「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

物理、工学の質問です。薄い樹脂板の波長1070nmレーザー光に対する透過率測定にはランベルト ベールの法則は適用できませんね?なぜならその法則は溶液に対して成立するものだから。

A 回答 (2件)

透過率は(溶液だろうが固体だろうが気体だろうが関係なく)表面における反射の影響がある限りはランベルト ベールの法則に従いませんし、(溶液だろうが固体だろうが気体だろうが関係なく)表面における反射の影響がないのならランベルト ベールの法則に従います。



 樹脂板へ照射した光の強度をEとすると、樹脂板表面での反射率をkとして樹脂板に入る光は(1-k)E、これが厚みtの樹脂板によって減弱されるので(樹脂板の線減弱係数をμとして)強度が (1-k)(e^(-μt))E になって裏側の面に到達するのだけれども、その面を通過する光の強度は(簡単のためこちらの反射率もkだとして) (1-k)²(e^(-μt))E だけであって、残りのk(1-k)(e^(-μt))Eは再び樹脂板へ折り返し、減弱されて入射した面に戻ってくるのがk(1-k)(e^(-2μt))Eで、ここで反射するのがk²(1-k)(e^(-2μt))E、これがまた減弱されて裏面に到達するのがk²(1-k)(e^(-3μt))E、裏面を透過するのがk²(1-k)²(e^(-3μt))E、残りはまた反射して樹脂板へ折り返し… という具合で、結局、透過する光の強度は
(1-k)²E (k e^(-μt))Σ{n=1〜∞} (k e^(-μt))²ⁿ
  = (1-k)²E (k e^(-μt))/(1 - (k e^(-μt))²
ということになる。だから透過率は
  (1-k)² (k e^(-μt))/(1 - (k e^(-μt))²
ですね。
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そんなことは初めて聞きました。

液体、固体、気体、プラズマのどんな相でも成り立ちます。
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