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日本のほとんどの高校で英語以外の言語(韓国語や中国語、スペイン語など)の授業を選択することも可能にするメリットはあると思いますか?日本ではほとんどの高校(国際系以外)で元々英語しか選択できないことについて何か思うことはありますか?

A 回答 (3件)

高校までの英語の位置づけは、日常生活で必要な能力・知識』のひとつとしての外国語、だと思います。



大学の『最高学府の人にふさわしい教養』のひとつとしての第二外国語とは違います。

今日、英語や英語由来の言葉は日常生活で誰もが使っています。
英語の知識がないと日常的なコミュニケーションで困る場面が結構あると思います。
それがないと意思疎通できないとか、何かを理解できないと言った、実際に『困る』場面があります。

それは、別に英会話がちゃんとできなくても、英語の文章をちゃんと書けなくても、ただ文字面を読むだけで良い場合なんて山ほどありますから、わかっていただけると思います。

つまり、一般の日本人の普通の日常生活で、英語の知識はないと困るんです。

しかし、韓国語も中国語もスペイン語も、だれか使ってますか?
中国の簡体字やハングルが読めなくて何か困りますか?
スペイン語の表記が読めなくて誰か困るんでしょうか?

つまり、そんなの、一般の日本人の普通の日常生活でなんか、いらないんです。

だから、高校までの授業でそれを選択できるようにすることに、必然性は全くないと私は思います。

私はプロファイルに記した通りの在米の隠居爺です。
日本で生まれ育ち、若いころに当地に渡って来ました。
それ以降、アメリカ国内のいろいろな場所に暮らす傍ら、日本や欧州と頻繁に行き来する暮らしをしてきました。
当地で生まれ育った子供たちの教育ではいろいろな言語の経験をしてきました。

当地では小学校から英語とスペイン語を教えます。
当地で暮らす一般の人の普通の日常生活で使われているのが英語とスペイン語だからです。

一方、こちらの社会には、ウチの子どもたちのように、英語でもスペイン語でもない言語を日常的に使う人が居ます。
そういう人たちは、そういう国の人が集まる特別な学校に通います。
日本語の場合は、日本人学校とか、日本語補習校と呼ばれるところです。

ウチの子どもたちの場合、ウィークデーは当地の普通の学校(日本の方々は『現地校』と呼んでいます)に通い、土曜日にだけ日本語補習校に行き、日本の国語のほか、算数の授業を日本語で受けました。
日本語補習校は小中高とありましたが、そこにずっと12年間通わせました。

また、これは私たちが暮らしている町の特殊事情ですが、この町では中学と高校には希望者向けに第二外国語のクラスがあります。
この町が州立大学の旗艦校を中心にした大学町だからです。

町の人口が6万ちょっとなのに対し、その大学の学生・研究者の数が約3万人。
人口の残りも、そのほとんどが大学教員とその家族子弟をいう、文字通りの大学町です。
大学がそんなマンモス総合研究大学で、それも世界的にも権威のある大学世界ランキングで東大と比肩する優れたところなので、もともと人種のるつぼのアメリカですが、ここに住んでる人はそれ以上に世界中から来た人たちになります。

なので、隣近所と付き合うのに普通に学校で習う以外の外国語が必要になる人が少なくないのです。

ウチのこの場合もそうで、近所で家族ぐるみで付き合う、子どもたちにとっては幼馴染の同年齢やお姉さんお兄さん妹弟が居ます。
なので、必要に駆られてそういった授業を取っていました。
彼らの場合はフランス語と中国語でした。

この授業は徹底していて、日本のように文法だの発音だのと言った、教科書を使った『座学』は全くありません。
ネイティブスピーカーの教員が『日常生活に困らない』という目的に特化して教育と言うより訓練に近い指導をします。

だから、子どもたちは日常生活でちゃんと使えるようになりました。

中国人の家族が夏休みに本国に帰省するときに子どもたちだけ連れて行ってもらいましたが、半月の滞在で、滞在先の家族との生活でも、近所の子と遊ぶのでも、現地語で問題なく暮らしていけたと言ってました。

また、大学ではダブルメジャーをしていたために取らないといけない単位が多くなり、夏休みには他の大学の夏季集中講座に行って単位をかき集めるなんて言うことをしていました。
そこでは、フランス出身の幼馴染の実家に世話になり、そこから地元の大学の夏季集中講座に通ってましたが、世話になった家での生活も、大学で受けるフランス語の授業への参加にも問題なかったと言っています。

こういう結果を生む言語教育ならいいんじゃないかと思いますが、日本でそれってできるんですかね。
私には無理だと思いますけど。
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現実問題として、とりあえず世界で使える共通語は英語ですからね。



だけど、すべての日本人が「英語で外国人と交流する」とは限らないので、
・韓国人の多い地域ではハングル語
・中国人の多い地域では中国語
・ブラジル人の多いところではポルトガル語
など、日常の中で最も使う可能性の高い言語を学べるのが実用的でしょうね。
地域の人に「先生」になってもらえばよい。
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アメリカの植民地みたいだよね。


日本の学校経営者がみずから選択肢を放棄してアメリカの植民地にしている。

北海道の根室市ではロシア語をやれば役に立つし、
長崎の五島列島では朝鮮語をやれば役に立つし、
沖縄の与那国島では台湾語をやれば役に立つ。

教育者が自分の頭で考えんようになって、東京の真似ばかりするから個性がなくなってしまったよな。
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