あなたの習慣について教えてください!!

根拠をあらわす「~からして」と「~からみて」の細かい違い?がわかりません。

今年は変な事件が続いている。
第一、天気(    )おかしい。 A、はおろか  B,からして  C,からみて

選択肢が3つあり、1つは明らかに違うとわかりましたが、BもCも両方いけるのでは?と思いましたが、解答見ると「Bからして」でした。
解説ついていない問題だったので、なぜCがダメなのか、教えていただけませんか。><

A 回答 (11件中1~10件)

> なぜCがダメなのか、教えていただけませんか。

><

☆☆ 今年は変な事件が続いている。第一、天気(からみて)おかしい。☆☆
★★ 今年は変な事件が続いている。第一、天気(からして)おかしい。 ★★

No.6の回答にあるように、
(からして)には、❶~をはじめとして、~がまず第一にのような、筆頭を述べる用法と ❷~から判断・推量するとのような、判断の根拠起点を述べる用法と、最近は減っているものの❸「年寄りからして浮かれてしまって」のように、「はじめとして」でも「筆頭に」でも「一番目に」でもなくて、「あるべきではないものまで」のような「最終的には~~まで」とかの用法もあります。この❸は「あってはならない、まともじゃない」という感覚がベースにあるときに使われます。また、❹「まだエアコンがないころからして」してのような時間的に昔であることを示す用法などがあります。

(からみて)は、①(……からみて~~~)というセットが想起される用法で、~~~が推論や判断の結果、……が推論や判断の根拠の提示となる用法でしょう。(から言って)と意味としては同類ですが、(からみて)は推論や判断の過程を気にしていて、(から言って)は推論や判断の根拠の提示であることに力点があるのでしょう。

B★★ 今年は変な事件が続いている。第一、天気(からして)おかしい。★★
(からして)❸のような感じ、「社会的な事件まで」での意味ならおかしくはないです。 この言い回しの場合、「今年はおかしい、変だ」が当人の感想や思いの中心事で、その思いが、「 今年は変な事件が続いている」の言葉になっていて、それがトリガーになって、異常の例が次々浮かび、天気からしてとか、事件性のない現象や傾向に及んでいるのでしょう。
 「第一」というのと「まで」を妙に思う人もいるのでしょうが、異常さの強調で、「いろいろあるけど、まずもって」と「だいいち」を口頭の間投詞/感嘆詞的に使うこともあるので、B(からして)でもダメではないです。

C☆☆ 今年は変な事件が続いている。第一、天気(からみて)おかしい。☆☆
(からみて)は、①(……からみて~~~)というセットが想起される用法とすると、推論や判断の根拠と結果を、この言い回しの中で見つけることになります。 「あそこの団地ではどこも洗濯物を干している。第一、天気(からみて)おかしい」 これならば、発言者が何を思っているのかが想像できるし、C(からみて)でもダメではないです。 「スペインの選挙で右派が伸び悩んだ。第一、天気(からみて)おかしい」 これだと、発言者が何を思っているのかが想像できません。 本人が口にしても、通常の聞き手が表現を理解できない、コミュニケーション不全を起こすものは、表現としてダメでしょう。 第一をなくしたり、置き換えて、「今年は変な事件が続いている。天気からみておかしい」、「今年は変な事件が続いている。それに(例えば)、天気からみて(も)おかしい」のように例示や並記の形にしても、セットとしての理解が出来ないです。根拠提示やロジックとか思考過程とも理解出来ないです。
 C(からみて)ではダメでしょう。
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No. 9 の白亜気さんの解説は、完璧だと思います。

おそらくは、ここまで素晴らしい回答を読んでも、質問者にはよくわからないかもしれません。もしそうなら、白亜気さんの解説を100回ほど、10時間くらいかけて読み直したとしても、やっぱりわからないと思います。

それはなぜかというと、すでに言った通り、質問者さんが今までに注意深く読んだり聴いたりしてきた日本語の量が少なすぎるからです。

今回はこの問題は忘れて、初心に帰って、まずは童話も含めて、青少年向けの小説などをたくさん読み、そのあとに大人向けも読み、ついには少し小難しい本もどんどん読んでいって、10年ほど経ってからこういう問題に立ち返れば、その時には実によくわかるようになっているだろうと思います。

