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赤い下線部。なぜそうする必要があるのですか?

「赤い下線部。なぜそうする必要があるのです」の質問画像

A 回答 (3件)

その赤線の表現は、ちょっと誤解を招きますが


「運動エネルギーは、位置エネルギーの 1/2 に等しい」
といっているのではなく、あくまで「①式を変形するとこうなる」といっているだけです。
「①より」とちゃんと書いてありますよね。

この場合には、
・人工衛星の運動エネルギーは
 Ek = (1/2)mv^2
・「地球の重力場」での人工衛星の位置エネルギーは、無限遠を基準(位置エネルギーがゼロ)とすると、無限遠から「万有引力」に逆らって(従って力の大きさは -GMm/x^2)距離 r の地点まで運んでくる「仕事」に相当するので
 Ep = ∫[∞→r](-GMm/x^2)dx
  = [GMm/x][∞→r]
  = 0 - GMm/r
  = -GMm/r
(高校物理だと、これは「天から与えられた公式」かも)

従って、力学的エネルギーは
 E = Ek + Ep = (1/2)mv^2 - GMm/r    ②

ここで、①の関係が成り立っていることから
 (1/2)mv^2 = (1/2)GMm/r
と変形でき、②式に代入すると
 E = (1/2)GMm/r - GMm/r = -(1/2)GMm/r   ③

無限遠、つまり宇宙のどこへでも行くためには、追加するエネルギーを ΔE とすると
 E + ΔE > 0   ④
(すべての場所で、いかなる位置エネルギーの場所であっても力学的エネルギーが正、つまり運動エネルギーを持つ)
となることが必要であり、③④式より

 -(1/2)GMm/r + ΔE > 0
→ ΔE > (1/2)GMm/r

となります。
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P点の万有引力はF=G(Mm/r²):①の右辺


この右辺をrで積分すると-G(Mm/r)+C。
Cを0としたものが、万有引力位置エネルギーで、-G(Mm/r)。

運動エネルギーは(1/2)mv²

力学的エネルギー=運動エネルギー+位置エネルギーなので、
=(1/2)mv²-G(Mm/r) ②

ここからvを消去するために、①の両辺にr/2を掛けている。
[(1/2)mv²=GMm/2rが求まるから②にそのまま代入してる]
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必要はありません。

ただのコツです。
十分条件ってやつです。
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