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知り合いの会社ですが、近年エコ会社へ転換するために、「産業廃棄物会社」にお金を払って持っていってもらっていた鉄くず・紙などなどを、「リサイクル会社」に売るようになったそうです。
(そういうトレンドは他の会社にもあるのか、近年は「産業廃棄物」を扱う会社が減ってきたそうです。)

友人曰く、紙を扱うリサイクルの会社が鉄くずをひきとったりして、ちゃんとリサイクルされているのかどうかわからないということです。
大きな会社は帳簿上「リサイクル」と言っていますが、どこまでチェックされているのか不透明なのではないでしょうか。ゴミを「リサイクル会社」に売った時点で知らんぷり、ではひどいと思うのですが。

また、今までお金を払ってまでも持っていってもらっていたゴミでお金を稼げるのも不思議です。
産業廃棄物がどうして、リサイクルできる資源に突如変わることができるのですか? 

A 回答 (4件)

いやそんなに違わないですよ。


産業廃棄物は特に燃料化や燃やしたときのエネルギー回収という形で多くリサイクルされてますよ。

リサイクルへの関心が高まってきたのは94年のリオサミット以降のことで、それ以前は処理さえすればというのが普通の考え方でした。
廃棄物をリサイクルしようというのはほんの10年くらいの動きなのです。
さらに中国の成長によって「資源は限られている。」という認識を持ったため、とくに近年は貪欲にリサイクルしようと動きが活発です。

で、私は産業廃棄物をリサイクルする会社に勤めてます。減ってきたのは違法に処理する(不法投棄とか)会社が減ってきているのです。
まともな会社は減ってはいません。

たしかにおっしゃるとおり知らんぷりする事例は未だ多いですが、法律が厳しくなって、今後は出す側にも責任を問うようになる流れですよ。

参考URL:http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5834
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この回答へのお礼

実際お勤めの方からの回答ありがとうございます。

産業廃棄物を扱う会社もリサイクルをするのだということですね。

意識が高まってきたのが、ここ10年ぐらいですか。リサイクルの意識が、しっかりと根付くと良いですね。

お礼日時:2005/07/13 09:43

>どこまでチェックされているのか不透明なのではないでしょうか。

ゴミを「リサイクル会社」に売った時点で知らんぷり、ではひどいと思うのですが。

ごみを排出する会社としては、いわゆる「リサイクル会社」と公称している会社にごみを出してしまえば、リサイクルされたと考えるのは当然だと思います。しかし、現実問題として、ごみを引き取った会社がどのように処理しているかというチェックは業界によってはほとんどされていないのではないかと思います。今のところ、このような取引は両社の信頼の上に成り立っているというのが現実のようです。法的な整備が進むことを期待するしかありません。問題も起きてるようですしね。

しかし、業界によってはきちんと管理している場合もあります。私は建設業界にいましたが、建設業界では建設工事に伴って排出される廃棄物は、マニュフェスト制度と呼ばれる追跡システムによって監視されています。ごみが出たところから処理されるまでを一連でチェックしているということですね。他の業界のことはよく知りません。

>今までお金を払ってまでも持っていってもらっていたゴミでお金を稼げるのも不思議です。

循環型社会形成推進基本法や各種リサイクル法(自動車リサイクル法、家電リサイクル法、建設リサイクル法など)など、循環型社会形成のための法律類が制定されて以来、リサイクルに関する社会システムの整備が進み、リサイクルの分野でもある程度利益を出せるようになってきています。
以前までは、リサイクルという考え自体がされてなかったので、ごみの引き取り会社は処分料をごみ排出会社から取り、それよりも安い金額で最終処分場などに引き取ってもらうことで利益を上げてきたわけです(パターンは色々だと思いますが)。
しかし、現在では法律改正等により処分(特に焼却処理)が難しくなったこと、最終処分場の残余容量の逼迫により、最終処分のためのコストが跳ね上がっていることなどから、お金を払ってでもごみを引き取って、再利用する方が利益が上がるようなシステムに社会全体がなってきている、ということですね。

長くなってすいません。
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この回答へのお礼

建設業界の例、ありがとうございます。
ちゃんとした業界もあるのだなと、少し安心しました。
でも残念ながら、無責任な業界の方がきっと多いのですよね。
厳しい法律がたくさんできると良いのですが。

お礼日時:2005/07/13 09:46

お金を払ってまで廃棄物を買うわけですから、再資源化されるのでしょう。

ひょっとして補助金稼ぎなのかもしれませんが。
ただ、中国が日本のくず鉄や紙を買い取るので、リサイクル資源は高値になっています。
資源ゴミを業者が取ることが問題になっていましたから。

産廃は暴力団の資金源でもあったりしますし、リサイクルも行く末はオープンではないですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

補助金がでるのですか? それなら、このうさんくさいカラクリの意味もなんかわかります。
ちゃんとリサイクルされているのか。どのように処理されているのか。
大きな企業や、自治体は、責任もって欲しいです。

お礼日時:2005/07/11 10:10

産業廃棄物とリサイクルは違います。


今までは、処理業者か少ないとか、コストが掛かるからという理由で産業廃棄物として捨てていたもののうち、処理費用がかかってもリサイクルに出したほうが外聞が良いとか、処分場が少なくなって、リサイクルに出すしかなくなった、などの理由からリサイクルされるようになったということです。
鉄くずやアルミは高値で引き取ってくれるので、リサイクルの優等生です。髪も、原油高などの影響と、中国で輸入していることから、高くなっています。
全てはコストパフォーマンス次第ということです。
朝霞市では、委託業者がリサイクルと偽って処分場に埋め立てていた事実が発生しています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
リサイクルって、本当に儲かるんですね。

鉄くずやアルミは高値で・・・
なんだか、実感わきませんが、そういえば、マンホールが盗まれる事件がどこかの国でありましたね。

朝霞市の事件というのは、たまたま発覚しただけですか。氷山の一角のような気がします。

お礼日時:2005/07/11 10:07

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