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いじめ、虐待、DV、ハラスメントオールコンプリートの友人がいるのですが、さすがに本人に原因があるのでは?と思ってしまいます。

人間不信に悩んでいる友人がいます。
小中学校時代がいじめ、高校が恋人からのDV、高校を出るまで親からの虐待、大学からはバイト先のハラスメントとまたしても恋人からのDV……

普通に生きてたらこんなに邪険に扱われるものなのかと疑問を抱いてしまいます。見た目は普通だし礼儀も正しいし性格もいい人で、何の問題もない人なのですが、どうも人間関係とか私の知らない性格の面で本人に原因があるとしか思えません。

よく「人を信じられない」と弱音を言ってくるのですが、どうしたらいいんでしょうか……

A 回答 (4件)

機能不全家庭育ちの人、親子関係に深刻な傷がある人のことを総称して「アダルトチルドレン」と言います。



自分が特殊な家庭に生まれ育っていること、機能不全家庭育ち、毒親育ちであること、他でもない親から虐待されていたのだ、とハッキリ自覚するまでに、だいたいは長い年月がかかってしまいます。

親子関係や家庭環境は、個別のものなので、自分の家がおかしいかどうか、自分の親子関係がおかしいかどうか、幼い子供が自分でジャッジすることは出来ません。

何か傷つく、しんどい、怖い、苦しい、惨めだ、緊張や警戒が絶えない、と思いながら混乱しながらも、自分がさしあたり生きのびるためには、まず、自分の親や自分の家庭環境に必死で適応してゆかなければなりません。病的な人間関係、支配的で一方的な人間関係のなかでは、人は自我を失い洗脳状態に陥ることもよくあります。

多くのアダルトチルドレンが一旦そのような状態に陥らされます。

そして、虐待親の顔色を絶えずうかがい、必死で機嫌を取り親のメンタルケアまでしなくてはいけない環境で育った子供の多くは、それゆえに、周りの人の顔色や機嫌を非常に敏感に読み取り、先回りしながら周りをケアする能力が発達します。

悪く言えば必要以上に卑屈に下手に出ることもあり、一種の「奴隷働き」「損取り」「貧乏くじ」「悪役」みたいな役回りさえも、進んで行ったりします。そういう風に立ち居振舞う方が、周りの人が機嫌を悪くしない、周りはその方が都合がいいだろうと察したら、アダルトチルドレンは、自分が損を取ってでも、そうすることがよくあります。

なぜなら、その人は生まれた時から延々そうやって親の機嫌を取り続けていなければいけなかったからです。悲しい残酷なことですが、そのように洗脳されているのです。それは本人のせいではありません。暴力的な、抜き差しならない状況では、少しでも安全に生き延びるために、人間の本能が、そうするだけです。

心の不安定な、何がきっかけで爆発するかわからないような危険な虐待親と一緒に住んでいると、すぐ傍にいるモンスターを出来るだけ刺激しないように、子どもは極めて大人しく行儀よく礼儀正しく、真面目で温和な態度を自然と身に着けてゆくことがあります。

安全で守られた家庭ではない、危険な家庭環境でうまく生き延びるための知恵を自然と巡らせるようにもなるので、同世代の子供に比べて大人っぽかったり、冷静さや知的な理性的な態度が際立つような子供もいます。

まわりからは「性格がいい」「優しい」と言われたり「よく気が利く人だ」と言われたりするタイプも多いです。だからそこそこ人に好かれたりもします。

しかし、その子供は普通なら親子関係や家族関係で自然と学べるような、大事な健全な人間同士の愛情関係をまだきちんと知りません。

親に罵倒されたり殴られたり傷つけられている子供は、自己肯定感が低く、暴力や理不尽な扱いに慣れっこなので、周りが多少、自分を邪険に扱ったり暴力的になったりしても、それに気づかないこともあります。

周りが自分を不当に扱ってることに気づいても、自分の親よりはマシだなとか、前にもっとひどい目に遭ったから、そのことよりはまだ良い方だ、などと思い、怒らず、寛容になってしまいがちです。

幼い子には逃げようのない親からの攻撃に延々耐え続けていたせいで、危険な相手からは逃げる、という感覚、考え方、そういう行動がうまくできなくなってしまう子供もたくさんいます。SOSをうかつに求めると虐待親から報復されるリスクが跳ね上がるので、困った時、危険な時でも自分一人きりでどうにかしないといけないと思いこんだり、周りにバレてはいけないと、うわべで平気なふりをし続けたりもします。助けを呼ぶことも下手なのです。

