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日本では昔は多くの女性が働いていた為、男性が一人で家計を担い女性が専業主婦をするというのは主流ではなかったそうですね。
では歴史上そのまま共働きが主流のまま、専業主婦や固定的役割分担が増えないまま現代になっていたら日本はどうなっていたと思いますか?
良い面だけ考えたら女性がもとから社会に出ている(?)としたら社会(再?)進出の手間はある程度緩和されたのでしょうか?(ジェンダー平等自体は課題として残るのでしょうが。)
逆に、発生したと考えられる別の問題は何か考えられますか?

質問者からの補足コメント

  • すいません、ここでの男性が家計を担いというのは家庭での経済管理ではなくて、
    男性が外で仕事をして収入を稼ぐスタイルの事です。

      補足日時:2023/10/06 18:20

A 回答 (5件)

#4です。

お礼ありがとうございます。ソースもありがとうございます。

まず古市憲寿氏の認識は「日本では欧米と違って女性に財産権や契約権があった」ということを踏まえていません。だから「専業主婦なんて100年の歴史もない」なんて誤解するのです。

日本の女性は早ければ室町時代から遅くても江戸時代には専業主婦でした。実際、大奥も将軍の正室である御台所と女官たちが徳川将軍家の家計を管理していました。

世界広しといえども後宮(ハーレム)の会計管理を女性達が担っていたのは日本だけです。

また欧米の女性達には日本と同等の専業主婦は存在しません。なぜなら欧米女性達は「夫の給料を管理して家計を運営する」ことは無かったからです。

この二つの大きな違いを認識しないと、正しい日本の家計の歴史は理解できないです。

それを踏まえたうえで、回答を修正します。
>では歴史上そのまま共働きが主流のまま、専業主婦や固定的役割分担が増えないまま現代になっていたら日本はどうなっていたと思いますか?

それは明治維新で西洋化するかしないかで、方向性が変わっていたと思います。
 西洋化は近代化と民主化であったわけですが、これは同時に「男性国民を可能な限り兵士として動員すること」であったのです。

日本も維新後、富国強兵で西洋化を目指したので「男性を家父長として女子供を守る西洋的家族」も同時に目指すことになりました。これにより、西洋ほどではないにしても日本女性も家庭に入る、という方向になっていきます。

なので「共働きが主流のまま」だとすると、日本は大量の兵士が集められず日清戦争や日露戦争ができずに西洋列強に植民地化された可能性が高いと思います。

とはいえ、これは家庭とは関係ない話なので、その部分を除いて考えるとしたら次は戦後の高度成長期が問題になります。

実は日本女性が本格的に専業主婦として固定化されたのは戦後の高度成長期にサラリーマン家庭が増えたことと、それによって男性の労働時間が長くなり家庭を支える妻の内助の功を必要とするようになったからです。

この時代にもし共働きが無くならなかったとしたら、#4にも書いたように家政婦を入れるしかなかったでしょう。また東南アジアのように朝昼晩全部屋台で外食し、一般的な住宅にキッチンがない、というような家事外注を前提とした生活スタイルになっていたと思います。

>良い面だけ考えたら女性がもとから社会に出ている(?)としたら社会(再?)進出の手間はある程度緩和されたのでしょうか?

高度成長期に共働きが続くということは、女性も共働きでサラリーウーマン化していくということを表しています。今の女性活躍モデルはまさに大量のサラリーウーマンとそこから一部がキャリアウーマンとして経営側になることですから、緩和どころか律令制から続く日本の男女平等がそのまま続いていたと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2023/10/07 19:56

>日本では昔は多くの女性が働いていた為、男性が一人で家計を担い女性が専業主婦をするというのは主流ではなかったそうですね。



それはいつの話でしょうか?またソースは何ですか?
実際には日本ではずっと昔から女性が家計を担ってきています。
少なくとも武家では「奥様」という言葉があるように、奥=家庭のことはすべて妻の管理下にありました。

庶民は事情が違いますが、貝原益軒『家道訓』などに書かれている「家計」はまさに「家の会計」であって、現代的な家計とはちょっと意味が違います。
 つまり「家の会計」とは「家を存続させるための表向きの会計」を含むもので、狭義の家計=生活費の管理は妻の仕事でした。

また女性が生活費を稼がなかったとしても、家事と育児は女性の主な役割出会ったことは『家道訓』に書かれている通りです(ただし、家事育児の主体は妻でも、出産などで亡くなることも多かったので、現代ほど男性が家事・育児をしなかったわけではないです)

>では歴史上そのまま共働きが主流のまま、専業主婦や固定的役割分担が増えないまま現代になっていたら日本はどうなっていたと思いますか?

