プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんばんは。
転居してきた土地が新しいからなのか、単独で開業されている歯科があまりなく、担当医制度をとっている病院に通っているのですが、歯科医の変更が多いこととに閉口しています。若い医師ばかりなので初めはいつも不安ですが、その人の治療に慣れてきた頃に、担当医が変わるということが数回ありました。
子供の頃、あまり上手でない開業医にかかっていたようで、虫歯の発見が遅れることがよくあったので、歯科医そのものを選ぶ基準もわからなくなってきています。やたらと削りたがる方、経過観察を見る方、医師によって治療方針も異なりますよね。
開業医院か、担当医制の病院か、みなさまはどのようにされていますか?またどういう医者を信じればよいのかについてもアドバイスをもらえればうれしいです。よろしくおねがいします。

A 回答 (3件)

この質問に関しては、私個人の経験と見解によるものなので、参考程度にしてください。



まず、担当医制とそうではないのとどちらが良いのかといわれれば、間違いなく担当医制が良いと思います。

質問者さんのおっしゃるとおり、担当医が変われば方針も変わります。
変わる回数が多いほど、治療方針はウロウロしてしまうでしょう。

ただ、その際に重要なのが、その先生がある程度以上正しい診断と治療を行えるかどうかということと、長期に渡って診察してもらえるのかどうかということだと思います。

大学病院だから担当医が変わりやすい、開業医だから担当医は変わりにくいと考えるのは安易だと思います。
それぞれの病院によって、そういった方針も様々です。

開業医でも先生が何人かいて、手が開いているものが診察をしている所もあります。
大学病院でもしっかりと初診の日から担当医を決め、治療にしっかりとした区切りがつくまでは、その先生に診察をさせているところもあります。

私はこの手の話をマクドナルドとモスバーガーに例えます。
早い、安い、味はまずまずのところよりも、多少待つ、安くは無い、うまいところの方が私は好きです。
特に自分の体を治療してもらうわけですから、へたくそではたまりません。

また、若い先生だから下手、年配の先生だから上手という先入観は捨てた方が良いと思います。
歯科医師免許取得から5年くらいでも、とても上手な先生はそんなに珍しくありません。
年配の先生でもあまり勉強せず、患者さんを雑に扱う先生はいます。

さらには説明が上手であるということも結構大切なポイントだと私は考えています。
インフォームドコンセントといい、説明を行い、患者さんとの同意の上で治療を進めるということです。

これがしっかりできる先生はトラブルも少なく患者さんも何をされているか分からないなんて事はなくなるでしょう。
けっして二枚舌とか口先だけとかいった意味ではありません。

難しいことだとは思いますが、ネットや口コミ、その他何でも駆使して、上手で自分に合ったマック方式では無い所を見つけるのが一番だと思います。

このページを利用して、「千葉県の良い歯医者さんを知りませんか?」といった質問をされてる方もいらっしゃいます。
まあ、個人個人によって何を良いとするかは微妙なところですが。

ちなみに私はモスバーガーのモスチーズバーガーが大好きです。

長くなってしまってすいません。
良い先生が見つかると良いですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。お礼が遅くなりごめんなさい。

回答者様のおっしゃるとおり、制度としては担当医式のほうが良いですよね。

昔、大学病院で何の説明もなくインターンに親知らずを抜かれたことがあるので、「若い人は・・・」という先入観が、いつしかできてしまっていました。でも最近の若い先生方は、とても丁寧に説明をして下さるので、こちらもいろんな質問ができます。そういった中で信頼関係のようなものも少しずつできてくるものなのでしょうね。そういった先生にずっとかかりたいものです。

ネットで検索しても引っかかってこない僻地なので(涙)、地道に口コミなどで探します。どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/06/26 23:06

このご質問において、「担当医制の病院」というのがどういったものをさしていますか。


また「開業医院」とは1名の院長のみ(週に1回程度別な歯科医師が来ることもある)で診療にあたっていると解釈します。
1.大規模な開業医であって、歯科医師が複数名(5名程度)以上存在している。
これにもまた3種あります。
・1-1.複数名の歯科医師がほぼフルタイムで診療にあたっている。
・1-2.複数名の歯科医師(院長を除く)は週に1~2回のみ診療にあたっている。
・1-3.複数名の歯科医師は研修中(歯科医師免許は取得しているが、研修医です)であるので、ほぼ3~6ヵ月程度で入れかわる。

2.総合病院の歯科で地域の中核病院をになっていて、周囲の開業医からの多く紹介により開業医では難しい症例(埋伏歯、腫瘍、外傷)に対応している。
(例えば大学病院や○○総合病院歯科口腔外科などと名乗っています。)
に分類できるでしょう。

・1-1であれば開業医とほぼ同じと考えていいでしょう。
ここに勤務されている方は、最低2年間以上は勤務するはずです。年齢は30前~40歳程度でしょうか。
・1-2の場合、本業が他にあるはずです。多くは◇◇大学に所属していて、週に1・2回アルバイトのようにそこで診療しています。年齢はおおむね20代後半から30歳程度であれば、大学では研修医に近い身分です。
また30歳後半以降であれば、大学では助手、講師、助教授を兼任していることが多く、大学でも診療の中心をなしています(さすが教授では出てこないでしょう)
・1-3はまだ国家試験を合格後2年程度キャリアです。ただし経験が少ないからダメというわけではなく、研修医の場合必ずそれを指導する人間(指導医といいます)がいますから、ある意味きっちりとした診療を行うはずです(監視の目があるのでと考えてもいいかもしれません)。
2.の場合はある意味専門職なので、場合によると単純なムシ歯や歯周疾患に関してはあまり得意としていない可能性があります。

