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ウクライナが、ロシアに対して反転攻勢を開始しており、2022年ロシアのウクライナ侵攻の発生日(2022年2月24日)以前の状態に戻すことを狙っているようですが、可能だと思いますか。

個人的には、ロシアの武力による解決を認めない為にも、ロシアを勝たせてはならないとの思いがありますが、現実的には、ウクライナが勝利して、2022年ロシアのウクライナ侵攻の発生日(2022年2月24日)以前の状態に戻すことが、可能だと思いますか。


(1)もし、可能であるなら、ロシアのウクライナ侵攻以前には、侵攻の兆候あったのに、何故、ウクライナは、ロシアの侵攻を、その時点で、阻止できなかったのでしょうか。
もともと、ウクライナには、ロシアの侵攻を阻止する能力(軍事力)はなかったのではないでしょうか。

※米政府、ロシアのウクライナ侵攻いつ始まってもおかしくないと警告
https://www.bbc.com/japanese/60357872

※ロシア軍集結「ウクライナ侵攻」前夜か CIA元副長官が予測
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/a …

※ロシアのウクライナ侵攻100日 これまでの動き
https://www.asahi.com/articles/ASQ635QJPQ5ZUHBI0 …


(2) ウクライナが勝利する為には、ウクライナのみならず、欧米諸国は、何を成すべきなのでしょうか。
例えば、ロシアが「ウクライナの中枢を撃つ」と脅すのであれば、ウクライナは、ロシアの首都モスクワを攻撃するとの覚悟を示すべきで、欧米諸国は、その為の武器を供与すべきなのでしょうか。

※クリミア半島に攻撃なら「ウクライナの中枢を撃つ」 ロシア国防相
https://www.asahi.com/articles/ASR6N75J2R6NUHBI0 …

A 回答 (5件)

相変わらず素晴らしい理解力を発揮してますね。


エベレストよりも深く、マリアナ海溝よりも高い分析力には感心します。

>◇「3週間で終戦になりかねない数の戦車の進軍を封じました」「順当であれば、ロシア軍が・・・、8割は支配できていたでしょう。それを退けたのは、作戦戦術が優れていたからです」と言われますが、結果は膠着したままで、1年以上も、約2割の領土がロシアに占領されたままです。

全教科100点でないと、総合評価0点であるという、あなたの評価基準は分かりました。あなたの評価基準をあなたに適用すれば、あなたは総合評価-500点ぐらいでしょうね。

>「200~500メートル前進」したとの報道があるが、小学生の運動会レベルの前進であり、ロシアに占領された領土を取り戻すには、何年要するでしょうか。

秒速1000kmで進軍できないと駄目だという、あなたの評価基準だけは分かりました。

>◇「一年以上占領されたから、次の一年も同じですかね」は、同じではありません。
>年月が経過すると、その間に、ロシアは塹壕や要塞を増強するので、ウクライナの反撃が、日々厳しくなります。

では、2600年統治した日本が、米国に敗北した理由を説明して下さい。

>戦力の逐次投入は、愚策です。
>「最短でも数ヶ月の訓練は必要です」は、当初から分かった話であり、ウクライナだけの戦力では、もともとロシアに勝てないのは明確であったので、NATOはもっと早めに決断すべきでした。

兵器の提供も決まっていないうちから、どうやって訓練を受けることができるんですか? あなたの論理では、今日、今すぐにでも北朝鮮空軍パイロットはF-35の完熟飛行訓練を受けている状況ですね。

>ロシアが核を使用しないとの保障はありませんが、ロシアの核使用が、戦場でどのような利益を得るのか不明確ですし、万一核を使用すれば、風向きが悪ければロシアの領土が汚染される可能性もあり、ロシア国内から反発を招く可能性があるだけでなく、世界各国からロシアは「総スカンを食い」、ロシアの没落を意味します。

不明確なのに決めてしまう。さすが、あなたはこの世の創造主だけのことはあります。

あなたの素晴らし過ぎる理解力、洞察力の前には、全ての回答者が費やす時間は無駄です。どこまで劣化できるのか、生暖かく見守らせていただきます。
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この回答へのお礼

何度もご苦労さまです。

◇「2600年統治した日本が、米国に敗北した理由を説明して下さい。」は、日本が開戦した戦争と、ウクライナの侵略された領土奪還を、”ゴチャまぜ”にした議論は、滑稽ですね。