第一、そこまで日本語を読んだり聴いたりしてきた人なら、最初からこんな質問をしないはずだし、回答者に対してトンチンカンな返答をして、変なところで歪んだ理解を自分でどんどん進めてしまうなんてこともなかったはずです。白亜気さんの回答は実に長くて複雑そうに見えますが、それさえ本当は読む必要のないくらいに、すでにこの問題については自分でわかっていなければならないのです。

すでにかなりの部分が理解できてはいるけれども、自分ではどのように解説すればいいかはよくわかっていない人が、白亜紀さんの解説を読むと、たとえ斜め読みしてもすぐに「そうだ、その通りだ」と膝を打つことになるでしょう。
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>なぜCがダメなのか、


文脈によってはだめではありません。「C,からみて」は判断の根拠を示していますが、「B,からして」はいくつか列挙する場合その最も重要なものを示すのに使います。
ここでは後者の意味で文脈を読みとれということだったのでしょう。
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No. 6 への質問者様からの返答より:


>>第一がなかったら「天気から見ても、おかしい」がいけるのでは?と思えてきました。
============

これも、申し訳ないですが変だと思います。

今年は変なっ事件が続いている。天気 ★から見ても★、おかしい。

もし上のように言ったとしたら、
「天気から見ても、(天気というものを検討した上で考えてみても)今年において続いている事件は、おかしい(変だ)」
ということになってしまいます。

もうこれ以上は、私はコメントしないことにします。ますます泥沼に入っていくだけです。

申し訳ありませんが、質問者さんはあまり本を読んだことがないのではないですか?あなたが大学生だと仰っていたと思いますが、仮に今20歳だとしたら、生まれてから(1冊平均で 300 ページだと想定して)1,000 冊くらいは読みましたか?私が思うには、失礼ながらそんなには読んでおられず、もしかして 100 冊さえ読んでいないのではないでしょうか?仮に100冊を超えているとしても、どちらかというと内容の薄い、あまり深く考える必要のないような娯楽とか実用に関するものだけを読んできたのではないでしょうか?

もしそうなら、こういう問題に関してはこれ以上に考えても無駄です。まずは最低でも、1冊平均で 300 ページと想定し、どんなに少なくても 1,000 冊は軽々と読破しないといけません。そしてそのうち、少なくとも数冊は、暗記するんじゃないかと思えるくらいに真剣に、命がけで、命を削るがごとき勢いで、これを読まなければ私は死ぬしかないという思いで読むことです。

そして読みながら、滝のごとく涙を流した経験がどれほどありますか?その本を読まないでは生きておれず、悪いこと(危険なこと)とは思いながらも、授業中にその本を開いて読みふけらないではいられず、歩きながらでも読み続けてしまい、他の人からは変人と呼ばれ続けてしまうくらいに読み続けた経験がないと、こんな日本語の深い問題について考えても仕方がないと思います。

ただの試験のため、ただの資格試験に受かるため、ただのお金のための勉強をするだけなら、今回のこんな問題は適当にごまかしておいても、試験なんてものには受かります。
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質問者さんが別の回答者様宛に書かれたコメントについて、横から口を挟んで申し訳ありませんが、次のように私は感じます。



****************

2、外国人からして、靴を脱ぐ習慣は変に感じる。

>>「外国人にとって、靴を脱ぐ習慣は変に感じる」こと自体が理由なので、前文に結論が必要になる文があるということですよね。

>>例えば、ある外国人が日本を旅行したときに靴を脱ぐ習慣に驚いたそうです。日本では当たり前だが、外国人からして、靴を脱ぐ習慣は変に感じる。
などでしょうかね。

************

これは、私には変な議論だと感じます。そもそも、
2. 外国人 ★からして★、靴を脱ぐ習慣は変に感じる。

なんていう日本文を書く人は、少なくとも日本人にはいないでしょう。(ただし、最近の若い人たち(たとえば10代とか20代の若者)の日本語は、従来の日本語(つまり明治・大正・昭和・平成までの 150 年間くらいの日本語)とはかなり違っているかもしれないので、よく知りません。少なくとも30年前までの日本の、150年間ほどの間に一般的とされていた日本語の使い方とは違っていると私は思います。

