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風邪薬など、服用したら、その吸収率は3割程度と聞いたのですが、その吸収されなかった後の薬は、大腸ではなにも作用しないのでしょうか?たとえば、便秘の人は1週間程度もお腹にその薬を保有しているのです。毎日服用した薬が1週間分お腹に溜まってしまうと思うと、心配です。

A 回答 (3件)

非ステロイド抗炎症薬の副作用で多いのは胃腸障害です。

このため胃腸の弱い方に経口投与する際には、プロドラッグが選択されることがあります。これは、胃腸管では不活性で、胃腸管で吸収されてから活性型となるものです。なお、放射性医薬品の場合には、放射線を照射する作用が大きくなりますが、その程度は、日本原子力研究所等で提供している計算コードで評価できます。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。あまり薬に詳しくないので、追加質問ですが、食事では、吸収されなかったものが「便」という形で排泄されますよね。薬も100%吸収され、肝臓で代謝されていくとは考えづらいのですが、いかがなものでしょうか?
もし、よろしければ、見解を下さいませ。

お礼日時:2001/10/10 05:22

薬はいつまでも元の構造のままではありません。

便秘の人は一週間も・・・と言うのは考えすぎですよ。薬は服用するとまず酸に溶ける薬は胃液で溶けます。胃酸で溶けない薬は腸に移り、腸液で溶かされます。溶け出た成分は、消化管の粘膜から吸収され血液やリンパ液の中にはいり、その後、門脈を経て肝臓にまで運ばれます。肝臓からは下大静脈を経由して、心臓を経て体全身に運ばれます。この後、各組織に分布し、(大部分は)肝臓で代謝され、この後、腎臓から尿へ、また、肝臓から胆汁へ、そして腸から便中へ排泄されます。便秘であるからといって心配されなくとも大丈夫ですよ。
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この回答へのお礼

早々にお答えくださりありがとうございます。
恐縮ですが、ちょっと教えてください。
薬の吸収率です。全部吸収され、代謝されていくんでしょうか?この点について、コメント頂ければ幸いです。

お礼日時:2001/10/10 05:26

食品の吸収も薬と同じように化学物質の代謝と考えることが出来ます。

消化管吸収率は薬品によって異なります。例えば、同じジギタリス製剤であっても、ラニラピッドがほとんど吸収されるのに対してセジラニドの吸収率は半分以下です。また、消化管吸収率は個体差が一般には存在します。消化管通過速度と消化管吸収率の関係については勉強不足のため知りませんが、Medlineを検索されたらおそらくなんらかの情報を手に入れることが出来るでしょう。
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この回答へのお礼

早々に返事を頂き、ありがとうございます。
調べてみます。

お礼日時:2001/10/12 09:49

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