それに、幼いころから親の暴力や罵声を浴びた子供は、なによりも「人を怒らせることが怖い」のです。条件反射的に、自分が殴られるリスクや何らかのひどい目に遭うリスク、最悪の場合、死のリスクを強く意識せざるを得ないからです。だから相手が理不尽でも、とにかく相手を怒らせないため、誰かが機嫌を悪くするのを目の当たりにしないために、反射的に、ほとんど無意識に、必死で、人のご機嫌を取り続けてしまいます。

そういうことから、親の虐待を逃れたあとでも、大人になったあとでも、アダルトチルドレンは延々、何か間違っている人間関係に陥りやすく、似たような暴力やハラスメントの被害に延々遭い続けてしまうことが非常に多いのです。

周りからは、なぜすぐに危険に気づかないんだ?なぜ逃げなかったのか?なぜ助けを呼ばない?と不審に思われます。でも本人には虐待の後遺症が既に重くのしかかっているので、普通の人がすぐ思いつくこともうまく思いつけず、普通の人がすぐに出来る行動もうまくできなくなっています。

でも普通の人は普通の環境で育ったがゆえに、なかなかそういうところまでは、深く理解できません。たとえば、今のあなたのようにです。

そんなに何回も何回も、トラブルの被害にあうだろうか?
やはり、本人が悪いんじゃないか?
普通の人はどうしても、そう疑ってしまうんです。
それは「認知バイアス」の一種です。

それは世界公正仮説とか、公正誤謬と心理学でいわれるものです。

「正しいことをしていれば正しい結果が出る、だから正しいことをしてさえいれば、悪い目には合わない(はずだ)」

みたいな単純素朴な考えが根っこにあると、
悪い目に何度もあうのは、正しくない悪いことをしているからだ、
という風に単純に考えて決めつけてしまう、そういう心理のことです。

そしてそのような心理的誤謬が、既に満身創痍で今までがんばってきたボロボロの友人を知らずしらずのうちに、さらに追い詰めてしまいます。

あなたには弱音を吐いているようですから、その人は、あなたにはある程度心を開き信頼しているんでしょう。

だけど、そんなあなたにも「あなたの性格や人間性が悪いから悪い目に遭うのではないか?」と疑われたらどうするでしょうか。

私もアダルトチルドレンです。
今までに何度も何度もひどい目に遭いました。
その時、何が一番辛かったといって、自分のよき理解者や自分の味方だと思っていた友人や、医療関係者から、時に何の根拠もなく、無邪気に、

「でもそんなに何回もひどい目に遭うなんて変だよね、普通に生きていてそんなことないよ。ありえない。信じられない、なんか恨みを買うような悪いこと、したんじゃないの?」

「何回も類似の被害に遭うって、つまりあなたは反省が足りてないんだよ」

「あなたにも落ち度があったのでは?」

などと半笑いで言われたことでした。

彼らに強い悪意があったとは思いません。

たいていは、むしろ私のことを普段は好きみたいで、人間として信用してくれてもいたので、素直に思ったことを言っただけだと思います。

でも私はその人達の言葉を一生忘れられません。
虐待や犯罪被害そのものよりも深い傷を私に与えたのは、彼らのちょっとした一言に込められていた「邪悪な疑い」でした。

あなたと友人の関係性は分かりませんし、あなたはその友人を少し鬱陶しいと感じているかもいしれず、人間的にもやはり、全面的には信じにくい、庇いにくいのかもしれません。それはそれで、致し方ないかもしれません。アダルトチルドレンに特有の行動原理や内面性はやはり、そうではない人達には、不審に思えること、理解しにくいことも色々あると思います。

手に負えないと感じたら、いったん距離を取った方が良いかもしれません。

しかし、友人として付き合いを続けるのであれば、あなた自身が、アダルトチルドレンや機能不全家庭に関する書籍を1冊でも読んで理解を深めることで、友人への不要な邪推は消えるのではないかと思います。
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小中学の時イジメにあってました。


元々、話すのが苦手で会話が遅過ぎるです。唯一、幼馴染の妻だけが理解してくれます。だから、本当に信じることが出来る人に出会うしかないと思います。
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あらゆる人間に攻撃されるようなら、そりゃもう本人に原因があります。



>よく「人を信じられない」と弱音を言ってくるのですが、どうしたらいいんでしょうか……

放っておけば?
人を信じられないなら何で私には話しかけてくんの?とでも言って。
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親の虐待が原因だとはおもいます


本人の思考をかえる

youtubeで斎藤一人さんや小林正観さんなど啓発本など読むように、すすめられてはいかがでしょうか
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