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いまだに公共下水道が通ってない家に住んでます。

さらに浄化槽もないので、生活排水はドブ穴にたれ流し状態です。

ドブ穴というのは正確な言葉ではないかもしれませんが裏庭の直径1m深さ2mの穴(地元では地獄と呼ぶ)の事です。
昔、父親が掘った穴が2カ所あります。そこに浄化槽を通さず、直接流し込み地下水に浸透させてます。

ちなみに台所用と(風呂場洗濯機用)に2カ所のドブ穴を使用してます。

実は以前から問題だったのがこのドブがよく詰まり、汚水が溢れて悪臭が家に逆流するのと、近所にもこの臭いが漂い迷惑をかけてる状況です。

配水管にトラップをつけるという以前の原始的な問題です。

先日トイレのくみ取り業者にドブの汚水を全部吸い取ってもらい(2万円かかりました)、家族総動員でドブさらいをしたところです。黒いヘドロと白いものが混じってました。特に洗濯と風呂場用は白いものが混じってました。

Q:今のところ地下に浸透してるようですが、このドブ
穴が詰まる一番の原因はなんでしょうか?

料理用の油でしょうか?洗濯機の洗剤でしょうか?
あるいは髪の毛でしょうか?ちなみに食器洗い時
 にはほとんど食器洗い洗剤は使ってません。

家庭内で議論になってます。

A 回答 (4件)

台所排水に含まれる油脂分が間接的な詰まりの原因です。

生活廃水にはでんぷんを始めとする炭水化物、肉・小麦粉等のグルテンを始めとするタンパク質、並びに捨てられる動植物油が含まれる主な内容です。
洗剤で乳化・分解された油脂分は油に戻ることはありませんが、水(湯)で流した油は地獄溜め(栃木とか茨城近辺ですな)に溜まる際、水より軽いので液面を覆う形になります。そこにまた炭水化物・タンパク質を含んだ汚水が流れ込むといわゆるスカムと呼ばれるそれらが渾然一体となった油脂分を含む固形物が形成されます。これが少しづつ溜まると土も固形物の材料となって水持ちの大変よろしい池が出来上がります(^^ゞ
スカムが形成されると地中の通常の微生物では分解しようにも太刀打ちできません。油脂分がつなぎの役目をするわけですので油を絶対に流さないということが地獄溜めの寿命の鍵です。油脂分が混じらなければ悪臭もかなり軽減されます。
行政が浄化槽設置補助推進もしくは下水道の前倒し敷設を進めないと解決しない問題ですね。

この回答への補足

専門的な回答ありがとうございました。

油脂分が間接的な詰まりの原因との事ですね。

油を絶対に流さないということが良策のようですが、ひとつ確認させて下さい。

水(湯)で流した油と台所洗剤で油を乳化分解させた場合、台所洗剤を使った方がスカムが形成されないので詰まりの問題に対してはまだマシなのでしょうか?

>地獄溜め(栃木とか茨城近辺ですな)
よくわかりましたね(^^;)

補足日時:2005/05/13 11:39
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洗剤による油脂分乳化がいいか悪いかの再回答です。



3)の回答者の言われる地下水汚染が問題の本質になると思います。

1)アルカリ性洗剤は使わないこと。自然環境で分解するには負荷が高くなります。
2)いまどきはないと思いますがりん分、窒素分を界面活性剤として大量に使用した洗剤は使わないこと。富栄養化が地下水で進む可能性が否定できません。
3)家庭で油脂分を洗剤で洗う場合、流し水は使わなくて溜め水で洗ってください。すすぎのみ流水でOKです。

洗剤の種類も1985年以降は選ぶ時代になりました。
霞ヶ浦や琵琶湖みたいに富栄養化でアオコが大量発生して悪臭除去のために上水道は膨大な費用を使いました。とんでもない金額です。本当に馬鹿なことです。

水は天下の回りもの(お金なら払う払わないは選択できるけど水はライフラインです)どこかで水を汚せばツケはどこかに回ります。

はやく地獄留めなんか掘らなくてもいいように行政が成熟すべき地域ですね。行政の貧困同情いたしますm(__)m

この回答への補足

 度々ありがとうございます。

No.3の補足にも書きましたが、なんとか下水道が通る見込みがでてきました。詳細はその補足を参照願います。

おっしゃる通り行政の貧困の為、私道を公道にできないのが根本原因でした。

今となればとりあえずこの1年間どうやって目詰まりを防ぐか問題です。いろいろアイディアがありますが。

Q:同じ質問で恐縮ですが、同じ程度の油付き皿の場合

(1)洗剤+流水(お湯含)で洗う
(2)流水(お湯含)のみで洗う

(1)(2)どちらの方が地獄留めの目詰まりに対して有効でしょうか?

