
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
白血球が腐敗菌を含む病原菌やばい菌などと戦って無害化してくれます。
また免疫抗体を作ってウイルスを無害化します。また、皮膚の油脂を分泌して皮膚を守り、体内の皮膚(口内、肺や気管支、腸内、眼内)には粘液を出し続けて細菌の体内侵入を阻止したり、唾液の殺菌成分や胃液の胃酸と粘液で、殺菌したり体内への細菌の侵入を阻止したりしています。動物、虫でも、生きている限り、免疫作用や細菌と戦ったり、阻止する物質を出したりています。
死ぬと体内で、細菌の侵入を阻止する分泌物が作れなかったり、免疫物質が作れず、腐敗菌が活動するようになるわけですね。
回答ありがとうございます☆
体の細菌に対する防衛ラインってしっかりしてるんですねー。
そんなこと考えたことが無かったので驚きです。
No.5
- 回答日時:
細胞は血液から供給される酸素や栄養を使ってエネルギーを産生して生きています。
そのため血流が止まり酸素と栄養の供給が停止すると、エネルギーが枯渇して生命維持機能が停止します。タンパク質など細胞を構成する物質も合成されなくなるので、細胞は形態を維持できなくなりやがて溶けてしまいます。これが細胞の壊死(えし)です。細胞は古くなったタンパク質などの老廃物を分解するため、プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)などの消化酵素を持っています。これらの酵素は細胞内で袋に詰められていて、外の正常な物質を分解しないように隔離されています(老廃物などはこの酵素の袋の中に運ばれてきます)。
細胞が溶けてしまうと酵素の袋も破れてしまい、これらの酵素がまわりの正常なものまで分解し始めます。また消化管の壁を構成する細胞が壊死すると穴が開き、中身が流出してまわりの組織を溶かします。分解されてできたものは栄養たっぷりで消化のよいのスープのようなものですから、微生物が栄養として利用しやすく、微生物の繁殖、ひいては腐敗を助長します。
No.4
- 回答日時:
腐敗を助長する現象として、自己消化があります。
生物個体が死ぬと血流が停止し、細胞は酸素や栄養が供給されなくなり、やがて壊死してしまいます。すると消化管の消化酵素や細胞内で老廃物の処理などをしていたプロテアーゼなどが細胞外に放出され、組織が自己消化されていきます。また傷口や血流の悪いところに菌が感染してしまうと、生きながらにして体組織が壊死・腐敗していくことがあります。これを壊疽といいます。
補足的な回答ありがとうございます。
ちょっと難しくてわからないところもあるのですが(すいません;)「生きながらにして」というところはビックリしました。
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