日本が米国に敗北した理由は、もともと日本が負ける戦争への「開戦そのものが敗因」です。

※「なぜ日本は絶対に負ける戦争に突入したのか」
https://president.jp/articles/-/52260?page=1

一方、今回のウクライナ戦争は、ロシアに侵略された領土を奪還する戦争であり、相手の反撃体制が整わないうちに奪還しないと、相手は、日々、塹壕や要塞等の防備を増強するので、増々奪還が困難になります。


◇「兵器の提供も決まっていないうちから、どうやって訓練を受けることができるんですか?」は、侵略を受けてから、1年以上も経過するのに、兵器の提供が決まっていなかったことが、問題なのです。

そもそも、西側諸国は、ロシアに侵略されたウクライナの領土を奪還する積りがあったのでしょうか。
領土を奪還する積りがあるなら、シュミレーションすれば、ウクライナの保有する兵器では、領土奪還が不可能なのは容易に判断できるので、もっと早い時点で、兵器の提供を決断すべきです。

それが出来ないのは、ロシアの領土侵略を、西側諸国は容認する積りだったのでしょうか。

※「ロシアに“負けない戦い”から“勝つ戦い”へ」 アメリカ前国防長官の提言とは?
https://www3.nhk.or.jp/news/special/internationa …


◇ワグネルの反乱は、ロシア国内の反政府勢力の台頭を誘発しませんでしたね。
ロシアの一般国民は、ロシアのウクライナ侵攻を深刻に受け止めていない証左ですね。
やはり「一挙に、戦力を投入して、ロシアに打撃を与えないと」、ロシア国内に反政府勢力の台頭を促さないでしょうね。

※ワグネル反乱、政権揺るがす ロシア軍造反なく痛み分け
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR251JX0V20 …

お礼日時:2023/06/25 23:28

#2



相変わらず、軍事音痴ですね。それはそれでも構わないのですが、考えれば分かることさえも、思考停止されているように見えます。

状況、前提などズレているところの説明から入らないとならないので、正直、面倒臭いです。また、質問者は、回答者に世界の支配者たる権力を行使できる前提を置くことも思い出しました。

というわけで、お礼なり捕捉で書かれるであろうことに対しての、先も見据えた総括した応答としては、「脊髄反射ではなく少しでいいから考えることをしてみよう」です。

>◇「ウクライナ軍の動きは・・・全てがうまくいった訳ではなく・・・80点はあげても良いぐらいです。」と、おっしゃいますが、甘すぎる採点ではないでしょうかね。

緒戦の話です。2022年2月24日の侵攻開始後、4ヶ月程度の期間の評価です。3週間で終戦になりかねない数の戦車の進軍を封じました。

>重要な施設はウクライナが死守して防衛すべできでしょうが、ザポリージャ原子力発電所やカホフカ水力発電所等の重要な施設も防衛出来ていません。
>「ロシア軍は、ウクライナ領土の2割を支配下に置いて」おり、割合的には8割は防衛できていますが、重要な施設の防衛も出来ていないのに、80点をあげるとは甘すぎませんかね。

兵の数では互角。装備量は雲泥の差。順当であれば、ロシア軍が幾らプロイセン式軍隊の命令体系でも、8割は支配できていたでしょう。それを退けたのは、作戦戦術が優れていたからです。
緒戦から現時点での総括でも、軍事作戦面では70点近くはあげても良いぐらいです。西側諸国も同じじゃないですかね。支援すれば前線を押し戻せると見込めないと支援しませんから。50点を超える程度の戦果じゃ支援は止まるでしょうね。

というか、100点じゃないと80点は上げられませんとか、相変わらず不思議な思考をお持ちのようですね。

>ウクライナ領土の東南部一帯を、一年以上も、ロシアに占領されては、ウクライナは、簡単に、領土の総てを、奪還できるとは思えないので、どこかで、妥協せざるを得なくなるのではないでしょうか。

様々な支援が与えられていますが、ウクライナ軍に限らず、モノがあれば即時それを運用できるというものではありません。兵器体系も違い過ぎますから、最短でも数ヶ月の訓練は必要です。そういった装備は精強部隊がまず受領するので、前線から離れて訓練に出向くことになります。ちなみに数ヶ月の訓練ですと「その兵器を動かすことはできる」程度で、短期促成の場合は「後はセンスで補ってくれ」になります。普通の養成コースであれば、最短9ヶ月で長ければ18ヶ月です。これは砲とか地対地ミサイルとか戦車などの場合であって、航空機や艦船のようなシステム連携が密なものは、もっと長くなります。

っていうこと(新たな兵器が段階的に支援で与えられる)は、報道もされてましたけど、ご存じない? 訓練中は戦線から異動、離脱することも想像できない?

