【お題】王手、そして

雄一君は車の中に座っています。
雄一君は車の中で座っています。

この違いを教えてください。

A 回答 (10件)

No.5 の補足です。



「で」と「に」の違いは先の通り、対象自体の在り方の相違ではなく、その対象を話者がどのように捉えるかの相違です。

表現と対象を直結して捉える他ない発想では、この相違を捉えることができないので、どちらかが正しく、他は誤りという発想になります。

また、助詞が話者の主観の直接の表現であることを捉えられないと、他の回答にあるように、

>>雄一君は車の中{ニ/デ}座っています。
 の{ニ/デ}の働きは、場所を表わすでいいだろう。

などということになります。この文で、場所を表しているのは「車の中」であるのは明らかで、「{ニ/デ}の働きは、場所を表わす」などと意味不明な説明をする他なくなります。「5時に行く」「5時で帰る」などの「に」は時間的な位置付けの意識・認識を表します。

このように、言語が話者の認識の表現であることを正しく捉えられないと、表現と対象を直結して理解する他なくなり、他の回答や辞書のような語の意義と文での意味を混同した混乱した説明しかできなくなってしまいます。

<助詞の話──場所を示す「に」と「で」>という誤り
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=1001 …
参照。■
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№.1~No.9 どれにも感心させられます。


中に、というと客観的事実、中で、というと雄一君の意思で車の中を選んでるのかな?という感じでみてます。
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「に」は簡単に言えば車の中、という存在する位置を認識させる。


「で」は一般的には、手段・道具の認識を示唆します
「夜討朝駆け」、「ゲリラ戦」攻撃の手段ですね
「車の中」を手段として「座って」いるとも理解可能です。
とすれば、必然的に「何故」が浮かびますね、必ずしも深刻な理由が必要というわけではありませんが、何故の伏線には充分なりえます。
「に」の場合はそれがありません、単なる事実の描写なので「さよか」でおしまい、も十分可能です。
話者の意思はもちろん重要ですが、受け取る側がどのように受け取るかも重要なんです、その受け取り方を示唆するのが「に」であり「で」なんです。会話なんかは双方の共同作業なんです、それで十分内容が理解できれば、文学作品などでは、「素晴らしい」という評価が得られます。
受け取るもの(読者)を感動させ引き込む?。
絵画等の鑑賞でも同じ、見るものを感動させ引き込めば、「素晴らしい」
参考
空間的な位置付け
質問者はどう受け止めますか(私自身も省略承知で使うこともありますが)
空間的な位置、地球上での確定は、緯度、経度、標高の三次元座標で確定します、その位置を認識してどうします?。
「車の中」、という空間そのものを認識するだけ、そこに具体的な実態(といっても仮想空間のなかでの実態も含みます)があれば、空間の位置ではなくその実態そのもの。
でもそれだけなら「に」は不要ですね、だから「認識付け」に変更しました。
でも、どの様に「付け」?
車の中、を認識→一瞬のチラ見でも十分認識可能ですね、次の瞬間気になっていた晩飯のおかずのことに意識を移すことも可能です。
でも「に」があると、自分の経験から、それをしません、言われたからではなく自分の判断で、「車の中」を認識した状態を保持します、すぐにづづく言葉「座っています」で即理解可能です。
これが助詞「に」の持つ働き(機能?)なんです。
そのためにも
>自分の経験から、それをしません、言われたからではなく自分の判断で、「車の中」を認識した状態を保持します
これができる必要があります(自らの判断で行動)。
結論
これのみの例では大きな相違がないのも事実なんです。
でも全体のどの場面で使われるか、が重要になります。
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No.2です。



「車に座る」
はありですが、
「車の中に座る」
は違和感しかありません。

ただし、「車に座る」は車の上に座るようなイメージになります。
「車の中に座る」というと、車の「中に座る」となり、中ってなんだよとなります。

ちなみに、「車の運転席に座る」とか「車の中の運転席に座る」などにすればありです。

「に」でも「で」でもどちらでも良いと言っている人は、頭の中で
「車の中(の座席)に座る」
というような補完をしていると思われます。
なので、通じなくはないけどおかしな日本語と感じます。

逆に、この程度の日本語でよいのであれば、てにをはを一切使わずに、単語を並べるだけで伝わります。
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どちらも使えますが、「違い」を説明するのはけっこうメンドー。

「に」も「で」もいろいろな働きがあります。
 辞書の全文は末尾に。

雄一君は車の中{ニ/デ}座っています。

 の{ニ/デ}の働きは、場所を表わすでいいだろう。
1 動作・作用の行われる時・場所を表す。「三時【ニ】間に合わせる」「紙上【ニ】発表する」
1 動作・作用の行われる場所・場面を表す。「家【デ】勉強する」「委員会【デ】可決する」「試験【デ】合格点を取る」

 問題は、
【ニ】しか使えない場合、
【デ】しか使えない場合、
【ニ】でも【デ】でもいい場合
 があること。

雄一君は車の中{ニ/デ}座っています。
 の場合は両方OKだろう。意味は↑の辞書を説明を見ればわかるとおり、同じようなもの。こういう場合にいろいろなことを書いて説明する人がいるが、たいていは単なる主観でしかない。
 もっとほかに考えるべきことがあるのでは。

