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昨日アメリカで同時テロが起きて非常に残念です。
疑問なのがこれがテロリストの誰に対するものなのかということです。小泉首相のメーリングリストを購読していて今日Emailが来たのですが、そこに

「米国のみならず民主主義社会に対する重大な挑戦であり、強い憤りを覚えます。」

と書いてありました。これは民主主義に対する攻撃なのでしょうか?それともアメリカの中東干渉による報復なのでしょうか?

2機目の飛行機が直撃した映像がかなり衝撃的で今でも信じられずなにをいっているのかなにを考えてるのか自分でもわからない状態です。

A 回答 (6件)

私は事件が起こるまではほとんど中東問題に対しては関心が薄く、いまいち不勉強だったのですが、これはテロ組織から見れば(あくまでパレスチナ問題に関わる組織と仮定してですが)、単なるアメリカへの報復であって、民主主義に対する攻撃ではないのでは?と思います。



ですが、一番気になるのは、小泉首相が会見で「アメリカの報復を断固として支持する!」と明言したことです。これは後々いろんな組織にとって色んな解釈をされてしまいそうで怖いです。
テロ組織から見れば、「アメリカに絶対的に荷担して自分たちを攻撃するという日本は、アメリカと同程度の敵である」と取られて、ターゲットにされてしまう可能性が高くなってしまいますし、アメリカ側から見れば、「そう明言したからには、武力行使の折りに軍事協力してもらおう!!湾岸戦争の時みたいに資金援助だけではなく、戦力も出せ!!」と強気に言える発言内容ではないでしょうか?

あの田中真紀子外務大臣だって、今回の件に対する政府の方針として発言する際には非常に言葉を選んで発言していました(報復を支持するという発言ではなく、あくまで「救援」)。そしてイギリス、フランス等の各国においても、あまり明確に報復に向けての軍事協力については今の段階では発言していないのではないでしょうか?

小泉首相の靖国参拝問題で物議を醸したばかりなだけに、非常にそれが心配ですが、この事件を逆手にとって、アメリカが(景気回復をも狙って?)戦争を引き起こさないでいてくれるといいのですが…。確かにテロに対する厳罰は必要かも知れませんが、それに伴ってまた罪のない人々が犠牲になるのは見たくありません。この事件はアメリカだけでなく、全世界を巻き込んだ問題に発展していますし、周囲の国の同情を利用されないように願いたいです。
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質問の答えになっているか不安ですが



まず,今回の首謀者が 例のイスラム原理主義の方かどうかは推測の範疇なので言及は避けるとしてこの方の米国に対する言葉を借りれば

「我々は軍服を着た人間だけを標的にするのではない・・・」

・・・だそうです。

イスラム原理主義者にとって アメリカの「存在」自体が「悪」なのです。

文字道理の「無差別」ですね・・
蛇足ですがイスラム社会の多くで今回の件についての多くの市民の反応は
「よくやった!!」です。
なぜ,そうなるのかの根本的な部分で「すれちがい」が大きいのですね
米国は被害者であり,加害者である一面です。
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重要なのは今回事件がテロ行為であったこと、そして罪のない多くの民間人


(数千人におよぶと推定される)が犠牲者となったことです。

手続きを踏んだ戦争行為によるものでもないし、正規の軍隊同士の衝突に
よるものでもありません。

今回のような事件は、法治国家として、また民主主義国家として許容できる
事件ではないということです。

「テロを許さない」という小泉首相の意思表明については、法治国家であり
民主主義国家である日本としては当然の態度です。


事件と絡めて中東問題が討論されることもあります。関連性は否定しきれません。

イスラエル・パレスチナ自治領での多くのテロ行為(パレスチナ側の自爆テロ、
イスラエル軍の報復攻撃と軍隊による暗殺行為)はもちろん問題ではあります
が、今回のテロ事件とは切り離して考えるべきです。
アメリカはイスラエルを支援している状態とはいえ、それがテロ行為を正当化
する理由になるでしょうか。
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民主主義が成立する大前提として、自分とは異なる意見の存在を認めるということがあると思います。


異なった意見を、公正な選挙や議会における討論を通じて収斂させていくのが民主主義政治のやり方です。
自分とは異なる者を暴力によって排除するというのは、これとは全く異なるやり方です。「民主主義に
対する挑戦」という表現は、テロを行った者の意図はどうあれ、誤ったものだとは言えないと思います。
なお、テロを行った者の意図ですが、犯人グループが特定できていない現在、推測の域を出ないものの、
もし言われているようにイスラム原理主義者の犯行だとすれば、攻撃対象として民主主義という制度も
含まれていたかもしれません。(イランの改革派に対する保守派原理主義者の行動を見ればよく分かり
ます。)

蛇足ですが、konojiさんの
> イスラム社会の多くで今回の件についての多くの市民の反応は
> 「よくやった!!」です。
は賛同しかねます。
最近のパレスチナ情勢に偏した報道に引きずられすぎていると思います。
トルコ・パキスタン・インドネシア・マレーシアなどは、やはりイスラム社会ですが、そこの人たちが
パレスチナの人々と同じ反応を示したとは思えません。
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 民主主義への挑戦だというのは単なる政治家のアジであって、とてもそんなもの特定できるはずがありません。

 ただ、非イスラム主義への挑戦だとか、パックスアメリカーナに対する挑戦だとか言うより遙かに魔術的説得力があるからアジのテーマに使っているだけです。 なにしろ西側にとって「人道主義民主主義」というのは宗教じみた強制力がありますから。

 そもそも誰に対する攻撃のつもりだったかなど犯人に聞かないと分かるはずもないのですが、まあ普通に考えると、アメリカのやり口に対する挑戦というのが妥当かつ確実でしょう。 やり口といってもそれが中東政策なのか、対イスラム政策なのかはまだ分かりませんが。

 民主主義(公平平等)のアンチテーゼは、愚民主義(賢者による愚民引率)ですから、例えば軍事政権や宗教政権の国がそれに当たります。 犯人がこのカテゴリに入っているなら正解ですが、もしパレスチナとかであれば彼らはシオニズムに挑戦しているわけですから、明らかに民主主義への挑戦とは別の物です。 このことからも上記の内容が証明できるでしょう。
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単純にいえば、アメリカに対する攻撃であると思います。

「民主主義に対する攻撃」というのは、他国を巻き込んで大規模な報復をするためのロジックだと思います。

しかし、これは私個人の考えですが、犯行の残酷さ、大勢の犠牲者のことを想うと、国家とか、民主主義に対するテロというよりも、「生命の尊厳」に対するテロリズムだと思います。

なお、テロリストがアラブ系(イスラム原理主義者?)であると言われていますが、断定するのは早計だと思います。以前にも、テロがアラブ人による犯行だと疑われたものの、実際には白人至上主義者によるテロだった、ということもあったため、気をつけなければなりません。
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