一年以上占領されたから、次の一年も同じですかね。すると二年以上占領されることになるので、その後の二年も同じ、四年以上占領されることになるので、その後の四年も同じということになります。

有効な兵器が供与されてきていますが、それ自体も戦況を見ながらです。戦闘の推移のみならず、政治交渉も見なければなりません。

>おっしゃるような「ロシアの沸点を見極めながら、兵器を追加支援する」の戦力の逐次投入で、ロシアを打ち負かすことができるのでしょうか。
>ロシアの脅しに屈することなく、一挙に、戦力を投入しないと、ウクライナの兵力は疲弊してしまい、長期間は戦うことは難しくなるのではないでしょうか。

まずは契約(国家間の条約とか)を軽視した行動を、成功事例として残してはいけません。でも、一挙にってどういうことですか? 核の使用をほのめかす相手を暴発させないようにするには、戦力以外の策略も必要です。
例えば、攻撃開始後5分間で、核を無力化するとかが必要。危険因子を取り除くか、許容できるところまで下げないで「一挙に戦力を投入」したら、不測の事態が起きるのです。それは単なる博打で、しかも世界終了に繋がりかねない大博打です。イキってやっちゃ駄目なのです。アメリカだって、北朝鮮やイランのような小国に対しても未だやったこともなく、やれていないのです。

>ウクライナが武力で、全領土を取り戻すことは不可能でしょうから、

鉄路兵站を絶てば不可能じゃないですよ。

>おっしゃるように「ロシア国内に、敗戦とまでは言わないものの実質的な敗戦を自覚し、少しでも賠償に応じる『新政権』を樹立する」が決め手になるかもしれませんね。
>その為には、一挙に、戦力を投入して徹底的にロシアを打ち負かさないと、ロシア国内に、反政府勢力の台頭を期待するのは難しくはないでしょうかね。

ウクライナ領内のロシア軍を徹底的に打ち負かしても、ロシアでそれを認識するのは政権側だけです。徹底的に打ち負すことが反政府勢力の台頭を期待できると考えられる、あなたのロジックが分かりません。
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

◇「3週間で終戦になりかねない数の戦車の進軍を封じました」「順当であれば、ロシア軍が・・・、8割は支配できていたでしょう。それを退けたのは、作戦戦術が優れていたからです」と言われますが、結果は膠着したままで、1年以上も、約2割の領土がロシアに占領されたままです。
「200~500メートル前進」したとの報道があるが、小学生の運動会レベルの前進であり、ロシアに占領された領土を取り戻すには、何年要するでしょうか。

※反転攻勢「200~500メートル前進」
https://www.asahi.com/articles/DA3S15663133.html


◇「一年以上占領されたから、次の一年も同じですかね」は、同じではありません。
年月が経過すると、その間に、ロシアは塹壕や要塞を増強するので、ウクライナの反撃が、日々厳しくなります。

戦力の逐次投入は、愚策です。
「最短でも数ヶ月の訓練は必要です」は、当初から分かった話であり、ウクライナだけの戦力では、もともとロシアに勝てないのは明確であったので、NATOはもっと早めに決断すべきでした。

※「弱腰」のドイツ政府、ウクライナ侵攻反転攻勢の足かせに
https://www.sankei.com/article/20230125-QDXYODGN …


◇「核の使用をほのめかす相手を暴発させないようにする」は、ロシアの恫喝に西側は屈するべきではありません。
ロシアが核を使用しないとの保障はありませんが、ロシアの核使用が、戦場でどのような利益を得るのか不明確ですし、万一核を使用すれば、風向きが悪ければロシアの領土が汚染される可能性もあり、ロシア国内から反発を招く可能性があるだけでなく、世界各国からロシアは「総スカンを食い」、ロシアの没落を意味します。

※ロシアの核使用「現実的にほぼ無意味」
https://www.asahi.com/articles/ASQBH24HTQBDUHBI0 …


◇「徹底的にロシアを打ち負かす」とまで言わないまでも、「一挙に、戦力を投入して、ロシアに打撃を与える」ことによって、ロシア国内に反政府勢力の台頭を促します。
当面は、ワグネル反乱と、それに誘発されるかもしれないロシア国内の反政府勢力の台頭を期待しましょうかね?