日本人 ★からして★、少なくとも最近の日本人の一部には、靴を脱ぐ習慣は変に感じる人もいる。

というような日本文ならあり得るでしょう。このように「からして」というのは、辞書に書いてあることからも察知できることだと思いますが、
「これこれこういう単純明快で誰でもわかりそうな例を見てもすぐにわかるように」
というような意味合いだと思うのです。だから、
「外国人からして、靴を脱ぐ習慣は変に感じる」
なんていうことを言う人がいるはずがないと私は思います。

もしかして、質問者さんは日本人だけれども、そういう意味での「からして」という日本語表現をあまり読んだり聞いたりしたことがないのでしょうか?あるいは、現代の十代や二十代の日本人が使う日本語においては、そういう、私から見れば奇妙に見えるような使い方をするんでしょうか?
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手元の3種類の紙の辞書と、ネット上の辞書1種類とを参照して、次のことに気づきました。

「~からして」には、2通りの、少し違った意味合いがあるので、混同してはいけないと思います。

からして
(1)~をはじめとして、~がまず第一に。
名前からして変わっている
服装からしてだらしがない

(2) ~から判断(推量)すると。
彼の性格からして、簡単にあきらめるはずがない。

出典: 三省堂国語辞典、8版

**************

他の回答者さんはみな、この「~からして」の2種類の意味のうち、(2) だけに囚われてしまっているように思います。でも質問者さんの出している今回の用例においては、むしろ (1) の「~を初めとして、~がまず第一に」という意味であると思います。

つまり、
今年は変な事件が続いている。第一、天気(    )おかしい。 
となっていますが、ここでは
「今年は変な事件ばかり起こっている。第一、天気をまず見てみても、すでにそれが異常である。他のことに関して言えば、みんな異常だ」
という意味合いです。だからこそ、辞書の (1) の定義通り、「~からして」を使ったらよいのです。ここでは辞書の (2) の「~から判断すると」という意味ではないと思った方がわかりやすいと思います。
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この回答へのお礼

確かにこの文のキーは”第一”ですよね。
第一がなかったら「天気から見ても、おかしい」がいけるのでは?と思えてきました。
私も今様々な例文を見ながら分析&研究中です。

確かに判断ではないかもしれませんね。
簡単に要約してみると、「変な事件が続いているのは、いろいろ根拠や理由があるだろうか、その1つとして天気がおかしということ。(大きい理由?)もちろん他にもあるだろうけど…」って感じでしょうかね。

からみてを使ってみると
「変な事件が続いてるけど、天気だけに焦点をあててみると、天気がおかしいから事件が続いているのだろう。」事件が続くのは、天気がおかしいというのが理由…になるんじゃないですかね。

でも、あの分は”第一”と、すでに複数の理由や根拠がすでにヒントで出ているため、「からして」がベストなのかなと!

お礼日時:2023/07/25 11:55

「~からして」は複数の理由・根拠の中の一つを取上げていますが、「~からみて」は固有の理由・根拠を取上げています。



例文の場合、第一と前提が示され複数の中の第一なので「~からして」が正解になります。■
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「~からして」については、この下のリンク先に詳しい解説があります。


https://www.edewakaru.com/archives/20261545.html
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(1) 今年は変な事件が続いている。

第一、天気(    )おかしい。

天気「から見ると」と言えば、「天気を観察していると、天気を検討した結果として」というような意味になります。ここでもし、
「第一、天気から見るとおかしい」
なんてことを言ってしまうと、「変な事件が続いているが、天気を観察してみると、今年に置いて変な事件が続いているという今の状況はおかしいということになる」なんていう意味になってしまいます。少し変だと思いませんか?

しかし、「第一、天気からしておかしい」と言えば、「変な事件が今年は続いているが、第一(そもそも)天気などというきわめて単純な(誰から見ても明白な状況)を見ていても、それがおかしい(異常だ)ということがわかる」という意味になります。

すなわち、「天気からして」と言えば「天気のような単純な(客観的な事象なので、誰の目から見てもはっきりわかるような、という意味で単純な)ものでさえ」という意味だと私は思います。簡単に言えば、「~からして」というのは「~でさえ」というような意味だと思います。


