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なぜ男女が平等に扱われることは正しいと言えるのでしょうか。犬と猫を平等に扱うことか不可能であることは馬鹿にでも分かりますが、なぜ男と女は平等に扱えると信じ込むのでしょうか?

A 回答 (13件中11~13件)

「平等」という意味をよく理解していただければ「可能」ということが分かると思います。



元々「不平等」とか「差別」というのは、男女間だけでなく階級差や奴隷制、人種や所属宗教による不平等がありました。

階級差はフランス革命を起点として、徐々に広がり、先進国は階級による不平等はほぼ無い、という状態です。奴隷制度も先進国では100%無くなったり、途上国でも一応法律では禁止されています。
 人種による扱いの差は、アメリカの公民権法などで否定され、現在では人種差別を許容する法律は少なくとも先進国にはありません。

男女平等というのは、そういう流れの中で起きたものなので《不平等を無くす》こと自体は可能です。

では、階級差や奴隷制そして男女の不平等とは「何を指したのか?」です。
これはフランス革命や公民権法などを見れば明らかで「制度的にある属性は他の属性に対して権利制限を受けていること」を指すのです。

だから
階級差別撤廃=上流階級しか持っていなかった諸権利を平民以下も得た
奴隷解放=一般人が持っていた財産権・契約権などを得て奴隷身分から脱却した
女性解放=財産権・契約権・相続権などが男性と同等になり、被保護者から脱却した
のが「平等」という意味になります。

この点において「犬・猫」は人間と違って諸権利がない、という点で猿や象などの人間以外の動物と同じ、しかし動物には《個人主権を主体的に実行する能力がない》ので差別ではない、とされます。

ちなみにこの《個人主権を主体的に実行する能力がない》という考え方が、階級差別でも奴隷差別でも女性差別でも差別を正当化する理由とされていました。

以上のことから階級平等や奴隷制の撤廃、人種や宗教の平等と同様に「男女平等」自体は実現できるはずです。

ただ、男女の場合、それ以外の「属性」とは違う側面もあります。それは「女性は子供を産む性である」という点です。

欧米においてはこの理由があるからこそ《女性は個人主権を主体的に実行する能力がない》とされて、財産権・契約権などの権利制限を受けたので、男女平等になった今では「男女平等が不可能ではない」と考えられています。もちろん欧米ではほとんど国で、階級平等と奴隷解放を経験していることも男女平等を後押しすることになります。

しかし日本では、律令制時代から権利に関しては男女平等でしたから《女性には個人主権を主体的に実行する能力がない》という考え方は元々ありません。

でも日本でも「男性や社会は女性を保護する義務がある」と考えているわけです。
 この日本的な「女性は保護すべき=男女の役割は違う」という歴史的な認識と、西洋からやってきた「ありとあらゆる属性平等の中の男女平等」という考え方がまだ摺り合っていないのです。

だからご質問のような疑問が出ます。でも《女性には個人主権を主体的に実行する能力がない》とほとんどの日本人が考えている以上、(西洋的な)男女平等は実現できます。
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犬と猫を平等に扱うことが不可能?



否可能ですよ。馬鹿でも分かりますよね。
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日本では、男女雇用機会均等法が、1985年に制定されました。


これは、女性が結婚したあとも専業主婦にならず、しっかり働いてもらい所得税を沢山納めて欲しいという思惑で作られた法律なんですよね。
女性にしっかり働いてもらって増税目的を果すためには、そう信じ込ませるのが良いってことでしょう。
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