ちなみに使用洗剤は花王の中性洗剤(ファミリー)です。窒素分は含んでないと思います。
http://www.kao.co.jp/products/family/

補足日時:2005/05/14 16:47
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素掘りの"地獄穴"に家庭下水を流して浸透させる方法は、地下水汚染の可能性はありますが直接付近の流路に流すより環境負荷は低くなっていると思います。

もし、井戸水をお使いなら水質検査をお奨めします。浸透能力の低下は皆さんの回答の通りです。要は地獄穴の微生物による有機物分解能力以上に回答のような汚濁物質が流れ込み、透水性の低い物質で土の表面部分が覆われるからです。汚濁物質が蓄積すると黒いどぶ底状態になり、嫌気バクテリアの作用で硫化水素やアンモニアなど悪臭物質を発生します。嫌気状態では有機物をメタンや溶解性に変え、未分解物が透水性を低下させるヘドロになって沈殿します。この分解は月単位の速度です。悪臭を防ぐには穴を密閉して生じたガスを炭などで吸着させる。あるいは十分な酸素を供給するなどです。

地獄穴に拘るなら
(1)No1の0913さんのように油、食べかす、米の研ぎ水などは家庭用コンポストで処理するか、土中に埋める。(負荷低減)
http://www.city.yokohama.jp/me/pcpb/kankyo/gen1. …
http://www.shiojiri.ne.jp/~fukuzumi/jean/konpo.h …
(2)地下水位が低いなら、穴を二つにして交互に使う。乾いた穴の底に溜まった汚泥は掻きとって堆肥にするか、土中に埋める。
(3)あるいは、穴を2~3倍以上に大きくする(長方形にして浸透面積を増やす)。
(4)あるいは、新しい穴をすぐ隣にあと一つ掘り、オーバーフローした水を流し込ませて浸透させる。現在の穴にはビニールシートなどで水がたまるようにして、家庭用浄化槽用のエアーポンプの先に1mm位の穴を多数あけた塩ビパイプを繋ぎ穴底に固定して、空気を送り続ける(曝気する)。さらに穴の内部に充填物を詰めると分解効率が上がる可能性がありますが、かなり試行錯誤せねばならないでしょう。

地下浸透に拘るなら
環境・エコロジーのカテゴリーのNo.1252130 質問:家庭浄化槽の性能とは? の回答No3 kichibeさんのお答えにある「エコロンシステム消化槽」を採用する。汚泥の発生は少ないようです。
http://members.jcom.home.ne.jp/ecocolo/top2.html

排水を処理する。
合併浄化槽を設置し、放流が難しいなら処理水を地下浸透させる。

この回答への補足

回答とアドバイスありがとうございました。

おかげさまで、素掘りの"地獄穴"の目詰まりのメカニズムがよくわかりました。微生物の能力以上に汚染物が流れこむからなんですね。大変勉強になりました。(1)~(4)もいいアイディアですね。

(4)で思い出しましたが、臭いを消す薬(分解する薬?)を地獄穴に入れてエアーポンプか何かでかく拌する方法もあるらしいですね。父が誰かから聞いたようで、それも試みようと思ってた矢先です。ただ、その効果の有無と具体的な方法がわかりません。

実は昨日、お役所の水道課で調べてわかった事でなのですが、家の前の道路に下水道が通る見通しがでてきました。

今まで手続(道路に隣接する家の承諾印が必要)等が面倒な為か、誰もやろうとしなかったのが遅れた原因です。
但し、仮にお役所に承認されたとしても下水道が通るのは約1年先になるようです。

実をいうと家の2軒隣りの公道までは既に下水道が通ってますが、家の前の道路は公道ではなく、私道(4軒の公衆用道路)でして簡単には下水道が通りません。
そこで下水道を通すには近隣する家全ての承諾印が必要になってくる訳です。

今となればとりあえずこの1年間どうやって目詰まりを防ぐか問題です。

あきらかに固まった油は流さない事は可能ですが、No.2の補足にもありますが、皿洗いの時に流水を使うのと洗剤を使うのとどちらの方がいいのでしょうか?No.4に既に関連した回答がありますが...

ちなみに使用洗剤は花王の中性洗剤(ファミリー)です。
http://www.kao.co.jp/products/family/

補足日時:2005/05/14 16:25
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うちも田舎なので公共下水はありません。



その上、私は合成洗剤に弱いので、食器洗いに洗剤はまず使いません。

こんな生活でいろいろ気になっていたことですが、

1.洗剤(界面活性剤)を使って溶けた(と思われる)油汚れは下水管のどこで分離されるんだろう・・・。

2.お湯で流れた油はどこに来た時点で固まるんだろう・・・。
などなど・・・。

多分、下水に詰まっていた白いものは石鹸カスでしょうね~。

なので現在、冬でどうしても汚れ落ちが悪い時期以外は、流水のみで食器を洗っています。

油汚れがひどい場合は紙でふき取ってから洗っています。
調理のときからなるべく油をふんだんに使う料理は控える。なべにこびりついたカレーなどはスクレーパーできれいにこさぎ取ってゴミに捨てる。

魚の煮汁などは、田舎のため、庭に捨てることができます。

このようなことで、下水枡のヘドロは若干減ったような気がしています。

なんでも下水に流す習慣をやめたおかげか、燃えるゴミの量が1/2~1/3は減ったことも関連はあると思います。

下水の穴は、私たちの暮らしの質が具現化される場所ではないでしょうか。

そう考えると、公共下水が整っていない田舎の暮らしもまんざら捨てたものではありません。
自分が地球に与えている負荷がよく見え、少しでも地球や人間に優しい暮らしを実行する目標が見えるからです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

私も洗剤で溶けた油はどこでまた油に戻るのか?知りたいところです。

同じくうちでもお湯で食器を洗ってます。お湯で油が落ちればそれにこした事ありませんからね。

白いのはやはり石鹸カスでしたか。洗濯用のドブ穴に白いモノが多かった理由がわかります。

油汚れがひどい時はペーパーで拭き取ってしまうのが理想的ですね。

感覚的に私は食器油が目詰まりの最大原因のような気がしてきました。風呂場の身体からでる油は食器油と比較してかなり少ない気がします。

いかがでしょうか?

補足日時:2005/05/12 10:45
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