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62歳の女性です。
3年前、手のしびれ・歩行がふらつく状態になり、整形外科にかかったら「頚椎症脊髄症」との診断。後縦靭帯骨化症を改善するために骨を除去する手術をしました。
でも、その後も手のしびれはとれないし、不安・憂鬱な毎日です。
もう、よくなることはないのでしょうか・・・。
この病気のことを知っている方、家族や知り合いが闘病中の方、どんなお話でもかまいません。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 症状が続いていて(残っていて?)不安なのでしょうね。

どうぞ元気を出して下さい。
 後縦靱帯骨化症(OPLL)でこの病巣をとる手術を受けたということは、頸の前方から皮膚切開していわゆる「頸椎の前方固定術」をされたのですね。
 アドバイスさせていただく上で一番気になるのは、手術前と比較して手術後1年程度の時点で症状が少しは改善したのか、全く変わらなかったのか、あるいは悪化したのかということです。一応手術前とほとんど症状に変化が無かったという想定でお話させて頂きます。
 ふらつきが全くとれないのであれば、ひょっとすると取り除いた病巣以外に(上か下かはわかりませんが)何らかの脊髄圧迫病変が存在する可能性があります。もしくは、手術前の脊髄の破壊が相当進行してしまっていて‘グリオーシス:gliosis’の状態で神経症状の回復が無いのかもしれません:ただし、ある程度グリオーシスがあっても脊髄神経の圧迫がとれるとかなりふらつきなどの症状は1年ほどかけてある程度回復することが多いのですが。一方で‘シビレ’についてはかなりとれにくい場合が多いようです。極端にひどい「夜もねむれないほどのシビレ」は改善することが多いのですが、「日中いつでもビリビリしているが手を使うのにはそれほど困らない」といった内容のものは残ってしまうかもしれません。
 OPLLによる脊髄症の手術でもっとも大切な目標は、「脊髄神経麻痺の進行を食い止め、今後の軽い転倒などで重大な頸髄損傷になるのを予防する」ことにあると思って下さい。
 詳しくお知らせするにはちょっと大変なので、今回の結論を書きます。もし、すべての症状が全く改善しなかったのであれば、あるいは少しずつ悪化しているのであれば、他にも脊髄圧迫の病変があるかもしれませんし、まれですが神経筋疾患と呼ばれる幾つかの病気も考える必要があります。一度は少し回復した症状があるのなら、手術の目標は達成されており、ある程度我慢していただかなければならないでしょう。そしてある程度回復していたのにまたふらつきなどが強くなってきたのなら、前方固定したために固定部位の上か下かどちらかの端の次の椎間のレベルで負担がかかり新たな脊髄圧迫病変がでたのかもしれません。
 余計に心配させてしまうようなことを書いてしまったかもしれませんが、お悩みなら納得できるまで脊椎外科(整形外科)の医師にご質問なさって下さい。
 
どうぞお大事に。
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この回答へのお礼

詳しく教えて下さってありがとうございます。手術は首の後ろから切開して神経を圧迫していた骨を削ったと聞いています。手術前より症状が改善したような感じはなく、むしろ以前にはなかった首から腕、背中への重い感じにも悩まされています。今は薬と(ミオナール錠50mg.セルベックスカプセル.湿布)診察を受けており、悪化しないようにするしかないといわれています。「神経にあたるところは無くなったけれど椎間板は治らないのでしびれが出る」とか・・・。頂いたアドバイスを参考に、これ以上悪化しないよう気をつけたいと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/05/01 16:57

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