(2) あの俳優は声からして、大人の魅力がある。
これは、質問者さんが言うような「俳優が大人の魅力があるのは、声がいいから」という意味ではないと思います。「~からして」というのは、上でも述べたように、「(声)などという、客観的に見て、子供にでもわかるような明白でわかりやすく単純なものを見ていても」というような意味だと思います。

つまり、大人の魅力には、いろいろな、わかりにくい難しい深いいろんなものがあると思います。目や耳などにははっきりとは見えないような、そして子供にはわかりにくいような奥深い大人の魅力というものがあると思います。その俳優には、そういう、すぐには人には見えないかもしれない奥深い微妙な大人の魅力がいろいろとあるのでしょう。

そしてここでは「声からして、大人の魅力がある」と言っているのですから、その俳優にはいろんな大人の魅力があって、他の魅力に関してはいろいろとわかりにくい、奥深いものがあるかもしれないけど、声という、子供にでも、(極端に言えば馬鹿にでも)すぐに感じられるような魅力がその俳優の声には備わっている、という意味だと思います。


(3) あの選手は体格面では問題ないが、精神面からみて不安がある。

「精神面から見て」というのは、「精神面を見ていると」とか「精神面という観点で」とか「精神面に関して」という意味です。だからここでは、

その選手は、体格は立派だけれども、その選手は精神的な問題がある(たとえばすぐに落ち込むとか、暴れてしまうとか、暴言を吐くなどという問題を起こしてしまう」ということです。

くどくどと書きましたが、いくらかでもわかってくださいましたか?ところで質問者さんは、外国人として日本語を勉強しているのか、あるいは日本人として日本語を普通の人よりも詳しく研究したいと思っているのか、どちらでしょうか?いずれにしても、こういう言い回しをきちんと理解できるようになるためには、たくさんの日本語を読みまくる以外には方法がないと思います。問題集とか参考書なんてものは所詮、試験に要領よくパスするための付け焼刃的な勉強法でしかなく、本当の日本語力を身に付けるためには、きちんとした日本語の、文学や歴史や時事問題や実務書など、ありとあらゆるいろんな文章をたくさんたくさん読み続ける以外にはないと思います。
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この回答へのお礼

大学の課題でやっておりまして…日本語や日本文化学科専攻で、かなり難しい課題で苦しんでいます…

最後のアドバイスが、本当その通りだなと思います。

お礼日時:2023/07/25 11:50

におっしゃる通りです。



「Bからして」は、「~からして」という表現は、前提条件や前の文脈から判断して、それに関連する理由や事実を示す場合に使われます。つまり、前提条件が示されていることによって、後ろの文の理由や結論を導くことができます。

例文「今年は変な事件が続いている。第一、天気(Bからして)おかしい。」では、「変な事件が続いている」という前提条件が示されているため、「天気がおかしい」という結論が導かれています。

一方、「Cからみて」は、「~からみて」という表現は、物事の観点から判断してある結論や理由を導く場合に使われます。前の文が結論であり、後ろの文がその結論を支持する根拠や観点を示すことが特徴です。

例文「あの俳優は声からして、大人の魅力がある。」では、「声からして」という表現によって、「声がいい」という観点から、俳優の大人の魅力があるという結論が導かれています。

また、「あの選手は体格面では問題ないが、精神面からみて不安がある。」では、「精神面からみる」という観点から、「不安がある」という結論が導かれています。

したがって、これらの表現では前の文が結論であり、後ろの文がその結論を支持する根拠や観点を示すことになります。前文には条件が提示され、後ろの文がその条件に基づく結論を導くと理解できます。
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この回答へのお礼

色々見えてきました。

もう1点代入法を考えてみました。

1、外国人からみて、靴を脱ぐ習慣は変に感じる。
2、外国人からして、靴を脱ぐ習慣は変に感じる。

この2つの文があると仮定して

1は
外国人の立場になると、靴を脱ぐ習慣が「変だ!」と感じる ことが結論になっていますね。

ただし、2なら
「外国人にとって、靴を脱ぐ習慣は変に感じる」こと自体が理由なので、前文に結論が必要になる文があるということですよね。
例えば、
ある外国人が日本を旅行したときに靴を脱ぐ習慣に驚いたそうです。
日本では当たり前だが、外国人からして、靴を脱ぐ習慣は変に感じる。
などでしょうかね。

お礼日時:2023/07/25 11:27

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