アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

東條英機が首相に就任した時の階級って陸軍中将だったと思うのですが、この場合内閣総理大臣兼陸軍中将の東條英機とその他の普通の陸軍大将とではどっちが偉くなるのでしょうか?そもそもなぜ大将でなく中将の東條が首相になったのでしょうか

A 回答 (4件)

その時代「内閣総理大臣」ってそれほどえらい立場ではなかったような.



さておき厳密に区別することはできないんだけど「軍令」と「軍政」というのがあって, そのうち軍政については陸軍大臣が事実上のトップ (法的にはもちろんその上に天皇がいる). だから, 行政面では中将だろうと大将だろうと, 「ふつうの」陸軍大将に命令をすることができる.

一方で軍令は参謀本部の長たる参謀総長が (事実上の) トップになる. そして, 陸軍省と陸軍参謀本部はそれぞれ独立した組織だから, たとえ陸軍大臣であっても (内閣総理大臣ならなおさら) 軍令には口出しできないことになっていた.
    • good
    • 0

建前上民主主義国家だったので階級は関係ありません

    • good
    • 0

旧陸海軍は官(中将などの階級)と職が分かれていたので、


天皇陛下が親任する大将と親補職である陸軍大臣は
陸軍三長官(参謀総長、教育総監)の一つとして
陸軍最高幹部とされるもので、親任官(明治憲法下で
天皇陛下に直接親任式で任命される官僚の最高位)なので、
親補職であると共に親任官であることから、大臣が中将でも
(法律での理論上は)大将にも行政命令を出すことができました。

東条が大臣になったのは官僚として優秀に見えたから。
例えばオトポール事件でユダヤ人を逃がす樋口季一郎に対し
同盟関係にあるドイツに配慮するべきという大勢を覆し
ドイツの抗議を人道的見地から一蹴してしまうなど、
周囲にその対応で影響を与えていました。
(ただし、後世からみると優秀かどうかは評価が分かれます)

現在の内閣総理大臣と最高裁判所長官も親任式を経ますが、
現在は親任官という官はないので親任官とは扱いません。
東条英機は中将で陸軍大臣になりましたが、
内閣総理大臣に就任した1941年10月18日付で
大将に昇格しているので、厳密には首相時は大将です。
    • good
    • 0

当時の大日本帝国の状況下では首相の座に就くのは尻込みして、


成り手がいませんでした、下手な発言をすれば殺される事が大
だったからです、お人好しの東条英機が火中の栗を拾ったのです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A