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はじめまして。先日、ベンズアルデヒドとシアノ酢酸エチルをMCM-41を触媒として反応させました。この反応はKnoevenagel反応のようですが、調べたところKnoevenagel反応はアミン存在下での反応だという事が分かりました。ということはMCM-41が塩基性の触媒として働いたということだと思うのですが、なぜMCM-41が塩基性の触媒として働いたのでしょうか?ゼオライトに通じている方がいましたらよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

MCM-41の売りは主に3Dヘキサゴナル構造による大きな表面積と限られた反応空間容積ですが基本的にはシリカゲルであり、普通は-O-Si-O-の結合末端が-O-Si-OHとなっているので酸として働きます。

MCM-41も例外ではないので塩基が必要な反応は進行しないのではないかと思うのですが…。ただしシリカゲルはエンドキャップといって末端置換基を変更することが出来ますし、MCM-41ならあらかじめ触媒を担持させておくことも出来ます。どのようにして調整したMCM-41かははっきりしているものを用いたのでしょうか?

この回答への補足

回答ありがとうございます!!MCM-41は、界面活性剤にセチルトリメチルアンモニウムブロミド(HDTMABr)を使いテトラメチルアンモニウムヒドロキシド5水和物(TMAOH)とオルトケイ酸テトラエチル(TEOS)で自分で合成したものです。ほかには特別な作業はしていません。よろしくお願いします。

補足日時:2005/06/28 05:51
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わりと普通の合成法ですね…。

TMAOHが残っていれば触媒になるでしょうけど合成後の界面活性剤の除去はどうされました?
あとこれは何かの文献を参考に行った実験ですか?
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