生物学的に女性は優秀な遺伝子を好むと言いますが、町ゆくカップルを見てると、とても優秀とは言えなさそう

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質問者：masculinity
質問日時：2024/01/02 17:42
回答数：7件

生物学的に女性は優秀な遺伝子を好むと言いますが、町ゆくカップルを見てると、とても優秀とは言えなさそうな顔面レベル、知的レベル、経済レベルの男が楽しそうに彼女を連れています。

何故でしょうか？

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回答 (7件)

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No.7ベストアンサー

回答者： piro-popo
回答日時：2024/01/03 11:27

女性が優秀な遺伝子を好むっていうのは、進化論的に当然の結論です。

進化ってのは自然淘汰の結果ですが、より優秀な遺伝子（＝より生存競争に強い遺伝子）の子種をもらった方が淘汰されづらいですからね。
だから群れをつくるサルのメスは、ケンカに勝ち残ってハーレムのボスとなったオスと交尾するわけです。

人間の場合も、知的で経済力のある方が社会の中で地位が高くなるのでボスザル的なカッコよさがありますし、理屈的に誰しも経済的に安定した生活を望むので、モテる要素であるのは当然のことですね。

ただ、今の文明的な社会って、ごくごく最近のことですから。
つい１５０年前はちょんまげの時代で、もうちょっとさかのぼればサルと変わらない原始人だったわけで、進化の歴史の時間軸では、そこからほとんど時間がたってません。

つまり、本能的な女性の好みは、基本的に原始人だったときと大して変わらないということです。
というか、おそらくはほとんどそのままでしょう。

となれば、オスのモテる条件はハーレムのボスザルに近いものになってくるわけで、わかりやすいところでは、「背が高い（高そうに見える）」「けんかに強い（運動能力が高そう）」というあたりが最上位になります。

しかし人間がチンパンジーのようなボスを中心とした単純な群れ社会から、次第に群れの中で各々「つがい」を形成して家族をつくるようになると、その家族を維持するための淘汰が働き、何かしらの「相性の良さ」も、オスを選ぶ重要な基準になっていった可能性があります。

ですから、人間は大脳が発達して好みの価値観が多様化してはいますが、そのような原始的な好みが本能にあるので、必ずしも現状の一般的な価値観が優先されるものではない、というところでしょうか。

以上、個人的な意見ですが、その手の書籍をけっこう読んだうえで、割と進化論に従った推察です。
顔の好みについてはちょっと複雑なので、割愛。