お礼日時:2023/06/24 22:38

> 「広い国土」であるのに、「どうやって反転攻勢する」のでしょうね。


実際は、総ての国境において、反転攻勢をしているのではありませんよね。

貴方は理解力が低すぎる。

将棋やチェスは初手を打つまでは盤面のどこから攻撃してくるか分からないが、序盤が終われば盤面のどこから既に攻撃を仕掛けているかというのは確定している。

戦争も同じ。開戦するまでは単なるデモンストレーションで終わらせるのか、それとも本当に攻撃してくるのか予想がつかない。しかし戦端が開かれた後は、そこに敵軍が侵攻してきている場所を潰せば良い。


> 「具体的に、どうやって阻止するの?」と言われるが、「広い国土」であっても、国土を守る能力(軍事力)があるなら、最低限度、重要な施設の防衛は死守するでしょうが、ザポリージャ原子力発電所やカホフカ水力発電所を防衛出来ていないのは、やはりウクライナに国土を守る能力(軍事力)がなかったことになるのではないでしょうかね。

貴方の当初の質問は、開戦を阻止できなかったか、と問うている。それに対して私の回答は、開戦を未然に阻止できるわけないだろう、具体的に未然に阻止する方法はあるのか? と書いた。

それなのに貴方は、開戦後の侵攻について書き始めていて論点がすりかわっている。


> 西側諸国に、ロシアの核の恫喝を乗り越える覚悟があるのでしょうかね。

ある。ロシアの核の恫喝はブラフ。西側諸国にとって最も痛いのは戦争が長期化する事。これを回避する為に、各国とも少しずつ供与する兵器を充実させている。


> 「国際社会におけるロシアの孤立化政策」は、現状では現実的には無理でしょう。

国連の場における票数は大した問題ではない。大事なのは経済的な結びつき。ロシアから原油を輸入していると言われるインドのような国を方針転換させて、ロシアを経済的に孤立させる事。

同時にプーチンがどれだけ強がったとしても、世界の主要国がロシアの横暴をどのように評価しているかというのは、必ずロシア国内に漏れ聞こえて来るものだし、そうなると政権基盤が揺らぎ始める。
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

◇「戦端が開かれた後は、そこに敵軍が侵攻してきている場所を潰せば良い」と言われるが、ロシアが侵略した結果、ロシア軍は、ウクライナ領土の2割を支配下に置いており、ウクライナ領土の東南部一帯を、一年以上も、ロシアが占領しているので、その総てを、ウクライナは取り戻す必要があり、ご指摘の「敵軍が侵攻してきている場所」は、ウクライナ領土のロシアが占領している東南部一帯の総て(ウクライナ領土の2割)です。

◇「回答者さん」が「開戦を未然に阻止できるわけない」と言われるので、阻止できないなら、「最低限度、ザポリージャ原子力発電所やカホフカ水力発電所のような重要な施設は死守すべき」は、論理の延長線上の話題であり、「論点のすりかわり」ではありません。

◇「ロシアの核の恫喝はブラフ」とおっしゃいますが、「ブラフ」である確証はあるのですか。
それに「各国とも少しずつ供与する兵器を充実させている」の戦力の逐次投入こそが、戦争を長期化させているのではないでしょうか。
一挙に戦力を投入して、ロシアに脅威を与へ、諦めさせることが、終戦への近道ではないでしょうか。

◇「国連の場における票数は大した問題ではない」は、冗談でしょう。
票数からみても、総ての国が、反ロシアで結束できないのは、明らかでしょう。
「インドのような国を方針転換させて、ロシアを経済的に孤立させる」と言われるが、インドは「非同盟」を国是とする国家であり、しかもインドの兵器はロシアに依存しているので、おっしゃるような、早期の「インドの方針転換」は無理でしょう。

※対ロシアで注目、インド「非同盟」の複雑な立場
https://toyokeizai.net/articles/-/582217

ロシアは、中国に依存している面があるが、中国が力を持つのは、それはそれで、脅威になります。

※ロシアは中国の「資源植民地」になる…高まる中国への依存に政府関係者が懸念
https://www.businessinsider.jp/post-267329


「プーチンの政権基盤が揺らぎ始める」は、ロシア人は「従順」であり、「人命軽視」の国民性があるので、難しいでしょうね。

※プーチンを支えるロシア人の「従順さ」と「人命軽視」
https://toyokeizai.net/articles/-/660816

お礼日時:2023/06/22 23:57

>ウクライナが勝利して、2022年ロシアのウクライナ侵攻の発生日(2022年2月24日)以前の状態に戻すことが、可能だと思いますか。



勝利と呼ぶかどうかは別にして、ロシアから東部戦線、ひいてはクリミアへの鉄路を抑えれば、その両方の解放の目はかなり大きくなります。ロシアの鉄路兵站をできなくすれば、残党狩りの様相になります。

