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日本の歴史をながめても、スポーツと呼ばれるものはあまりありません。
日本の文化はスポーツが育たない土壌だったのでしょうか?
それともスポーツに興じるほどの豊かさがなかったのでしょうか?
あるいは文化輸入国の中国でスポーツがはやらなかったからなのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 yoshinobu_09さん こんばんは



 歴史をどこまで詳しくながめたか解りませんし、「スポーツ」をどこまで言うか解りませんが、江戸時代やそれ以前にもスポーツはありました。

 まずスポーツの定義ですが、「余暇活動・競技・体力づくりのために行う身体運動。」です。例えば余暇の一環だったら、現在格好いいカーレーサーに憧れて草レースをするのと同様に当時に錦絵に描かれた「雷電為衛門」や「谷風梶之助」に憧れて草相撲をする人も居たでしょう。そう言う庶民レベルのスポーツは現在と同じでやられていました。

 競技スポーツとなると、京都や東京深川の三十三間堂の「通し矢」や各藩毎に行なわれていた「馬術競争」等が有ります。

 それ以外では、江戸城の大奥では特別な事がない限り大奥の警護は大奥の腰元衆が行なっており、そのため大奥の腰元衆は日夜「なぎなた」の鍛錬をしていたそうです。現在のスポーツの定義からすると少し外れる感じもしますが、この警護の為に鍛錬していた「なぎなた」だってれっきとしたスポーツだと思います。現在でもオリンピック競技となっている「射撃競技」ですが、元々は戦争の為の道具として発展してきた歴史があり、日夜腕前の上達の為に鍛錬していたわけです。この鍛錬とはスポーツの定義の「体力づくりのため」に当てはまる部分があると思います。

 以上より、現在スポーツと言うと多くの方はプロ野球・Jリーグ・オリンピック等の競技スポーツの事を指すと思います、それ以外にもスポーツの分野は広く江戸時代やそれ以前も行なわれていた事が解ると思います。
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 質問者様の「スポーツ」の定義が分からないので答えづらいのですが、剣道や弓道、水泳などは江戸時代には大変盛んになっています。


 これらは武術としての側面もありますが、それ以上にルールによる統制が進み(ちょっと考えれば分かりますが、剣道の篭手を取られたとしても実戦では大きなダメージにはつながりにくく、実戦経験者がそれを指して剣道を批判したこともあります)「体を鍛える」というスポーツ化が進みました。
 弓道でも三十三間堂の通し矢など実戦とは違うベクトルに進化する傾向がありました。
 また相撲見物もこの時代から一般化します。

 また、古くは「蹴鞠」なんかもスポーツと言えるのでは(あまり一般化はしませんでしたが)。
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