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先日、ラビューにて秩父へ初めて行きました。
線路を走ってる車両をみたら、同じ西武鉄道でも飯能以遠は通勤型車用ではなく
2ドアのボックスシート付の車両でした。
山間部を走るので、勾配に対応した車両でないとダメ
なのかな?と思い、帰りのラビューにて車掌さんに理由を
聞いたのですが、特に理由は無いと思います、との回答でした。

何故、飯能から西武秩父間は車両が池袋線と違うのでしょうか?

*ちなみに去年、高野山に行きましたが南海電鉄も同じで
橋本から極楽橋は通勤電車ではない車両と難波からの特急車両
しか走っていなかったです。

A 回答 (5件)

こんばんは。



西武秩父線は連続して急な勾配が続く路線です。
以前は自動車で言う「エンジンブレーキ」のように機能する、「抑速ブレーキ」搭載している車両を充当していました。

101系や初代レッドアロー(5000系)といった車両です。

●これらの車両が老朽化した。
●秩父鉄道との直通運転を開始した。

このようなキッカケで、池袋から長瀞や三峰口への観光需要用として作られたのが、今回質問者様が乗られた「4000系」です。
西武では長距離運用になりますので、トイレを設置し、座席定員を増やすためにボックスシートかつ2ドア車両。
下回りは101系や5000系を流用して製造しました。

三峯神社方面や長瀞や秩父観光ですが、西武の思惑ほどは発展出来ず。
また、4000系も池袋近郊では2ドア車両ですので乗降時間が取られてしまいます。
乗降客数が少ない西武秩父線専属なってしまいました。

勾配線区向けの抑速ブレーキ付きでしたし、
他に使い道が無かったのです。

今、西武秩父線の変電所には、回生ブレーキ車両がブレーキを掛けた際に発生する電力を吸収する装置を設置しました。

回生ブレーキは、ブレーキを掛けた際に電車のモーターを発電機として電気を発生し、その電気を他の列車が使用する事でブレーキ力を得る仕組みです。
都心部でしたら列車本数が多いので効果がある仕組みなのですが、西武秩父線のように本数が少なくて単線の路線では、ブレーキを掛けた際に発生した電力を消費する列車がおらず、システムが機能しないのです。

そういう経緯から、昔は101系由来の部品を使用していた車両、つまり4000系やニューレッドアローと言った車両を西武秩父線では常用していました。

先述の通り回生電力吸収装置を設置しましたので、4000系のような抑速ブレーキ無くとも安定したブレーキ力を得られる様になりました。
それで池袋エリアで見られる車両たちも西武秩父線に来るようになりました。
車掌さんが仰った様に、現在は特に理由は無くなりました。
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車両の性能としては同じですし、西武線の他の形式も秩父まで入ることは可能です。

イベントなどの多客時には30000系などの10両編成車を使用する事もあります。

通常飯能-西武秩父間のみとなっているのは寒冷地なので半自動ドア扱いが出来ることとワンマン運転の設備が有る事からです。ここ以外はホームドアとドア位置が合わないので原則として営業運転は出来ません。

南海高野線の場合は事情が違います。
橋本以南は急勾配(50‰)と急曲線があるので専用車両しか運転出来ません。
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絶対的な理由はないと思います。



飯能以西に4000系が主に使われるのは、秩父鉄道への乗り入れを目的として開発され、そのための装備があるからです。
しかし、通勤用車両が飯能以西に行けないワケではありません。西武秩父までであれば、問題なく走行できます。一部ですが、2000系での運用もあります。通勤用が使われてないのは、4000系で足りてるからということでしょう。性能に関しては、はるか昔の赤い電車でも西武秩父まで運用されていました。

4000系が飯能以東の運用がないのは、一部の駅に設置されたホームドアに対応できないからです。それ以前は池袋までの運用もありました。
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JR東日本215系ですね。



ラッシュ時だけでなく、運行に時間がかかりすぎるので昨年(2022)に全部廃車になりました。

ユニークでカッコイイ電車だったんですけどね。
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>何故、飯能から西武秩父間は車両が池袋線と違うのでしょうか?



いま、飯能から西武秩父で使用されている車両は(西武)4000系というもので、たしかに2枚扉でボックスシートです。

これは西武秩父線と秩父鉄道乗り入れのために作られた車両で、専用設計になっていて、特徴が
・秩父鉄道の信号システムに対応した装備(今はラピートなど他の車両も装備しています)
・山岳運転を容易にする抑制ブレーキ
・ワンマン運転の装備
・強化された暖房設備と熱を逃がさない工夫(2枚扉)
・乗客が多くないので、ゆっくりと座れるシート(ボックス席)
などになっています。

今の新しい車両は、これらの装備があるので、ラピートに限らず都心部で運用している車両も飯能駅より先に行けるし、土日の直通運転などもあるのですが、なにせ「秩父線専用」で作ったの古くなるまでは4000系を使い続けることになります。

また逆に「4000系はなんで池袋まで来ないのか?」というと《通勤車両として使いにくいから》で、乗車定員が少なくなってしまうボックスシートや乗り降りに時間がかかる2枚扉では、平日の需要を賄うことが難しいので、飯能から先の山岳地帯のみになっています。

ただ、2012年ぐらいまでは、秩父までの直通快速電車に使われていたりしました。

飯能から先でしか使われないのは、山岳地帯だからという理由より「反応から都心よりは客が多すぎて使いにくいから」だと思っていただいてよいと思います。
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この回答へのお礼

ご投稿ありがとうございました。
確かに2ドア車だと乗り降りに時間がかかりそうですね。
JR東でも着席サービス強化で全車両2階建てを作ったものの、
ラッシュ時には乗客の乗り降りに時間がかかり、遅れが
頻発していて、今は昼間や祝日の行楽列車にしか使われて
いない、と聞いたことがあります。

お礼日時:2023/12/01 12:10

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