ショボ短歌会

こんにちは。
 今日は疑似科学について質問があります。
 
 まずはこちらをご覧ください。
     ↓

 「されど罪びとは竜と踊る」(角川スニーカー)
 「ウィザーズ・ブレイン」(電撃文庫)
 「よくわかる現代魔法」(スーパーダッシュ文庫)

 いずれもライトノベルと呼ばれるジャンルの本ですが、
 根幹となる考えはどれも一緒です。

 大まかに言えば、超高速演算コンピュータによって
 超常現象を引き起こせることを前提にしています。

 また必ず魔法陣のようなものを必要とします。
 それぞれ「咒印組成式」「論理回路」「コード」と呼んでいます。
 
 全部が世界の情報を操作することから、私は面白半分にこれらのジャンルの小説を
 「世界改変SF」と読んでいます。
 心の中だけですが。

 最近、このようなテーマのSF/ファンタジー小説をよく見ます。
 いわゆる「疑似科学」の世界では流行りなのでしょうか?
 またこれらの理論はいつ頃から考えられるようになったのでしょうか?

 余談ですが、私はこれらの小説の中では、「されど罪人は竜と踊る」と「ウィザーズ・ブレイン」が好きです。「されど・・・」は、賛否両論が激しいですが。

A 回答 (5件)

「よくわかる現代魔法」は読んだことがあります。

「されど罪びとは竜と踊る」はテクノマジック・ノベルと称されているのを見たことがあります。

疑似科学の分野ではこのようなPK(サイコキネシス)系をプログラミングと普通の機械(コンピュータ)で実現させようとしたものは無いと思います。しかし、似たようなアプローチはあります。

「モントークプロジェクト」(たま出版)には、霊能者が特殊な機械に座り、コンピュータと装置を連結して同期を取ってさまざまな現象(マインドコントロールや超常現象、タイムワープ)を起こしたという実験について書かれています。

PKではなくESP系ならもっとたくさんあると思います。簡単なものなら占いマシーンとかソフトウェア版の念力計などが挙げられます。EVP(Electric Voice Phenomena)は映画「シックスセンス」に出てきたようにテープレコーダに霊の声が録音されるというものですが、最近ではITC(Instrumental Trans-Communication)と言ってパソコンのHDDに死んだ人物からのメールが保存される、TIFF画像がいつの間にか保存されているなど現象が知られている。ITCのアイデアは一部「女神転生」にも使われているのではないかと思います。

「よくわかる現代魔法」ではコードによって回路に流れた電流が魔法を起こすと説明がありましたが、パソコン無しで電気回路を使って現象を起こすというものまで含めれば、反重力装置、フリーエネルギー装置なども該当するかもしれません。
パソコンが登場する以前の時代なら、エジソンが霊界通信機を作ろうとしていたこと、同時代の発明家テスラの電気・電波技術とオカルトを結びつけたような研究などがあります(自ら発明した送信機を使って宇宙人と交信したと主張していた)。特にテスラはその後のオカルト・SFに大きく影響を与えていると思います。

「ウィザーズ・ブレイン」とか紹介してくださってありがとうございます。読んでみたくなってきました。
ところでこの「科学」ってカテゴリ、なんでもありですね(^^;
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
本を読んだ方からのご意見でとても助かります。
実はいま読んでいる本、『飾られた記号』(電撃文庫)にも情報場とか存在強化などの単語が出てきます。俗に言うSF・ミステリーです。概念は他のものと面白いほど一致しています。かなり意識的にこの手の本を読むようになりました。

 『女神転生』の話が必ず出るので、ちょっと興味が出てきました。こうして皆さんの意見をみると、疑似科学というより、オカルトの気がしてきます。

お礼日時:2005/06/14 18:37

追加です。


私も気になったので女神転生について調べてみました。女神転生の原作者、西谷史氏はなかなか面白い人物だと思います。

書評などでもコンピュータと悪魔召還を融合させたのは「斬新なアイデア」と書かれているので、やはり西谷史氏のアイデアなのではないでしょうか。西谷史氏自身、様々な不思議体験をされているようです。また占星術師をやっていた時期もあるようです。

7月下旬に原作の「愛蔵版 女神転生 デジタル・デビル・ストーリー」の再販が決定したようです。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=9819

西谷史の公式サイト
http://www.west-valley.org/
西谷史の世界
http://www.ztv.ne.jp/web/ryoma21/nisitani/index. …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

狙ったかのように原作が再販になるようですね。
ゲームをする余裕があまりないのですが、小説の世界観だけでも見ようと思います。

皆さんありがとうございました。

お礼日時:2005/06/20 15:52

この質問を読んでいて、「コンピュータで世界の法則に介入して魔法のような現象を起こす」というのは、昔のサイバーパンクで「凄腕のハッカーがサイバースペースで魔法のようなことをしてのける」というのを現実世界にそのまま持ってきただけなのではないかと思ったのです。


コンピュータを使っているというのは、そのなごりということで。

あと、A・C・クラークという仙人のありがたいお言葉に「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」(1973年?)というものがありますが、‥‥関係ないですかねぇ。

この回答への補足

ありがとうございます。

>「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」
 これについては聞いたことがあります。しかしながら彼の言わんとしていることは、私の質問とは直接結びつかないと思います。

> 「凄腕のハッカーがサイバースペースで魔法のようなことをしてのける」というのを現実世界にそのまま持ってきただけ
 
 単刀直入にいえば、違います。実際は呪文を唱えながら杖をブンブン振り回す魔法使いの姿に近いです。コンピュータは呪文を限りなく繰り返すものと考えてください。ちなみにこれだけ現実世界に影響するためには、量子コンピュータクラスの演算能力が必要だそうですが。ただしそれについては諸説あります。
        
本当は小説を読んでいただけるとわかりやすいと思います。

補足日時:2005/06/06 23:09
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実際に観たことはなく、雑誌で記事で読んだ記憶で・・・。



1982年公開の映画『デビルスピーク』
 アメリカの寄宿学校を舞台に、学校ぐるみの虐めをうけた少年が、コンピューターを使って悪魔を召還して復讐。男版『キャリー』というのが売り文句でした。
たしか『女神転生』の元ネタの一つだったと記憶しています。

また、魔法を理工学的に解釈しビジュアル化した漫画として、藤島康介(著)『ああっ女神さまっ』もけっこう古いと思います。

参考URL:http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD6245/

この回答への補足

ありがとうございます。

 映画のあらすじを見た限りでは求めていたものとは少し違いました。

 もうすこし物理学的な内容だとおもいます。プランク定数や波動関数を改変して物質の大きさを一時的に増大させる、といった感じです。ただモンスターを召還する話はでてきますが。

 女神転生については怖い顔の登場人物やモンスターが多数出てくるということぐらいしか知りません。でも人気シリーズらしいので友人に説明を請うてみます。

補足日時:2005/06/06 09:25
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 自分の覚えてる限りでは、1987年にPC用・ファミコン用として発売された「女神転生」シリーズがコンピューターを使って魔法を実現するという設定の最初かと。

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この回答へのお礼

 ありがとうございます。
 「女神転生」はやったことがないのでよくわかりませんが、少なくとも20年近く前には考えられていたという事ですね。
 噂には聞いているので、すこし調べて見ます。

お礼日時:2005/06/06 00:18

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