
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
uk_valueさん こんばんは
ホンダがF1に挑戦し続ける歴史=故本田宗一郎氏の歴史と言って言いかと思います。
本田氏は浜松生まれで、子供の頃数時間かけて飛行機のショー(今で言う所の曲芸飛行のショー)を見に行ったことが有るそうです。そこで感動を覚え,将来は飛行機に関連した仕事に就きたいと考えたそうです。その後同じエンジン繋がりと言う事で自動車修理会社に丁稚奉公するようになり、エンジンの事・工具の事等色々勉強するようになります。ピストンリング等の研究をしていた時期もありましたが、戦後本田技術研究所を作り二輪車の開発をする事になる。そして自転車にエンジンをのせただけの今のカブの原型ともう言うべきバイク??を作っています。
その当時から、本田氏は「目指せ世界一」と言う信念の元にバイクレースに出る事を考えていた。その後、研究の成果が実りわずか2年で「マン島TT」等のレースで優勝するまでになる。
次に本田氏が考え出したのは、バイクから自動車(四輪車)。時代はバイクから自動車に移ろうとしていた。当時通産省が打ち出した「特振法」で、新たなメーカーが自動車を生産出来なくなりそうになる。これから新たに自動車の生産に入ろうとしていたホンダは風前の灯火。そこで本田氏は決断する。「ホンダという会社は、バイクレースで培ってきた高い技術があるではないか。小さなバイクメーカーが自動車を作ったって、安全な車が作れる。それをお役人に認めさせるのだ。今までレースで大きくなったホンダ。自動車作る時もレースで大きくなってやる。そして参加するレースは世界最高峰の自動車レース”F1”だ。」と夢見たいな事を言い出す。そして色々紆余曲折ある中で昭和40年のメキシコグランプリで初優勝する事になる。これが第一期ホンダF1です。
それ以降会社の経営状態等の問題でF1参戦してない時期もありますが、ホンダの根底には「レースで培った技術で大きくなった会社」と言う考えがあり、今でもF1にエンジンサプライヤーとして参戦しているんです。これは今でも故本田宗一郎氏の意思が大きく反映している「ホンダスピリット」そのものなのです。
皆さんの言われる通り、欧米(特にヨーロッパ)ではF1はブランドイメージが有り、商売的にもF1に参戦する事の価値があります。そう言う意味でトヨタもF1に参戦しているですが、トヨタと違ってホンダの場合は「レースで大きくなった会社」と言う考えがいまだにF1参戦をさせているんです。
生前本田宗一郎氏は「F1は走る実験室」と言っています。昭和49年(だったかな??)の時にシビックに搭載されたCVCCエンジンはF1エンジンの開発技術からフィードバックされた物と言われています。と言うように、ブランドイメージ以外にも、新たな技術開発のためにホンダはF1に参戦し続けているんです。
本田にはそんな考えがあったのですね。大変詳しく説明していただきありがとうございました。
大変参考になりました。ありがとうございます。
No.7
- 回答日時:
uk_valueさん こんばんは
#5です
現在日本系の企業でF1に参戦しているのはトヨタとホンダですよね。ホンダについては前レスで説明した通りです。
トヨタについては、F1に参戦する前は世界規模のレースで言えばWRC・ルマン等の耐久レースに参戦していました。両方のレースに参戦する費用とF1だけに参戦する費用とを比べると左程差がないと思います。ですから#6さんの言うように「世界のトヨタでさえこれほど儲けるまで参戦しなかったのはリスクが高い過ぎるから」と言う事は無いと思います。今現在WRC・ルマン等の耐久レースの参戦を休止し、F1だけに参戦しているのはヨーロッパでの知名度を今以上に上げて売上に貢献する為だろうと想像しています。そこがホンダとの大違いな所なんです。
ホンダの場合は、「F1=走る実験室」ですから・・・。知名度云々でレース活動をしているわけではない訳です。
No.4
- 回答日時:
ホンダはF1がまだ日本でほとんど知られていない
64~68年に
第1期活動を行っています。
当時はヨーロッパ以外のチームが参戦するのは珍しく、東洋からの挑戦者として
大変注目されました。また周りが量販V8エンジンで競うなか、フェラーリ同様に
V12エンジンを自製して挑んだのも野心的でした。
当初は結果が出ませんでしたが、参戦11戦目で初優勝!
日本人が海外で活躍することなど夢のような時代に、いちはやく世界の壁をこえた
快挙として伝えられています。
しかもF1参戦時にホンダはまだ市販自動車をつくっていませんでした!
