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僕は詩(歌詞なども含む)に大変興味をもっています。音楽や美術などと同じように表現するということに関しているからです。それで、詩をよんでみようということで、今までいくつかの詩集をかってみたり、歌詞などを、そこになにがこめられているのか?作者は何を考えているのか?をつきとめようとして、読んでみました。しかし、前の文とのつながりが、よくわからなかったり、主語がわからなかったり、比喩がわからなかったりします。詩を読むには、特別な勉強、技術がいるのでしょうか?もしそういうのがあれば教えてください。また、詩の読み方に関する本がありましたら、教えてください。

A 回答 (6件)

歌の歌詞などで、いい歌詞だなと思えるのは、自分の境遇や経験と似ているところがあったり、状況がありありとイメージできる場合であることが多いかと思います。



つまり第一には、さまざまな経験による感性や感覚を磨くしかないのではないでしょうか。
どんなに良い詩であっても、その状況がよく理解できない場合には、その良さがわからないと思います。


次には、さまざまな言葉に対する知識、語彙力が必要になって来ると思います。
作者は、さまざまな状況を的確に表現する言葉を使いますから、各言葉が使われる正確な状況と意味を理解することができなければ、作者の意図を正しく捉えることができないと考えられます。


あとは、上記の2つとも重複しますが、創造力と発想力ではないでしょうか。
ひとつの言葉から、どれだけのことを連想できるか。
作者の意図に対して、その狭い意味での解釈は1つであったとしても、個人差による多様な解釈もあってしかるべきと考えられます。

国語の読解力全般にいえる事ですが、毎日の生活において、他人の気持ちを推し量り、言葉に対する鋭い感覚を磨くことが、一番の近道と思われます。
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 参考URLはアマゾンの「詩を朗読してみよう」という本の紹介ページです。

「詩」「朗読」をキーワードにしてみるといろいろ本がみるかると思います。

 詩は(例外ももちろんありますが)声に出して読むことを前提とした文章です。そのため読んだときのリズム・語感が優先され、文章としてはわかりにくいこともよくあることです。しかし「読書百ペん、意自ら通ず」とも言います。経験からも言えることですが、意味がわからなくても声に出して何度も読んでいるうちに意味は次第にわかってきます。発声や間のとりかたなど朗読する上での技術はありますが、まずはどう読んだら気持ちがよいかを考えながら何度も読むといいと思います。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4811378 …
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 参考URLはアマゾンの「詩を朗読してみよう」という本の紹介ページです。

「詩」「朗読」をキーワードにしてみるといろいろ本がみつかると思います。

 詩は(例外ももちろんありますが)声に出して読むことを前提とした文章です。そのため読んだときのリズム・語感が優先され、文章としてはわかりにくいこともよくあることです。しかし「読書百ペん、意自ら通ず」とも言います。経験からも言えることですが、意味がわからなくても声に出して何度も読んでいるうちに意味は次第にわかってきます。発声や間のとりかたなど朗読する上での技術はありますが、まずはどう読んだら気持ちがよいかを考えながら何度も読むといいと思います。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4811378 …
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 No2とNo3で同じ内容を投稿してしまいました。

もうしわけありません。一文字訂正しようとしたのですが…。

 あと追加ですが詩の朗読CDなどが図書館などでも借りることができると思います。プロの朗読を聞いてみるのもいいのではないでしょうか。
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何でもやりだすと難しいものですが、詩(韻文)もむつかしいですね。



詩は、小説や論文などの散文とちがって、なんの説明もなしに論理上の飛躍が行なわれたり、連想や比喩が唐突に働いたりします。しばしば中間が省略されてダイナミックなものですが、一方、印象的なフレーズが何度となくくりかえされて音楽的だったりします。
詩によって、ひとつひとつ異なるものでしょうから、ひとくくりに言えないことですが。

