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僕は今、大阪にある身体障害者授産施設へ通所しているのですが、送迎バスのことでちょっとお聞きしたいことがあります。
 僕の通所している施設はちょっとヘンで、帰りのときだけ送迎バスが出るんです。それも施設がある最寄りの駅まで。そこから家までは電車です。朝、出勤するときも送迎バスが全然出ないので、施設まで1人で電車通勤をしています。
 ほかの通所している人は、家の人の車で施設まで送ってきてもらってるみたいです。
 よその福祉施設ではこんなことないですよね?やっぱり行きも帰りも、通所している人たちの家の近くまでバスが出ますよね?
 皆さんはどう思われますか?

A 回答 (2件)

>質問の意味が分かりませんが、毎日の送迎は、施設の指導員の先生がバスの運転をやってます。



バスが法人の自前だ、ということになりますね。
施設の指導員の方がバスの運転をしている所はそうです。

あなたが通っている施設の送迎バスの大きさはわかりませんけれども、授産施設によってはかなり大きなバスを使っている所もあります。
大きなバスを使っている施設ですと、バスは誰でも運転できるものではないので、運転できる職員が辞めてしまうと、次の人が見つかるまで大変だったりします。

送迎バスが帰りにしか出ない理由も想像がつきました。
朝は、施設の仕事を始める前にいろいろ準備したり、職員同士の打ち合わせなどをしなくてはいけません。
朝、職員がもし送迎バスに乗ってしまうと、ただでさえ職員全体の数が少ないので、準備や打ち合わせができなくなってしまうのです。

これでは大変なので、バス会社のほうからバスを出してもらうことにします。
これを「運行の委託」と言うのです。
運転士さんもバス会社の人ですし、バスもバス会社のバスです。
朝と夕方の送迎のときだけ施設の送迎バスになって、昼間は普通のバスとして街の中で走らせています。
そうすると、早い話、施設があまりお金を払わなくても街の中でお客さんがバスに乗ってくれますから、バス会社もお金の心配が必要なくなります。
その結果、指導員がバスを運転する場合とくらべると、バスにかかるお金(ガソリン代やバスの車代とか、いろいろありますよね)が少なくて済みます。

>もう一つ、以前、寮に入ってた施設と比べてちょっとおかしいと感じる点があります。それは、職員が少ないです。

施設にはいろいろな種類があります。
たとえば、入所施設ですと更生施設とか療護施設などがあります。通所施設だと授産施設などがあります。
施設の種類が違うと、入所者の数は同じなのに、一方ではたとえば20人の職員がいるのにもう一方では10人の職員しかいない、ということがよく起こります。
ですから、「事務員や調理員を除くと7名ぐらいしかいません」となっています。
特に、授産施設は、入ってくるお金(支援費や補助金)が入所施設にくらべるとぐんと少なくなってしまうので、職員の数もぐんと少なくなります。また、送迎バスに使えるお金も少なくなってしまうので、送迎バスが夕方にしか出なかったりします。

>それと毎日の宿直は、女子の所生さんもたくさん寮に入ってるのに、男性職員1人しかしないことです。

ヘンですよね。
たとえば、女子の生理の世話とかをしなくてはならないとき、どうするんでしょう?

>ちなみに僕が以前、寮に入ってた施設のときは、男性職員1名、女性職員1名で宿直にあたってました。

それがあたりまえだと思いますよ。
男の入所者は男性職員が、女の入所者は女性職員が世話をしなくっちゃならないと思います。
トイレの世話とかお風呂の世話を異性の職員にされたら、とても恥ずかしいですよね。
けれども、入ってくるお金が少ないと職員を雇えないので、なかなかそうできない場合も多くなります。

いま、施設に使えるお金がどんどん足りなくなってきています。
「支援費制度」というしくみでお金が入ってくるのですが、支援費制度がうまくゆかなくなってしまったのです。
消費税を上げたり、あるいはムダな税金の使い道をやめたりすれば、もしかしたらお金をやりくりできるのではないか、と思うのですが…。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/05 01:27

お話をうかがって、「なんかすごくヘンだなぁ…」と思わないわけにはゆきませんでした(ごめんなさいね。

こういう言い方で。)。
普通、行きも帰りも送迎バスを運行すると思うんです。
現に、私が勤めていた授産施設(あ、15年間、施設の職員でした。中途障害を持ってしまったので勤続がむずかしくなり、転職しました。)でも、ちゃんと運行していましたよ。

