで
ソ連からみれば、ウクライナは本来
ソ連、つまりロシアの一部だ、という
意識があります。

事実、ロシアに近い西側には、ロシア系住民
が多く、
ウクライナがロシア系を迫害している、
ということで
これがウクライナ侵略の口実の一つになりました。
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ソ連崩壊とウクライナロシアの戦争との直接的な関連はありません。



ソ連崩壊は共産主義の理念は素晴らしいが、管理する上層部も人間で堕落することは明らかで、自ら壊れただけ。

ウクライナロシアの戦争は、そもそも先回戦争で勝利したロシアとの契約を保護にしたウクライナに否がある。でもNATOとアメリカがバックに付いたから強気にロシアに戦戦したのが今回の状況。

だから、因果関係はない、
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ソ連の建国から崩壊に到るまでの概要だけでも、共産主義と自由主義とを比較しながら書こうとしたのですが、到底4,000文字には収まらないので、断念しました。

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計画経済の矛盾が積み重なり


覆い隠すことができなくなった

ココでソ連崩壊の1から全部書くのは無理ですわ
少しは予習してください
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