創業者の故本田 宗一郎が「最初から頂点に挑み、レースの中で成長する」という
信念の持ち主で、それが今日まで「ホンダ・スピリット」として受け継がれ、
採算よりも社の命題としてF1に力を注ぎ続けているのです。
(鈴鹿サーキットの建設もそのひとつ)
その後、社の経営状況によって中断はありますが、第二期(83~92)、
現在の第三期(00~)とエンジン供給を続け、その飽くなき熱意はヨーロッパで
ブランドイメージとして確立しています。
(ヨーロッパでのF1のステータスは絶大です)
02年から参戦したトヨタもイメージ戦略が目的ですが、
ある意味「レース狂」のホンダと違い、良くも悪くもスマートなものといえます。
なので同じ日本勢でもホンダとトヨタのファン気質は違うと言われています。
第一期 ホンダ (64~68年) 2勝
第二期 スピリット・ホンダ (83年 試験参戦)
ウィリアムズ・ホンダ (84~87年) 23勝
ロータス・ホンダ (87~88年) 2勝
マクラーレン・ホンダ (88~92年) 44勝
ティレル・ホンダ (91年)
92~00まで無限ホンダ(カスタムエンジン)が代わりに活動し4勝
第三期 BAR・ホンダ (00~)
ジョーダン・ホンダ (01~02年)
エンジン供給チームが代わるのは色々な事情があります。
*ウィリアムズとはターボを共同開発したかった。
*ロータス、ティレルには日本人、中嶋 悟をサポートしていた。
*ウィリアムズ→マクラーレンはより強力いパートナーを求めた。
*BARはチーム運営や車体開発に関与したかった。
*ジョーダンは無限時代からの縁。
チームと別れるときもそれぞれで、決して移り気というわけではありませんよ(笑)
契約期間が終わったとか、思惑の違いとか、2チーム供給を止めたとか
そういった理由です(勝てなかったというのもありましたが)。
No.3
- 回答日時:
チーム名については、他の回答者さん達の通りです。
>これ以外にも、ホンダが関係したチームはありますか?
無限がホンダV10エンジンをベースにカスタマイズしたものを提供したことがあります。中島悟の居たティレルなどがそうですね(ただしこのときはメンテナンスのみ。正式供給は翌年のフットワークから)。
2000年のジョーダンまで実質10年間(無限としては9年)で4勝しています。
参考URL:http://www5f.biglobe.ne.jp/~f1gp/mugen.htm

No.2
- 回答日時:
こんばんはm(__)m
チーム名は殆どスポンサー名です
ホンダはエンジンしか供給していなかったので
シャーシのメーカーもチーム名に入ったり
メインスポンサーがチーム名になったりと色々です
当然供給先でチーム名が変わるので
敢えて変えている訳ではありません
一時期F1エンジンの販売とも噂された時があったと思いますが
結局はそれも無くスポンサーとしての供給ですので
その他にも沢山あります
(過去のF1記事を調べてみて下さい)
F1のエンジンは1基5000~8000万円とも言われています
その金額をスポンサードする訳です
1チームに2台予備エンジンを含め最低でも4台の供給が必要ですよね?
それも1レースで使えなくなり
使える部品はブロック本体だけだと言われています
年間18戦近く行うレースにエンジンだけのスポンサードだけで
年間40~50億円掛ける事になります
開発費を含めれば100億円以上ですよ
ホンダはエンジン屋さんですから
エンジン屋のプライドとか世界に通用するモノの
表現がレースだったのでしょう
他のメーカーは参戦する余力が無いのでしょう
最近トヨタが元気ですが世界のトヨタですからね
お金に余力があるのでしょう
結局は資金が無ければ参戦出来ないんです
今はホンダとトヨタが1チームずつですね
頑張って欲しいものです
「シャーシのメーカーもチーム名に入ったりメインスポンサーがチーム名になったりと色々」
そんなことがあるんですね、しりませんでした。
大変参考になりました。ありがとうございます。
No.1
- 回答日時:
>>ロータスホンダ マクラーレンホンダ ジョーダンホンダ BARホンダどうしてこのようにころころチーム名が変わるのですか?
ロータス、マクラーレン、ジョーダン、BARはF1のチームの名前で、F1のチームにエンジンを供給している為○○○ホンダって言う名前になっているんですね。他にはプロストホンダってのもあります。
>>あと、どうしてホンダだけがF1に力を入れているのでしょうか?
ずばり、ブランドイメージです。ヨーロッパではF1は最大規模のスポーツイベントであり、F1で結果を出すと、ものすごくブランドイメージが上がる為、力を入れているのです。
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