雄一君は車の中{ニ/デ}座ります。
 これも両方OKだろうが、ニにはほんの少し異和感がなくはない。それは当方の主観だろう。
雄一君は車の中{ニ/デ△}います。
 これはデは不自然。なぜなのだろうか。

 詳しくは下記をご参照ください。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1210. …
【助詞の話──場所を示す「に」と「で」】

 長い話なので要点を絞る。
 おそらく、『goo類語辞書』の記述がわかりやすい。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/17117/m1u …

===========引用開始
【2】「で」は、動作・出来事の起こる場所を表わす。動作を表わす動詞には、ほとんどつくことができる。
【3】「に」は、ものの存在する場所を表わす。「に」と結びつく動詞は、「ある」「いる」「住む」「勤める」「座る」「立つ」「泊まる」「止まる」など。
【5】「で」は、「に」あるいは「を」とも組み合わせて用いることができる。この場合、「で」の方がより広い範囲の場所を表わす。「東京でホテルに泊まった」「高速道路で追い抜き車線を走った」
===========引用終了

 辞書がちょっと言葉足らずで、「で」のほうが用途は広いが、「ある」「いる」の場合はデはつきにくい。
 ↑の「雄一君は車の中デ△います。が不自然なのはそのせい。
 一方、「座る」なら{ニ/デ}の両方が使える。

 ↑の【5】のとおり、ニとデを組み合わせるなら、〈「で」の方がより広い範囲の場所を表わす〉のが原則。「雄一君は車の中デ助手席ニ座っています」になる。

 以下はちょっと余計な話。 
===========引用開始
 さすがに辞書はムチャなことは書かずに無難にまとめているけど、[対比表]の部分はいただけない。
「校庭ニ遊ぶ」って×? 古風だけど間違いではないだろ。せめて△にしてもらえないかな(後述)。
「椅子デ座る」って×? せめて△にしてもらえないかな。これが「公園のベンチ( )座る」だと相当微妙になる。椅子よりもベンチのほうが広いからだろうか。「喫煙席( )座る」だと「デ」もOKだろ。もっと広くなるから? 「芝生( )座る」だとどちらもアリだろうな。理由はわかりません。これが「寝転がる」「寝る」「横になる」あたりだと「デ」のほうが自然な気さえしてくる。理由はわかりません。
===========引用終了



https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%AB/#jn- …
===========引用開始
に の解説
[格助]名詞、名詞に準じる語、動詞の連用形・連体形などに付く。
1 動作・作用の行われる時・場所を表す。「三時—間に合わせる」「紙上—発表する」

