地下鉄サリン事件はなんの為に犯行したんですか？ あれだけ大きければ信者を更に増やし、国を乗っ取ること

地下鉄サリン事件はなんの為に犯行したんですか？

あれだけ大きければ信者を更に増やし、国を乗っ取ることも平気でできたと思うのですが目的が分かりません。

No.11 ベストアンサー 回答者： sandaba 回答日時： 2024/09/22 12:15

暴力による国家転覆を図ったのです。

あらかじめ断っておきますが、所詮は頭のおかしいカルト宗教のことなので理屈に整合性を求めるのはあまり意味がありません。

オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしたのは1995年ですが、1990年には国政進出を図っています。教祖を含め25名が立候補した、しかし全員が供託金没収レベルの惨敗に終わりました。

教祖は選挙の敗因を国家権力による陰謀だと考え、武力による権力奪取の必要性を感じるようになったと言われています。

ちなみに1990年代初めまでは、オウムはちょっと怪しいと噂はあったものの、そこまで危険な集団とは思われていませんでした。宗教のニューウェーブとして持ち上げる風潮すらあったと記憶しています。教祖は東大の学園祭なんかにも登場していました。

この回答へのお礼

宗教関連でかなりセンシティブな話題でしたが、沢山の方にかつ分かりやすく説明して頂き感謝申し上げます。

確かに、もしもそこに宗教的な理屈が有ったとは言え、私たちには言葉にしても分かりえない事なのかも知れないですね。

国政進出が失敗した事が引き金で地下鉄サリン事件が起きたと言う意見が多く見られますね。

そして、「もう少し信者を増やしたら国を乗っ取れるのでは？」と言う質問に対しては「無理」と言う意見も見られ、オウム真理教が当時にどの様な立ち位置に居たのかを見ているとその意見にも納得が行きました。

色々な回答を見る事が出来て楽しめたと同時に、学びとなりました。
自身は宗教関連には疎い方でしたが、とても分かりやすい回答をして下さってありがとうございました！！

お礼日時：2024/09/28 20:21

No.14 回答者： makocyan1 回答日時： 2024/09/23 10:54

今一目的がわかりません。

ただ「あれだけ大きければ信者を更に増やし、国を乗っ取る」ってのは、その気になって国政選挙に出たけど全滅って現実を突きつけられて、真っ当な手段じゃ教団の維持が困難になるかもって焦りがあったんじゃないですかね。

No.13 回答者： sukopon 回答日時： 2024/09/23 10:52

確か近々施設に強制捜査が入るということでそれを阻止するためにあんなことして攪乱したとかそんなんじゃなかったかと思います

No.12 回答者： sunsowl 回答日時： 2024/09/22 14:15

別の方が詳しく書かれていますが、麻原氏は国政進出を目論んで、衆院選に立候補したところ惨敗を喫したことが、事件の引き金ではなかったかと思います

当時、秋葉原にPCショップを出店したり、飲食店も始めたりしていたのですが、ちょうど選挙惨敗の時期から「オウムってなんか変」という空気になり始めたのも記憶にあります

オウムやサリン事件については書籍が出ていますので、読んで調べてみるといいでしょう

No.10 回答者： 天竜川の竜 回答日時： 2024/09/22 11:13

地下鉄サリン事件の前年1994年（平成6年）の「松本サリン事件」は、オウム真理教が富士山の東麓で教団施設サティアンで作った猛毒サリンの実験場だったのです。

松本サリン事件は、松本の教団施設の明け渡し裁判の審理をする松本裁判所の裁判官宿舎すぐそばで、事件を起こしたのです。
（松本裁判所は、国宝松本城の北側の堀を挟んだところに有るし、裁判官の宿舎は直線で300mくらいの住宅地に有った）

サリン噴霧が大成功だったが、警察の捜査でオウム真理教が疑われて捜索が近いと感じたたため、オウム真理教が目をそらすために政府機関の近い地下鉄を狙ったのです。


オウム真理教の教祖・麻原彰晃（松本智津夫）と同じ「松本」に何かの思いが有ったのかもしれません。

－－－

オーム真理教は、1989年（平成元年）教祖・麻原彰晃（松本智津夫）が党首となり結成された宗教政党「真理党」を結成。
1990年（平成2年）の第39回衆議院議員総選挙に、麻原教祖や教団幹部ら25名を擁立し、全員落選。（全員が供託金没収点未満だったため、供託金はすべて没収）

No.9 回答者： 1020たかちゃん 回答日時： 2024/09/22 10:54

麻原は自分の生い立ち貧乏憎み人並みな生活を送りたかった。

そしてオーム信者が増えるたびに独裁者になり国家・世間に憎しを向けサリンをばら撒いた。
麻原は何で自分だけが貧乏でこんな辛いをしなければならないと思ったんだろうな。

No.8 回答者： 春閑 回答日時： 2024/09/22 10:46

あの程度の規模では国を乗っ取ることは出来ません。

麻原彰晃が地下鉄サリン事件を起こしたのは、警視庁がある虎ノ門駅でサリンをバラまき、警視庁にダメージを与えようとしたのです。
そのために地下鉄虎ノ門駅に乗り入れる路線の電車にサリンを持ち込み、虎ノ門駅辺りでサリンが気化するように穴を開けたわけです。
調整が上手く行かずに、虎ノ門以外でサリンが流出したケースも多発しましたが。

なぜ、警視庁を狙ったのか。
オウム真理教は、テレビで盛んに報道され、麻原彰晃も有名タレント並みに扱われて知名度を一気に上げましたが、次のステップとして国政選挙に麻原彰晃本人と数多くの信徒を出馬させました。
しかし、惨敗を喫し、供託金も没収されてしまいました。そのために教団の金庫は空になったと言われます。

この結果を、麻原彰晃は、政府がオウム真理教を警戒して公安警察を動かし、選挙妨害を行ったためと断じたのです。

それで、復讐のために警視庁を潰しにかかったということでしょう。

No.7 回答者： sagida 回答日時： 2024/09/22 10:45

信者を親から引き離し大音量で狂わす方式ですから、反社会的なので、親がまず反対しだし、すこしづつ殺人をするようになり、殺人に慣れてしまったのでしょう。

No.6 回答者： FADEDLOVE 回答日時： 2024/09/22 09:16

オーム真理教の信者たちは

自分たちは神であって
それ以外の人たちは悪魔である

悪魔をポアすること
殺すことは
功徳であって
より上級の神に近づくことができる
おかしな考え方ですが
それが
真理教の教えなのです

教団の名前は変わりましたが
その考え方は
今も変わっていません

No.5 回答者： Umidojyou 回答日時： 2024/09/22 09:04

暴力的手段で政府転覆を目指し、自分たちが権力を握ることを目的とする、過激な政治的な思想を持つ組織は、不特定多数の一般市民の大規模殺害をして、治安を悪化させ、社会不安を煽り、国民の不安につけ込んで、自分たちの主張を浸透させようとする行為は常套手段です。

過去には、三菱重工爆破事件、テルアビブ空港乱射事件など、日本人が起こした同様の事件があります。
オウム真理教は、極左ではありませんでした。むしろ、チベット仏教系宗教組織を仮装していて、保守とも見られていましたが、内情は極左過激派組織と同じだったのでしょう。
この組織は、政党を作って実際に選挙に立候補もしていましたので、政治的な意図は非常に強かったことは確かです。
参考までに、極右過激派は、特定の個人に狙いを定めてテロを行う特徴があります。
二・二六事件や五・一五事件に見られます。