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 臓器移植法について、あまり理解できていません。

 例えば・・・
 あるところにA君がいました。A君のお姉さんは心臓を患っていました。ある日、A君が交通事故で亡くなりました。A君の家族は涙ながらも、“Aの死を無駄にすまい”と、お姉さんに心臓を移植することにしました。
 ところが、A君とは関係のないBさんが“医者に5000万、A君のご家族にも5000万払うから、心臓を譲って欲しい”と言い出したら、どっちに移植するんですか?相談で決めるんですか?

 僕は医学部に進みたいんですが・・・臓器に値段はつけたくないなぁ・・・。

A 回答 (4件)

臓器移植法では、臓器の売買や金銭の授受等を禁じています。

したがって医者は、Bさんの申し出を絶対に受けてはなりません。

闇ルートについてですが、先日、宇和島で腎臓売買の事件が起こりましたよね。それに関連して、病院に「臓器を買ってほしい」という怪しい電話がこれまでにもたびたびあったことが明らかになりました。
現実問題として、闇ルートは存在するのだと思います。
医者は闇からの申し出は毅然と断る、高いモラルを持たなければなりません。
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移植の優先尺度は、『組織適合性と疾患の致命度(移植の緊急性)』によります。

仮にA君とA君のお姉さんの組織適合性に問題なければ、おそらくお姉さんに移植するでしょう(こら!ソコの貴方、近親間の~はとか言うんじゃありませんよ(笑))。これはお金の問題ではありません。一般にドナー登録している人々の中には、近親者に移植の必要があってもしものために登録、あるいはかつてそういった経験があって登録するという方が多くいて、こうした気持を無視することはできないのです。(「特定の人の適合を調べることは認められません」と言って拒否した後に家族から臓器提供そのものを取り下げられるよりは、一旦調べた上で「あわないから使えない」と説明したほうが納得できるでしょ?)

一方、お金を積んで~というのはその時点でお金を提示したものは違法行為を働いていることになります。売ったら売ったほうも同じです(これは常識の範囲でしょう?)通常は、移植コーディネーターを介した(組織は日本臓器移植ネットワークです)移植へ提供されます。原則匿名であり金銭の授受は認められていません。

闇ルートなるものは存在しません(存在してはいけないし、もしあったとしても本道を歩む医師であれば関わる必要もありません。もし貴方が将来医師になり、さらにもしかしてそういったルートからの誘いを受けたとして(笑)も、そのときは医師の良心によって貴方の行動を決めるべきです。)

>僕は医学部に進みたいんですが・・・臓器に値段はつけたくないなぁ・・・。

値段はつけませんって。医師にとって必要なのは「一般常識」ですよ(笑)。

社団法人日本臓器移植ネットワークのURLを書いておきます。

参考URL:http://www.jotnw.or.jp/top.html
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 NO1の追加です。

 海外では、お金によって臓器の売買の例もあるようですが、日本ではないでしょう。というか、無いことを願い公正な判断で移植が行われていることを、願うのみです。

 実際、いつ臓器提供者が現れるか、現れたとしても、自分(親族)に移植可能な医学的判断がされるかってのはわかりませんので、そのような状態を作るのがむつかしいかな?と思います。
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 臓器移植の移植先は、臓器提供者やその家族の意向だけで、移植先を決定できないようになっています。



 確か、臓器移植コーディネーターと呼ばれる専門機関があり、そこで移植希望者の中から提供者の臓器にあった患者さんを決定して、臓器移植が行われます。

 したがって、国内では金銭の授受によって移植順序が決定されるような仕組みには、なっていません。移植希望者リストの中から、最適者を選んで決定されます。

この回答への補足

返信ありがとうございます。

 もひとつ疑問ですが・・・なんか・・・闇ルートというか・・・存在しないんですか?危険な匂いが・・・。裏から圧力かけるとか・・・。

補足日時:2001/10/11 11:16
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