
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
色々な解説記事がありますが
今回はこちらを紹介してみます
https://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/dann …
実際には温度変化に指標というか考え方には3種類の考え方が必要です
対流圏全般での傾向という意味での-0.6度が「気温減率」
理想的な気体(断熱されて充分に乾燥していて水蒸気の存在考えない)での温度傾向が-1.0度の「乾燥断熱減率」
二番目の逆の意味の気体(空気中の水蒸気が飽和している)での-0.5度の「湿潤断熱減率」
ですから、-0.6℃も-1℃もどちらも正解で使ったり考えたりする条件が違うということ
一般生活に於いては、
自宅との標高差800mのところに明日ドライブ&ハイキングに行くと計画した
明日の天気予報では自宅周辺は最高気温15℃だけど、山の上は5℃くらいは下がるので10℃前後になりそう
防寒着は必要だね
という感じの使い方になりますね
晴れて乾燥しているほど温度低下は進む
雲が多い日は想定より温度低下は小さくなる
※でも太陽熱による恩恵は逆
早速のご回答,ありがとうございました。
標高が100m上がるにつれて,鉛直方向の気温減率は -0.65℃
の場合,これによって雲ができるということはあるのでしょうか?
ぜひご教示いただけると幸いです。
No.6
- 回答日時:
空気が乾燥している場合、気温は約1℃ずつ下がる。
空気が湿っている場合、気温は約0.6℃ずつ下がる。
これは、空気中の水蒸気が潜熱を放出し水滴に変わるからである。
潜熱が放出された分空気は温められ、0.4℃の差ができるのである。
鉛直方向とか山の斜面とかは関係ない。
でないとフェーン現象が説明できなくなる。
No.5
- 回答日時:
No.3 です。
「補足」について。>標高が100m上がるにつれて,鉛直方向の気温減率は -0.65℃
の場合,これによって雲ができるということはあるのでしょうか?
「気温減率」で決まるのではなく、空気の相対湿度(それによって「飽和状態」になる温度 = 「露点」が決まる)によります。
また、#3 に書いたように「乾燥空気の温度変化」に「相対湿度による水滴発生量に応じた凝縮熱」が加わって実際の「気温減率」が決まることになります。
「いつでもどこでも一律の気温減率になる」というものではありません。
ついでに、#3 の一か所で「断熱傍証」になっているのは「断熱膨張」の誤植です。スミマセン。
No.3
- 回答日時:
標高による温度変化は、ある意味で「安定して、平衡状態を保ったままの変化」ということです。
教科書には「変化から十分に時間が経った後」と書かれるような状態。
それに対して、「風が山の斜面を上がっていくとき」は、まさしく「激しく変化中」ということです。一時的・過渡的な変化をしている真っ最中なのです。
いちばん大きい効果が、急激に圧力が下がる(標高が高いと、その上に積み重なる大気の高さが減るので気圧が下がる)ことによる「断熱膨張」であり(周囲から熱が流れ込むことなく膨張する)、急激に温度が下がります。
それが周囲の空気と混じりあって上記の「標高による温度」になるので、断熱傍証による温度低下はそれよりも大きいのです。
実際には、「断熱膨張のよる温度低下」で空気中の水蒸気が凝縮して雲や雨になり、そのときに「凝縮熱」を発生することもあるので、現象としてはさらに複雑になります。
(「凝縮水」が雨となって失われると、この付加された凝縮熱が風が山を下るときの「断熱圧縮」の温度上昇に加わって「フェーン現象」を引き起こします。雨で水分が失われているので「気化熱」で温度が下がらない)
気象現象は、教科書で習うひとつひとつの「原理」や「法則」を組合わせて考えなければいけない複雑な現象です(現実世界の自然現象はみんなそうです)。
早速のご回答,感謝いたします。
標高が100m上がるにつれて,鉛直方向の気温減率は -0.65℃
の場合,これによって雲ができるということはあるのでしょうか?
もしご覧になっていましたら,ぜひご教示いただけると幸いです。
No.1
- 回答日時:
風が斜面を上がる場合には、気圧の低下に伴って断熱膨張により-1.0°C程度の温度低下が生じますが、全く気流が無い状態だと太陽熱は平地と同じように供給されますから、温度差は無くなります。
現実的には風が吹いたり吹かなかったりしますので、その中間の温度で定常状態になるという事です。
早速のご回答,感謝いたします。
標高が100m上がるにつれて,鉛直方向の気温減率は -0.65℃
の場合,これによって雲ができるということはあるのでしょうか?
もしご覧になっていましたら,ぜひご教示いただけると幸いです。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 数学 連立方程式 1 2021/12/18 23:17
- その他(自然科学) 標高が高くなるにつれて,空気の温度が低くなることにつきまして。 5 2022/12/15 11:02
- 登山・トレッキング 秋登山のテント泊時のダウンジャケットについて 3 2021/11/01 17:29
- 数学 数学 2次関数と1次関数のグラフ 3角形の面積より 1 2021/12/09 00:27
- 歴史学 江戸から昭和にかけてのトレードマーク 例えば 山一 キッコウマン について 1 2021/10/28 19:50
- 数学 数学 2次関数と1次関数 平行四辺形と同じ面積の三角形 4 2021/12/09 01:54
- 数学 回転放物面の曲率の導出方法 1 2021/12/03 22:37
- 地球科学 地球科学 温室効果の問題です。 3 2022/07/24 11:46
- 化学 化学の問題です。 1,つぎの物質のうち,酸化剤としてもっとも強くはたらくものはどれか 解答群 (1) 1 2021/12/02 00:14
- カスタマイズ(車) 車のDIY塗装の気温について 2 2021/12/13 18:10
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
冷凍機 液バックについて
-
水温は気温より何℃低いか
-
太陽は熱くない。NASAが測定し...
-
空気の熱膨張について教えてく...
-
フランジのホット/コールドボ...
-
真空中で水はいったい・・・・
-
はんだごてを出すのがめんどく...
-
水350gはなん㍑?
-
気圧が低いと、なぜ放電しやす...
-
冷凍機での圧縮機の吸入側の圧...
-
理科についてです。気圧が下が...
-
冷凍機 「冷凍能力」と「熱交...
-
静温・全温について
-
デンプン?
-
お湯を沸かしている鍋底は100度...
-
塩ビ溶接で50のサイズですが ヒ...
-
1リットルは何キログラム
-
ヌセルト(ヌッセルト)数の経...
-
バッファー溶液に関する質問
-
冷水機? 冷水器?
おすすめ情報
補足です。
標高が100m上がるにつれて,鉛直方向の気温減率は -0.65℃
の場合,これによって雲ができるということはあるのでしょうか?