1ドル158円の円安って全く問題ないのでは？ 円安って進めば進むほど日本の製品がもっと売れやすくなり

1ドル158円の円安って全く問題ないのでは？
円安って進めば進むほど日本の製品がもっと売れやすくなり、旅行者からインバウンドが狙えて、日本は好景気になるのではないでしょうか？円安は日本にとって武器だと思います
円安を頭ごなしに否定するのはちょっとナンセンスかと思っています

No.1 回答者： virgo_o_99 回答日時： 2024/04/28 23:54

日本の貿易収支は輸入超過です。

かつての輸出主導型ではもはやありません。
海外に工場を構えて現地生産が拡大して、そこから逆輸入で「日本メーカー品」が売られているものも少なくないことはご存知だと思います。

他方、資源の多くを輸入に依存しているのですから、国内品の多くは円安により価格上昇に直結します。

円高の時は「円高還元セール」と銘打って消費者にとってメリットが享受できますが、円安はその逆。
しかも、輸出型の一握りのグローバル企業を除けば、コストアップ要因ばかりの大半の企業は経営的に厳しくなっています。

インバウンド需要と言っても、それは観光業、外食産業など一部。
そこから一般世帯へのトリクルダウンなどありません。
円安というのは、グローバルに見れば、日本の経済的プレゼンスが国際貿易において劣化していることを意味します。
そのことを無視し、軽んじることの方がナンセンスだと思います。