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 自動車の歴史を見ると、初期の頃の車は泥除けが付いている等の細かい違いがあったにしろほとんどタイヤ剥き出しの車でした。現在はほとんどのロードカーは車が剥き出しでは有りません。もちろんスーパーセブンと言うタイヤ剥き出しのロードカーは有りますが・・・。これは多分タイヤの巻き込みという事を考えての安全性対策だと想像しています。

 ところでレーシングカーの世界では、WRCやGTカーレース等タイヤが剥き出しでない無い車のレースとフォーミュラーカーと言われるタイヤ剥き出しの車のレースがありますよね。WRCやGTカーレース等の場合は市販車ベースのレースですから、タイヤが剥き出しでないの解ります。叉フォーミュラーカーの場合は,車重を1gでも軽くしたいと言う発想の元に作られた車ですから、タイヤが剥き出しなのも理解できます。

 ところでかつて80年代や90年代ル・マンやその他の耐久レースで活躍したグループCカーに疑問を感じます。WRCやGTカーレース等の市販車ベースのレース用改造車と違って、フォーミュラーカー同様にレースだけを考えて作られた車で有りながらなぜタイヤ剥き出しではないのでしょうか??レーシングカーそのものは、ある意味安全性よりはスピードを出す事を重要視して作られた車ですから車重を1gでも軽くする事に重点を置いて、タイヤ剥き出しにするべきなんだと思うのですが・・・。もしかしたら、カウルでタイヤを包み込む事で空力的に向上するのであれば、フォミュラーカーにもカウルをつけてタイヤを包み込み空力を向上させたら良いと思うんです。
 元々はフォミュラーカーとグループCカーはカテゴリーが違いますから、ルールの違いで方やタイヤ剥き出し・方やカウルでタイヤを包むと言うルールだったのでしょうか??

 詳しい事をお解りの方がいましたらお教えください

A 回答 (4件)

質問者の方が末尾に想定されているとおり、フォーミュラはタイヤにカウルを装備出来ないレギュレーションがあります。



タイヤは形状から言ってもCD値を悪くする元凶ですので、本来はカウルの中に納めると、そのカウルによる重量アップより遙かに効率が良くなります。
昔あったティレルの6輪は、重量増にはなりますが、フロントホイールの空気抵抗低減を目的に開発された車体です。

ちなみに、質問者の方が上げておられるW196ですが、
カウルありとカウルレスの2パターン存在したようです。
http://www.geocities.jp/mujirushi_sos/w196.htm
さすがに50年代だと、今ほど速度が速くなかったこともあり、レギュレーションもゆるかったのでしょうか。

今年のレギュレーションを途中まで読んだのですが、表現が法律書みたいなので挫折しました。。
参考になればと思います。

参考URL:http://www.fia.com/sport/Regulations/f1regs.html
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この問いに関してですが、視点としては「マシンありき」ではなく「ルールありき」ということになると思います。


主催者によりレースのカテゴリーのルールが設定され、参加したいチームはルールに沿ったマシンを作り参加するということです。
そして当時、参加者にとってのグループCの肝は、屋根有りフルカウルというところではなく、レースで使える燃料の量を規制するだけで、他のエンジンに関する縛りはほとんど無かった点です。
レースごとに許されるガソリンの量をどのようなコンセプトのエンジンで有効に使い切るか?、というところに、発展中の各自動車メーカーの技術を試すに絶好の舞台だったため盛り上がった側面があると思います。
F1にしても、ルールでタイヤむき出しというのがあるのであの形になっていますし、F1が存在する以上、同じ見た目の車で他のシリーズができるのもいろいろ問題が発生して難しいと思います。
なお、グループCの特集が下記の雑誌であつかわれています。結構読み応えありました。

http://www.fujisan.co.jp/Product/2815/b/12100/

http://www.fujisan.co.jp/Product/2815/b/12108/

http://www2.as-web.jp/shop/detail.php?merno=125& …

この回答への補足

遅くなりました・・・。

 色々調べていると 1955年F1GPにメルセデスW196と言う車が走っているようです。これは現在のF1式のダイヤ剥き出しではなくて、タイヤがカウルに包まれている車です。

 現在のF1を見ていると安全性重要視と燃料消費軽減方向に向っているように思います。カウルでタイヤを包む事で空力的に良くなるのであれば、同じ速度で走ると言う仮定の元に燃費向上に結びつくのではないでしょうか。最高速度的にはリミッターを付けるとして安全性は保たれ、カウルでタイヤを包む事で燃料消費軽減となると思うのですが・・・。

 もし欧米人がフォーミュラーレースをタイヤ剥き出しカーでないと納得しないとしたら、W196はなんだったんでしょうか??異端児的なレースカーと解釈していたんでしょうか??
 
 私は将来的にW196的なカウルにタイヤが包まれ車がフィーミュラーレースに登場する可能性もありかなと思うのですが・・・。現在はルールで無理なのでしょうか??こう言う車は、現在のF1の方向性に向いている構造と思うのですがどうなんでしょうか??

