重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

【GOLF me!】初月無料お試し

W={ x↑ = ( t[x1 x2 x3] )∈R^3 |(x1 - x2 + 2x3 = 0, 2x1 + 3x2 - x3 = 0) }

がR^3の部分空間であるかどうか確認する問題です。解説には
   ┌     ┐
 A=│1 -1  2│
   │2  3 -1│
   └     ┘
としたとき、ゼロベクトル o↑は Ao↑=o↑を満たすので o↑∈W とあったのですが

  Ao↑= o↑

の左右のゼロベクトルは異なるはずです。
 左: t[0 0 0]
 右: t[ 0 0]

 こういう問題では、ゼロベクトルに関しては区別しないでいいのでしょうか?

A 回答 (3件)

当然、区別しなくてはなりません。



ベクトル空間の定義は...
可換群 (V,+) と体 k の間に k×V→V 型の演算 ・ があって、
以下の公理が成り立つとき、(V,k) の組をベクトル空間という。
公理:
k の(乗法)単位元を 1 として、k の任意の元 a, b と
V の任意の元 x, y について
 1・x = x,
 (ab)・x = a・(b・x),
 (a+b)・x = a・x + b・x,
 a・(x+y) = a・x + a・y.
が成り立つ。
...というものでした。
群(V,+)の単位元が、ベクトル空間 V の零ベクトルです。

異なる群の単位元は別々のものなので、
異なるベクトル空間の零ベクトルは当然別々のものです。

どのベクトル空間の零ベクトルかを明示して
A(o↑_R^3) = (o↑_R^2) のように書くのが本来ですが、
省略して Ao↑= o↑ と書いても
左辺の o↑ が R^3 の o↑,
右辺の o↑ が R^2 の o↑ であることは理解できるよね?
というお互い大人な了解の下で
式を簡潔に書くのはありえることです。

厳密に書くことで、却って式が読みにくいということも
起こりますから。
    • good
    • 0

ゼロベクトル[0;0;0]は A[0;0;0]=[0;0]を満たすので [0;0;0]∈W

    • good
    • 0
この回答へのお礼

ああ、そういうことなのですね。ありがとうございました。

お礼日時:2025/02/26 21:14

ゼロベクトルだって, 次元が違えば当然別のものだしそこは区別が必要.

    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A