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【日本史】木彫りのおじいさんとおばあさんでホウキを持っていて、これは何ですか?と聞くと昔は結納のときに女性が持参していたと言われました。

なぜ昔の女性は木彫りのほうきを持ったおじいさんとおばあさんの人形を結納品として持参していたのですか?

A 回答 (4件)

> 昔は結納のときに女性が持参していたと言われました



この「昔」というのは明治、大正、昭和のころのことです。
江戸時代にはそのような風習も、いわゆる結婚式のようなものも行われず、女性を迎え入れる側が宴を催して祝う程度が普通だったようです。
明治になってから、神前結婚のような儀式をするようになって、単に嫁として行く、嫁を取るというだけでなく、双方両家の繋がりを固めるという意識ができて、結納や結婚式が行われるようになったらしいです。
で、そのときに、関西で、高砂という謡曲が謳われ、男女の一夫一婦で長く続くようにと、双方が願い、結納の際に、男側が女側の家に高砂人形を贈呈するようになったのは、一夫一婦を続ける、妻妾を何人も持たない、離縁も考えないという意思表示だったのかもしれないですが、その後、ただの形骸化が進んで、ただの縁起物になっていったのでしょう。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASIH01H0K_R00 …
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「新郎側から新婦側へ結納の品として高砂人形を贈るのは関西を中心とした慣習。他の地方ではあまり見られない」と阪急うめだ本店(大阪市)の結納用品売り場担当、高道学明さんは説明する。
高砂人形は「能の『高砂』が結婚式で舞われたことなどから、いつしか人形も縁起物として結納品に組み込まれたのでは」と八木教授は話す。
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https://www.daishin.gr.jp/yuinou/pre.html
高砂人形は、通常、男の側の家が、女の側の家に贈るもので、嫁入りする女が持参するものとはされていないです。
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結納品(男性側)
結納品は儀式で贈る縁起物です。古来、現物の受け渡しでしたが、現在は水引細工が施された品のセットになっています。 品目は割り切れないように奇数で用意します。
基本は、熨斗(鶴)、寿栄廣(亀)、御帯(結納金)(松)、家内喜多留(御酒料)(竹)、松魚(御肴料)(梅)の5品ですが、 最近ではほとんどの場合に婚約指輪(結美和)を結納の儀式で用意しているので、それにもう一品(高砂人形か友白髪)を加えた7品にします。 9品の場合はさらに寿留女、子生婦を加えます。
「【日本史】木彫りのおじいさんとおばあさん」の回答画像5
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この回答へのお礼

みんなありがとうございます

お礼日時:2023/09/10 19:19

こういう感じのものでしょうか?


https://www.kagetsudoh.jp/luck.php

そこに有るように『夫婦が力を合わせて寿福を集め厄払いをして家庭を守る』という縁起に基づく飾り物ですね

確かにそういうものを結納品として利用していたような記憶はあります
数十年くらい前は比較的そういうケースが多かったと思います
今は絶滅危惧種でしょうけど
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高砂人形ですね。

長寿 と 夫婦円満 の縁起物です。
尉(じょう=おじいさん)が持つ熊手には「福をかき集める(財運)」、
姥(うば=おばあさん)が持つ箒(ほうき)には「邪気を払う(魔除け)」の意味があります。
「夫婦ともに助け合い、夫が福(財)を集め、妻が家庭を守り整える」の意味になるそうです。
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翁とおうなの像です。

共に白髪の生えるまで寄り添って生きていきましょうという印です。
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