補足日時:2005/07/05 01:29
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 再び思いこみと想像での話ですが。



 グループCカーはA/Bの流れを汲む以上、フルカウルが原則でしょう。確かにシャーシーやエンジンなどはほぼ完全にレース用に作成されたものですが、前提条件は「市販車両」(あくまでも建前の話)となっているので、フォーミュラーカーのように屋根・フェンダー無しにはならないでしょうね。
 レースの歴史としては、フォーミュラーカーの方が先ですし、そもそもカテゴリーが全く違うと考えた方がいいようです。

・フォーミュラーカー→スプリントレース
・グループカー→耐久レース

 グループカーでもAカテゴリーの場合はスプリントもありますが、マシンの挙動など特性が全く違いますから、カテゴリーそのものが別物と考えた方が良さそうです。

 フォーミュラーカーが将来フルカウルとなるかどうかは、はっきり言って分かりません。今のF1などはレギュレーションで出来るだけ速度が上がらないようにして、安全性を高めようという動きにあります。最高速度が上がるようなフルカウルが今後導入されるとは考えにくいですね。
 それに、フォーミュラーカーの場合は、最高速よりも加速性能に重点を置いていますから、車重が重くなるフルカウルは採用されないと思います。
 そもそも、フェンダーレスがフォーミュラーカーの最大の特徴ですから、フルカウルが導入されたら、それはフォーミュラーカーとは呼ばれないでしょうね。欧米の伝統を重んじるレースファンも受け入れないでしょう。

この回答への補足

 遅くなりました・・・。

 色々調べていると 1955年F1GPにメルセデスW196と言う車が走っているようです。これは現在のF1式のダイヤ剥き出しではなくて、タイヤがカウルに包まれている車です。

 現在のF1を見ていると安全性重要視と燃料消費軽減方向に向っているように思います。カウルでタイヤを包む事で空力的に良くなるのであれば、同じ速度で走ると言う仮定の元に燃費向上に結びつくのではないでしょうか。最高速度的にはリミッターを付けるとして安全性は保たれ、カウルでタイヤを包む事で燃料消費軽減となると思うのですが・・・。

 もし欧米人がフォーミュラーレースをタイヤ剥き出しカーでないと納得しないとしたら、W196はなんだったんでしょうか??異端児的なレースカーと解釈していたんでしょうか??
 
 私は将来的にW196的なカウルにタイヤが包まれ車がフィーミュラーレースに登場する可能性もありかなと思うのですが・・・。現在はルールで無理なのでしょうか??こう言う車は、現在のF1の方向性に向いている構造と思うのですがどうなんでしょうか??

補足日時:2005/07/05 01:16
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 多少、思いこみと偏見(?)が混じっていますが。



 自動車競技の歴史からいうと、カテゴリーとしてはフォーミュラーカーが一番古いでしょう。いわゆるクラシックカーの頃から行われていますから、車体の形状にしても伝統的にタイヤをむき出しにしたノンフェンダーとなっているのだと思います(初期のレーシングカーはみなこのタイプです)。
 又、質問者さんが云われるように、軽量化との兼ね合いもあるでしょう。
 ただ、空気抵抗はどうしても大きくなり、トップスピードは伸びません。今でこそ空力的にうまく流れるようにして、エンジンパワーを活かしてスピードが伸びるようにしていますが、カウルを付ければ多少車重が増えても最高速はさらにあがります。
 その考えから生まれたのはグループカー、ではないのですね、実は。
 グループカーは、元々市販車両をベースにしたレースカテゴリーです。グループA/Bなどは、改造の程度に制限があり、生産台数についてもある一定以上の数値が決められています(ホモロゲーションという)。
 この制限を事実上大幅に緩和したのがグループCです。ただ、その成り立ちから、ドアが2つあること、屋根があること、シートが2座であること、などのレギュレーションがあります。当然、フォーミュラーカーに比べれば車重が大きく加速性能では一歩譲りますが、空力に優れていることなどから、最高速はフォーミュラーカーを凌ぎます。
 ちなみに、昔日本でフォーミュラーカーのシャーシーにフルカウルを被せ(ただし屋根は無し)、空力を向上させたグランド・チャンピオンシップ(通称グラチャン)というカテゴリーを生み出しました。確かに最高速は伸びたのですが、いまいち人気が出ず(というか国内レース自体があまり人気がなかった)、結局廃れてしまいました。
 いずれにせよ、レースのレギュレーションというのは、単に早くすればいいとか軽くすればいいとかいう物ではなく、歴史や安全性といったものが絡んできます。今年のF1のレギュレーションを見れば、そのことがよく分かると思います。どう見ても早くならんですよね、今のは。

この回答への補足

 早速の回答ありがとうございます。

 80年代にWRCで活躍したグループBカーにしても中身は100%別物であっても、ホモロゲーションを得る為だけに作られた(言い過ぎですか??)と言う市販車が存在します。したがって見た目のカウルだけでも市販車と同様で、したがってタイヤは剥き出しでない事は理解できます。
 ところでグループCカーはと言うとホモロゲーション云々では無く、100%レース用に開発された車なわけです。その証拠にポルシェ962Cが活躍していた当時に、ポルシェ962Cが開発された後に962Cのロードバージョンカーが発売された事からも解ります。
 とするとグループCカーはクループカーと言うレースカテゴリーの関係上、ホモロゲーションを得る為の市販車有きと言うグループAまたはBの流れでタイヤが剥き出しで無いと考えて良いのでしょうか??フォーミュラーカーは別カテゴリーと言う事でタイヤ剥き出しのままでレースをすると考えて良いのでしょうか??

 日本でいえば冨士グラチャンカー・現代で言えばル・マンのLMカーみたいな車重と空力特性を兼ね備えたレースカーが、将来のF-1等に登場する可能性はないのでしょうか??あくまでもフォーミュラーカーはフォーミュラーカーであって、タイヤ剥き出しと言う事なのでしょうか??

補足日時:2005/06/25 15:20
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