>侵攻の兆候あったのに、何故、ウクライナは、ロシアの侵攻を、その時点で、阻止できなかったのでしょうか。
>もともと、ウクライナには、ロシアの侵攻を阻止する能力(軍事力)はなかったのではないでしょうか。

侵攻のための集結はブラフの可能性がありました。それを叩くためにベラルーシを先制攻撃すれば、ロシアの思う壺です。
侵攻を受けたとき、ロシア軍の空挺部隊は空港占拠で良い働きをしましたが、戦車を始めとする陸路の重機はウクライナによって見事にキルゾーンに誘い込まれました。陸路での兵站を期待したロシア軍の空挺部隊が撤退しなければならなくなった要因でもあります。

ウクライナは決して弱い訳ではなく、クリミア併合後は米軍型の軍に脱皮していました。プロイセン式軍隊であるロシア軍は、指揮官、重機への攻撃を受けたことにより、必要以上に烏合の衆であることを体現しました。元々はソ連軍の一部でプロイセン式軍隊でああったウクライナ軍は、そういった弱点を良く知っていたのでしょうし、米軍型の軍に脱皮できなかったロシア軍もそういった弱点を良く知っていたはずです。しかしながら脱皮できなかったぐらいですので、知っていても直すこともできず、また直す気もなかったのでしょう。

そういった意味では侵攻直後のウクライナ軍の動きは、「肉を切らせて骨を絶つ」的な作戦です。全てがうまくいった訳ではなく、占領されてロシア軍による虐殺を許した地域もありますが、80点はあげても良いぐらいです。
日本が海路からの侵略を受ければ、同じ作戦展開をすると思います。もちろん、あくまで「海路からの侵略を受ければ」であって、そんな規模で日本への上陸作戦を展開できるのはアメリカだけですから、当面の心配は無用です。

> ウクライナが勝利する為には、ウクライナのみならず、欧米諸国は、何を成すべきなのでしょうか。

ロシアの沸点を見極めながら、兵器を追加支援することです。もちろん、紛争解決後に、大量の西側兵器が残ってしまうようなら、回収は必須でしょう。一時ほどではないにせよ、ウクライナは腐敗の多い国で(それでもロシアと比べれば1/10ぐらい)、また、色々な勢力がいます。下手をすると、北朝鮮や戦後のロシアに転売されます。中国は待ち構えていることでしょう。

仮にウクライナが全土奪還したとして、ロシアを攻撃できる兵器を西側が渡すかどうか、多分渡さないでしょう。西側としては、以下が望むことです。
・戦争による領土拡大という実績をロシアに達成させないこと。
・戦争を通じてロシアを弱体化させ、ロシアの脅威レベルを低下させること。

これ以上のことを追求すると、ウクライナ軍はロシア国内に進軍が必要ですし、補給線が延び切ってしまい、ロシアの反撃を受けます。奪還したはずの領土が再奪還されかねない。

もちろん、「可能な限り、ロシアに賠償させる」という目標は次点としてあります。そのためには、ロシア国内に、敗戦とまでは言わないものの実質的な敗戦を自覚し、少しでも賠償に応じる「新政権」を樹立するよう工作することも含みます。プーチンをはじめとする強硬派が居残るようであれば、ロシアの対外保管資産を取り上げて代理賠償したりすることはあるでしょう。既に一部は実行されていますし。

更に更に戦争終結前にロシアが軍、政権ともに崩壊してくれるのであれば、そして核の保全が確実に為されるのであれば、それは最良の結果です。ウクライナを加えるかどうかは別にして、各国はロシアを民主化すべく協力してロシアを統治するかもしれません。そうなれば、戦犯の確保、ロシア国内の資産の確保も容易です。接収したロシア資産は賠償金や、ウクライナ復興の原資、西側の兵器供給国の負担補填に宛てられます。

ここいら辺は取らぬ狸のなんとかですが、賠償を回避するロシアには、制裁を継続すべきです。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