また、もともと音読されていたものですけれども、おそらく戦後になって黙読が奨励されるようになって、声に出すものから字面を読むものに様変わりしたという大きな流れがあります。
今は音読の大切さが問い直されている時期なんでしょう。
つまり、音読に向かない一群もあるって頭の隅に置いておくのも悪くないかと思います。

萩原朔太郎という、近代を代表する詩人の一編から私なりに少し具体的に考えてみました。

 およぐひとのからだはななめにのびる、
 二本の手はながくそろへてひきのばされる、
 およぐひとの心臓(こころ)はくらげのやうにすきとほる、
 およぐひとの瞳(め)はつりがねのひびきをききつつ、
 およぐひとのたましひは水のうへの月をみる。(「およぐひと」全編)

一行目、二行目は泳ぐ人がどういう姿態をとるかが描かれていると言えます。
ところが三行目、心臓という言葉を持ってくることによって外形から肉体の内側へいきなり入ってきます(心臓は泳ぐ人に限らず、ふつう外側から見えません)。
しかもそれを(こころ)とルビすることによって、さらにジャンプして精神の内奥へ至ります。
肉体であると同時に精神であるものは、瞳で響きを聞いたり、たましいが水の上に浮かぶ(実体でない、仮象である)月を見ると言っています。

水泳とは昼間の明るいところでするものだという常識がくつがえされ、どうやら夜のたゆたう海原の上のことらしいと知るのも意外ですが、そもそも通常の泳ぐ人の情景ではない、暗鬱なたましいの響きがあてどなく泳ぐさまをうたっているのだと知ることはもっと驚きです。
そして、何の気なしに読んだ(音読した)一行目、二行目が、読者の側で日常の光景を超えた別のものに変化していることにも気づかれるでしょう。

頭韻とも取れる「およぐひとの」云々も五行中、四回までくりかえされ、また、「のびる」「される」「とほる」「みる」と脚韻まで踏んで詩独特の音楽性が獲得されています。

 ※

本はとりあえず現代詩に関するものをご紹介しておきます。

・「戦後名詩選」(二巻)思潮社 現代詩文庫特集版、野村喜和夫・城戸朱理両氏編 2000年、2001年刊
同社の「現代詩文庫」からのアンソロジー。簡単な解説もついてます。

・「現代詩作マニュアル」野村喜和夫氏著 思潮社 詩の森文庫 2005年刊
たいへん解りやすい入門書だと思います。「詩の歴史を知ろう」「詩の原理を知ろう」「詩学キーワード」の三部構成で、巻末にある「読書案内」も周到です。
一押しでお奨めします。
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詩を読むのに特別な勉強というのはないと思います。


国語全般に関しても同じですが自分の感受性、経験
などが関わってくるものです。詩について比喩の種類(擬人化など)レトリックを学ぶことは悪いことではないと思います(修辞学と言います)
ただそれを学んだからと言って詩をすべて理解できるとは限らないですし、作者の意図を理解することが正解ということでもありません。
詩を読むことにおいて正解なんてないですし、たとえ作者が明確な意図を持って詩を作ったとしても人それぞれで解釈は違っていて構わないと思います。
例えば大学受験の現代文の問題やなんかで詩が題材になることはまずありません。多いのは論説文ですが
それはなぜでしょう?
つまり詩と言うのは各人の受け取り方で全然違ったものになるしそれがあながち間違いとは言えないからです。
試験には正解が必要です。ですから正解がないものや解釈が分かれるものは問題にできないのです。逆に論説文など
要旨が明確、論理的な文章は筋道立てて著者の意図や意見を読み手に伝える為に作られた文章ですので言いたいことがはっきり表れているので試験問題に好まれるのです。
詩を楽しめるようになるには普段の読書だったり、様々な経験、各個人の感性(センス)を日々の生活の中で養う
のが重要です。
失恋をしたことがない人に失恋の痛みはわからない野と同じ事。日々の生活を大事にして様々な喜び、痛み、悲しみを経験して下さい。

参考URL:http://www.jttk.zaq.ne.jp/sowhat/fjibunnnokanjus …
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