今ある一般的な流れとしては次のようでしょうかね。
a国家試験合格
b研修医(1-3)
c1-1へ行くか、1-2へ行くか、に分かれます。
d-1、1-1からは長いことそこに留まるか、開業するかです。
d-2、1-2からはのままいるか(早い話が教授をめざす)、2へ行くか、あるいは1-1への移行するかになります。

話が長くなりました各々の長所短所について
1-1開業医とほぼ同じと考えていいでしょう。ある意味人によって様々としか言えません。腕のいいのもいれば、しゃべりでカバーしようとするものもいます。
1-2大学に所属している診療科により得意分野が出てきます。専門医に近くなり、歯周病、義歯、口腔外科(口の中の手術を行う)等様々ありますので、患者さんの病状にあえばベストです。
1-3は先にも記しましたが、指導医の腕が効いてきます。指導医がよければいいのですが。
2は完全に専門医ですから、それにあった診療を行ってもらうべきです。

>またどういう医者を信じればよいのかについても
これですが難しいですよ。
一つ言えることは、相性のよい歯科医を見つけるのがいいです。
歯科医師も人間ですので、はっきりいって「あの患者はあまり診たくない」という患者さんがいるのも事実です。
そういった患者さん側も「あの歯科医師は良くない」と思っていることが多いです。
私が大切にしているのは「現在の口腔内の状態を十分に説明を行い、治療方針を説明し、それに患者さんが納得していただいてから診療を行う」という方針です。
ということは裏返して言えば、きっちりと説明し納得していただかないと診療に入らないことになります。
このことがある種の患者さんにとっては「あの歯科医は話ばかり長くて、なかなか治療をしてくれない」という評価になってしまうわけです。

書き始めていたら長々となってしまい、申し訳ありません。
必要なら補足で質問をしていただければ、追加します。
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この回答へのお礼

詳しいご解説をありがとうございました。一口に歯科病院といってもいろいろあるのですね。とても参考になりました。

以下、「補足欄」に書くべきことかもしれませんが、併記させていただきます:

私が現在通っている小さな「担当医制の病院」では大半が若い方ばかりで、診察日はそれぞれ週に2-3回程度、そして大抵春や秋には辞めていかれます。blastmaさんのご説明によると、1-2型か1-3型に相当するのかもしれません。

医者や病院の実態についていろいろ言われるようになったからなのか、説明を十分に行い、しかも優しく接して下さる医者が増えたことは確かです。でも、とても失礼な見方ですが、だからといってその技術を信じられるかどうかは、別の問題だとも思うのです。

今回の担当医の変更に応じて、治療の進め方も変わり(具体的には、レントゲンでは虫歯の可能性があるかもしれないので、とりあえず削ってみる or 経過観察か、ということ)、素人としてはどちらを信じればいいのかわからなくなってしまった次第です。
レントゲン写真を見て、治療を要する虫歯とするのかどうかの判断も、医者によって異なってくるのでしょうか。


>歯科医師も人間ですので、

頂いたこのコメントの以下の部分を逆に考えれば、患者である自分がこのような猜疑心をもって医師に対すれば、相手にも通じてしまうことになりますよね。自分にも反省すべきところは大いにあるのだと思いました。
「相性が大切」とのお言葉にも、納得しました。

blastmaさんからのご回答には、いろんな意味で考えさせられたと思います。本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2005/06/28 19:07

#2です。


>レントゲンでは虫歯の可能性があるかもしれないので、とりあえず削ってみる or 経過観察か
これですが、内容的にすごく深いものがあります。
X線写真にてう蝕はある程度の大きさにならないと発見できません。
ごく小さなう蝕で初期のものは発見が難しいです。
さらにこれは経験がものを言うのですが、人によって発見能は大きく違います。
私は実は数年前まで大学で歯科放射線というものを学生に教えていました。
X線写真の見方等ですが、学生では初期のう蝕はほとんど発見できません。
これはやはり何10枚、何100枚と見る必要が必要がありますので、
人(能力)によって発見能が異なってきます。
次にはそのう蝕の進行スピードを推測する必要があります。
それには患者さんの年齢、口腔内の清掃状態、う蝕になった部分の歯質の状態、う蝕感受性、家族でのう蝕罹患率、唾液の性状、患者さんの口腔内に対しての関心度、その他が関ってきます。
それによりう蝕の進行スピードが速いと判断したなら、すぐに削りますが、逆に遅いと判断すれば、削らないこと多いです。
ですから削る削らない基準は、
1.歯科医師の経験・能力
2.患者(う蝕)の状態
により変化します。
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この回答へのお礼

更に詳しいご回答をどうもありがとうございます!

虫歯を発見できる能力は、やはり医師によって個人差があるのですね。しかも進行度の判断によって処置が変わってくるとは!技術力と経験を備え持った先生に巡りあいたいものです。でも、患者である素人がどのように判断したものか。。。。。

こちらに書き込む前に、同じカテゴリーの質問に目を通しました(遅いって)。歯の治療と病院選びにはとても悩まれている人が多いことに驚きました。

お礼日時:2005/07/02 19:33

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