◇「ウクライナ軍の動きは・・・全てがうまくいった訳ではなく・・・80点はあげても良いぐらいです。」と、おっしゃいますが、甘すぎる採点ではないでしょうかね。
重要な施設はウクライナが死守して防衛すべできでしょうが、ザポリージャ原子力発電所やカホフカ水力発電所等の重要な施設も防衛出来ていません。
「ロシア軍は、ウクライナ領土の2割を支配下に置いて」おり、割合的には8割は防衛できていますが、重要な施設の防衛も出来ていないのに、80点をあげるとは甘すぎませんかね。

ウクライナ領土の東南部一帯を、一年以上も、ロシアに占領されては、ウクライナは、簡単に、領土の総てを、奪還できるとは思えないので、どこかで、妥協せざるを得なくなるのではないでしょうか。


◇「西側としては、以下が望むことです。
・戦争による領土拡大という実績をロシアに達成させないこと。
・戦争を通じてロシアを弱体化させ、ロシアの脅威レベルを低下させること。」
については、同感ですが、おっしゃるような「ロシアの沸点を見極めながら、兵器を追加支援する」の戦力の逐次投入で、ロシアを打ち負かすことができるのでしょうか。
ロシアの脅しに屈することなく、一挙に、戦力を投入しないと、ウクライナの兵力は疲弊してしまい、長期間は戦うことは難しくなるのではないでしょうか。

ウクライナが武力で、全領土を取り戻すことは不可能でしょうから、おっしゃるように「ロシア国内に、敗戦とまでは言わないものの実質的な敗戦を自覚し、少しでも賠償に応じる『新政権』を樹立する」が決め手になるかもしれませんね。
その為には、一挙に、戦力を投入して徹底的にロシアを打ち負かさないと、ロシア国内に、反政府勢力の台頭を期待するのは難しくはないでしょうかね。

お礼日時:2023/06/22 23:55

> もし、可能であるなら、ロシアのウクライナ侵攻以前には、侵攻の兆候あったのに、何故、ウクライナは、ロシアの侵攻を、その時点で、阻止できなかったのでしょうか。



具体的に、どうやって阻止するの? 隣国で軍事演習しているだけと、あからさまな嘘をついていたロシアであるけれども、その状況でウクライナからロシアを攻撃したら先制攻撃になってしまう。

広い国土で、北方はベラルーシ、東方はロシア、南方はロシアに占領されたクリミアと囲まれた状況で、どこから侵攻してくるかも分からない。開戦するまでは、能天気なドイツもフランスも、ロシアが戦争するわけないと高をくくっていた。

具体的に、どうやって阻止するの?



> (2) ウクライナが勝利する為には、ウクライナのみならず、欧米諸国は、何を成すべきなのでしょうか。

1. 航空戦力および長距離射程兵器の提供
2. 国際社会におけるロシアの孤立化政策
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

(1)「広い国土で、北方はベラルーシ、東方はロシア、南方はロシアに占領されたクリミアと囲まれた状況で、どこから侵攻してくるかも分からない。・・・・具体的に、どうやって阻止するの?」とおっしゃるのであれば、「広い国土」であるのに、「どうやって反転攻勢する」のでしょうね。
実際は、総ての国境において、反転攻勢をしているのではありませんよね。

「広い国土」は、ウクライナの特性であり、その「広い国土」であることを理由に、もし反転攻勢を失敗したら、やはりウクライナに国土を守る能力(軍事力)がなかったことになるのでしょうね。

「具体的に、どうやって阻止するの?」と言われるが、「広い国土」であっても、国土を守る能力(軍事力)があるなら、最低限度、重要な施設の防衛は死守するでしょうが、ザポリージャ原子力発電所やカホフカ水力発電所を防衛出来ていないのは、やはりウクライナに国土を守る能力(軍事力)がなかったことになるのではないでしょうかね。


(2)「 1. 航空戦力および長距離射程兵器の提供」は、かねてからウクライナが希望していますが、ロシアの核の恫喝に怯んで、西側諸国が躊躇しているのが現状ですが、西側諸国に、ロシアの核の恫喝を乗り越える覚悟があるのでしょうかね。

「2. 国際社会におけるロシアの孤立化政策」が本当に可能であれば、今回のロシアの横暴は、もっと早く終結しているでしょうが、
国連の対ロシア非難決議でも、ロシア、ベラルーシ、北朝鮮、エリトリア、マリ、ニカラグア、シリアの7カ国が反対しており。中国やインド、南アフリカなど32カ国は棄権票を投じ、13カ国は無投票であり、「国際社会におけるロシアの孤立化政策」は、現状では現実的には無理でしょう。

お礼日時:2023/06/21 22:09

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