福祉っていうのは「ない袖は振れない!」みたいな面が極端に出るところがありますよね。
お金がなければ、どんどんサービスを削ってしまう…。しわ寄せはみーんな障害を持った方にいってしまう…。
財政的には比較的余裕がある法人でしたけれども、それでもいろいろとサービスを縮小・削減せざるを得ない部分がありまして、職員がのうのうとしているのがほんとうに申し訳なかったです。

送迎バスは、法人(社会福祉法人立または公立ですか?まさか、無認可又はいわゆる共同作業所ということはないと思いますけれど。)の自前ですか?
それとも、どこかのバス会社に運行を委託していますか?

法人が自前で車輌や運転士を持っている場合、はっきり言って、法人の会計を圧迫します。維持費がバカにならないですもの。
そこで、どこかのバス会社に運行を委託してしまうのが常道だったりします。
これもコツがあって、たとえば、車イス対応のバスなんかはわざわざ用意しない、巡回ルートを決めても家の近くにまではわざわざ廻らない(=停留所を決めてしまう)、一般乗合バス(=路線バスと全く同じもの)と同じ車輌を流用してもらう、などという手法を使って、経費をぎりぎりまで落とします。そして、人件費はバス会社持ち、ということにしてもらって、あくまでも運行そのものの委託料だけを支払う、ということにします。
すると、何とか、行きも帰りも送迎バスを運行させることができるようになります。
でも、年間で、軽ーく1千万円前後が吹っ飛んでしまいますよ…。

要するに、入ってくるお金がないんでしょうね。
ですから、送迎バスも帰りだけ、などという、とんでもなく中途半端なことになってしまう…。
でも、いつでも家族が送迎できるわけでもないでしょうし(家族が病気になったり、あるいは高齢化が進んだり。)。
そもそも「自立、自立」と騒ぐ割には、「いつまで経っても家族等の世話にならなくっちゃならない障害者」(言い方はたいへん失礼かもしれませんけれども、「自立できない障害者」と言い替えてもよいかもしれません。)を作ってしまっていると思いませんか?

送迎バスも、「考えようによっては自立の妨げ」だとか「そこまで世話を焼く必要はないのでは?自分で通え!」とかと言う方もおられます。
ある意味で一理あるようにきこえますけれども、送迎バスの運行って、実は、支援費の算定根拠になってたりもするんですよねぇ。
問題は、「送迎バス代として○○円は必ず使って下さいね」という決め方ではない点。早い話が、どんぶり勘定でポーンと支援費が出されてしまう面があるんですね。
すると、法人や施設に経営感覚がないと、どんどんムダな方向にばかり使われてしまう…。必要なもの(たとえば送迎バス)にお金が廻ってこない…。
その結果、施設サービスがどんどん悪い方向に行ってしまったりもするんですよ。

「なんだかなー…」って思います。
「施設(福祉)の常識は社会の非常識」とでも言ったらよいのか、「やってることがそもそも理屈に合わない」っていう感じですよね。
施設職員をしていた私が一般企業に転職したときに、つくづくそう思わされました。
一般企業(特にサービス業)でこんなことをやってたら、たちまち経営が破綻して倒産しちゃいますよ…。お客さんの身に立って考えることさえしてないですし。

まさか、ほかにも「ここがヘン!」なんていうところがあったりはしないでしょうか?(^^;)
もう、こうなったら、どんどん声をあげていったほうがよいのかもしれませんね。

この回答への補足

>送迎バスは、法人の自前ですか?

質問の意味が分かりませんが、毎日の送迎は、施設の指導員の先生がバスの運転をやってます。
もう一つ、以前、寮に入ってた施設と比べてちょっとおかしいと感じる点があります。それは、職員が少ないです。事務員や調理員の人をのぞくと、7名ぐらいしかいません。それと毎日の宿直は、女子の所生さんもたくさん寮に入ってるのに、男性職員1人しかしないことです。
ちなみに僕が以前、寮に入ってた施設のときは、男性職員1名、女性職員1名で宿直にあたってました。

補足日時:2005/06/04 18:35
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