前提が間違っているので、何とも答えにくいですが、ヒントはヨーロッパにあると思います。

ヨーロッパの女性達は女性解放まで財産権・契約権・相続権などが無く、そのため夫の扶養の中で家庭に縛られて家事・育児を担っていました。
 しかし、上流階級など「社交的役割」があった妻たちは、家事育児を特にすることはなく、それらの仕事は家政婦や乳母(ナニー)の仕事とされていたのです。

ですから共働きが主流のままであったなら、西洋的な家政婦システムが日本でも主流になっていたと思われます。

>良い面だけ考えたら女性がもとから社会に出ている(?)としたら社会(再?)進出の手間はある程度緩和されたのでしょうか?(ジェンダー平等自体は課題として残るのでしょうが。)

西洋女性と日本女性の実際の在り方を見ていると
・権利制限を受けていた西洋女性は男女平等と共に社会進出を自分達の「権利」として推進した
・元々権利平等で家庭における権利と経済力を持っていた日本の女性達は、戦後の選挙権被選挙権の付与に当たっても政治家に進出することがほとんどなく、1985年の雇用機会均等法以後のキャリア解放でもほとんど女性の進出がない、というように「自分の権利の内に閉じこもっている」
という違いがあるように感じます。

したがって、むしろ日本女性の社会進出を促すなら、家計管理を男性が担うように強制する方がよいのかもしれません。

>逆に、発生したと考えられる別の問題は何か考えられますか?

日本では律令制の時代から財産権・契約権・相続権などが男女平等に付与されていました。ただし日本の財産継承は「家単位」で1人相続が基本、その点では男子優先だったのは事実です。

しかし後嗣が女子しかいない家では、婿を迎えるにしても女性も出兵して「家を守る」ことをしていたようで、実際戦国時代の古戦場跡からは女性兵士の骨が3割ほど出土します。それも足軽などのかなり軽い身分にも女性兵士が居たようで、むしろ日本はかなり男女平等が強かったといえます。

それを変革したのは、女性蔑視が強い西洋文明化で、この時に「戦争を遂行するために、男は徴兵を受けその代わり《社会を保護し、家族を保護する権利を得る》て家父長制がだいぶ進行したようで、むしろ「男女平等を妨げたのは西洋化である」といえます。

この点がほとんど理解されていなくて、今「女性解放、男女平等は欧米の方が進んでいるので見習え」となっています。

しかし、LGBT法やフリーニップル運動など「日本の女性に都合が悪い」ことは全く受け入れない、という日本の女性達の権利の強さ、は実はあまり意識されていません。

この「欧米と違う日本の女性達の伝統的な権利の強さ」が忘れ去れているところが、日本の男女平等推進にとってもっとも大きな問題点です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
すいません、ここでの男性が家計を担いというのは家庭での経済管理ではなくて、
男性が外で仕事をして収入を稼ぐスタイルの事です。
例えばこういう話です。
最古の育児書 父親向けだった
江戸時代 家庭にも責任感
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74139640U3A …
“専業主婦なんて100年の歴史もない” 古市憲寿が語る”伝統的家族観”のウソ
https://bunshun.jp/articles/-/41026?page=3

お礼日時:2023/10/06 18:21

働いていたのと、平等に働いていたのは天地ほどの差がある

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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2023/10/06 18:20

女性の方が稼いでいたかも知れませんね。


産後すぐの女性はデスクワークって考えができたかも知れませんよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2023/10/04 21:28

今と同じ。

。。今がかなりの共働きなので。。。
この先、何十年も共働きが当たり前になっても
変わらないのが、日本だと思います。

じじ、ばばしかいない国なので。。。
新しいことは、出来るだけやりたがりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。それもそうですね。

お礼日時:2023/10/04 21:28

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