「熟田津 (にきたつ) —舟 (ふな) 乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」〈万・八〉

「二十一日、卯 (う) の時ばかり—船出 (い) だす」〈土佐〉
2 人・事物の存在や出現する場所を表す。「庭—池がある」「右—見えるのが国会議事堂です」

3 動作・作用の帰着点・方向を表す。「家—着く」「東—向かう」

「蟻のごとくに集まりて、東西—急ぎ、南北—走 (わし) る」〈徒然・七四〉

4 動作・作用・変化の結果を表す。「危篤—陥る」「水泡—帰する」

「青葉—なり行くまで、よろづにただ心をのみぞ悩ます」〈徒然・一九〉

5 動作・作用の目的を表す。「見舞い—行く」「迎え—行く」

「白馬 (あをうま) 見—とて里人は車清げにしたてて見—行く」〈枕・三〉

6 動作・作用の行われる対象・相手を表す。「人—よくかみつく犬」「友人—伝える」

「人—若菜給ひける御歌」〈古今・春上・詞書〉

7 動作・作用の原因・理由・きっかけとなるものを示す。…のために。…によって。「あまりのうれしさ—泣き出す」「退職金をもとで—商売を始める」

「春の野に若菜摘まむと来 (こ) しものを散りかふ花—道はまどひぬ」〈古今・春下〉

8 動作・作用の行われ方、その状態のあり方を表す。「直角—交わる」「会わず—帰る」

「桐の木の花、紫—咲きたるはなほをかしきに」〈枕・三七〉

9 資格を表す。…として。「委員—君を推す」

「はじめより我はと思ひあがり給へる御方々、(桐壺ノ更衣ヲ)めざましきもの—おとしめそねみ給ふ」〈源・桐壺〉

10 受け身・使役の相手・対象を表す。「犬—かまれた」「巣箱を子供たち—作らせる」

「ありがたきもの、舅 (しうと) —ほめらるる婿」〈枕・七五〉

11 比較・割合の基準や、比較の対象を表す。「君—似ている」「一日—三回服用する」

「御袴着 (はかまぎ) のこと、一の宮の奉りし—劣らず」〈源・桐壺〉

12 (場所を示す用法から転じて、多く「には」の形で)敬意の対象を表す。「博士—は古稀 (こき) の祝いを迎えられた」「先生—はいかがお過ごしですか」

「うへ—も聞こしめして渡りおはしましたり」〈枕・九〉

13 (動詞・形容詞を重ねて)強意を表す。「騒ぎ—騒ぐ」

「風いたう吹き、海の面 (おもて) ただあし—あしうなるに」〈枕・三〇六〉

14 「思う」「聞く」「見る」「知る」などの動詞に付いて状態・内容を表す。

「この継母の有様をあたらしきもの—思ひて」〈源・帚木〉

15 比喩 (ひゆ) の意を表す。

「逢坂をうち出でて見れば近江の海白木綿花 (しらゆふはな) —波立ち渡る」〈万・三二三八〉

[接助]活用語の連体形に付く。
1 あとの叙述の前置きとして続ける意を表す。…と。…ところ。「考えてみる—庶民のための政治は当分望めそうにない」「こともあろう—警官にけんかを売るとは」

「あやしがりて寄りて見る—、筒の中光りたり」〈竹取〉

2 理由・原因を表す。…ので。…だから。

「渡し守、はや舟に乗れ、日も暮れぬと言ふ—、乗りて渡らむとするに」〈伊勢・九〉

3 逆接の確定条件を表す。…けれども。…のに。…だが。

「日中の照りに乾いて、きょうは道が好かった—、小庭の苔はまだ濡れている」〈鴎外・蛇〉

「よろしうよみたりと思ふ歌を人のもとにやりたる—、返しせぬ」〈枕・二五〉
4 添加・並列を表す。…のに加えて。…の上にさらに。

「旅の空を思ひやるだにいとあはれなる—、人の心もいと頼もしげには見えずなむありける」〈かげろふ・上〉

[補説]接続助詞「に」は、用言の連体形に付く格助詞「に」から転じたもので、1は口語では多く「要するに」「こともあろうに」などの慣用的表現として用いられる。
[終助]
1 《上代語》活用語の未然形に付く。他に対してあつらえ望む意を表す。…てほしい。

「ひさかたの天路 (あまぢ) は遠しなほなほに家に帰りて業 (なり) をしまさ—」〈万・八〇一〉

2 《近世語》活用語の終止形に付く。軽く注意を促したり、とがめたりする意を表す。…のにな。…のだぜ。

「飯をたいたら、かゆになってしまうわな。米をたくといへばいい—」〈滑・膝栗毛・初〉

[並助]並列・列挙・添加・取り合わせを表す。「バター—チーズ—牛乳」「月—むら雲、花—嵐」
「有識 (いうそく) —公事 (くじ) のかた、人の鏡ならんこそいみじかるべけれ」〈徒然・一〉 
===========引用終了


https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%A7/#jn- …
===========引用開始
で の解説
[格助]《格助詞「にて」の音変化》名詞、名詞的な語に付く。
1 動作・作用の行われる場所・場面を表す。「家—勉強する」「委員会—可決する」「試験—合格点を取る」

「やまきの館 (たち) —夜討ちに討ち候ひぬ」〈平家・五〉

2 動作・作用の行われる時を表す。「二〇歳—結婚する」

「十三—元服仕り候ふまでは」〈平家・七〉

3 動作・作用を行う主体となる組織・団体を表す。「政府側—検討中だ」「気象庁—光化学スモッグ警報を発令した」

4 期限・限度・基準を表す。「一日—仕上げる」「五つ—二〇〇円」

「三百騎ばかり—喚 (をめ) いて駆く」〈平家・七〉

5 動作・作用の行われる状態を表す。「みんな—研究する」「笑顔—あいさつする」

(以下略)
===========引用終了
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「に」は空間的な位置付けの認識を表します。



「で」は手段・方法の認識を表します。

雄一君は車の中に座っています。
は「車の中」を「座っている」という動作の空間的な位置として表しています。

雄一君は車の中で座っています。
「で」は「座っている」という動作の手段・方法として「車の中」を捉えています。■
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格助詞「に」は向かう対象を示します。

これに対し格助詞「で」は場所を示します。

>雄一君は車の中に座っています。
 車の中ならどこでもよく床に座っているかもしれない。
>雄一君は車の中で座っています。
 車の中で座れる所に座っている。
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まぁ基本的に大きな違いはないけどあえて言えば「中に」は「外じゃなくて中に」という「中」を強調していて、「中で」の方は「立っている」じゃなくて「座っている」という行動を強調している感じがしますね



雄一くんどこいるの?車の中に座ってるね
雄一くんなにしてるの?車の中で座ってるわ

といっても厳密ではないので逆の回答の場合もありえますけどね
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「雄一君は車の中で座っています。


は正しいと思う。

でも
「雄一君は車の中に座っています。」
は違うと思う。

雄一君は車の中に住んでいる
雄一君は車の中に行く
雄一君は車の中にジュースを取りに行く
雄一君は車の中にカバンを忘れた
雄一君は車の中に時計を置いた

雄一君は車の中で時計を見る
雄一君は車の中で歌っている
雄一君は車の中で休んでいる
雄一君は車の中でジュースを飲む

のように使い分けます。
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文法上はどちらも格助詞(場所をあらわす)で、意味は同じになります。

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