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フランス本国では、間違ったフランス語の表現や使用などに対し、政府が何らかの規制や勧告などを行っている、というようなことを聞いたような気がするのですが、実情はどうなんですか? ひょっとしたら私のただの勘違いかも知れないのですが、もし、そのようなことがありましたら、大体の事情を教えていただけませんか?
フランス人の仏語に対する並々ならぬ愛情と誇りを思うと、そういうこともあるのかなという気もするのですが・・・。宜しく。

A 回答 (3件)

下のご回答のように、ルイ王様以来、フランス語の純化ということでアカデミーが何年かごとに辞書を出版しています。

しかしそれは19世紀くらいまでは権威があったと思いますが、現代ではアカデミーの辞書を一番の拠り所とする人はあまりいないと思います。(ロベール、ラルースなどの辞典が一般的)

数年前、主に、フランス語のつづりが発音とずれている、と理由から一部改正の動きがあり、ある程度の法則が決まりました。(これには賛否両論ありました)フランス語教師にも概要のプリントが配られたりしましたが(ある大学において)実際に新しい綴りを使用している機関はまずありません。大新聞、一般の雑誌がぜんぜんこれに従っていないからです。

なにしろいままでの膨大な数量の出版物があるわけですし、そうかんたんに変更はできませんよね。

同様に外国語をフランス語に言いかえる、ということも行われていました(現在も行われていると思います)。それが定着したものもあります。たとえば、コンピューターは ordinateur と言います。しかし、CD,CD-ROM、Internet, e-mail などは発音をフランス語式にするのみで、そのままです。CDは、フランス語では disque compact となり、略せば DCとなるところですが。
mail は、フランス語風に「メル」と発音する人が多いらしい。

「間違い」とは少し違いますが、テレビ、ラジオでの音楽、映画などは、外国語のものを放送する枠が決まっていて(数字ははっきりいまわかりませんが)英語が氾濫しないように規制しています。また、フランス映画の制作に文化省が援助をしています。(これは必ずしもよい結果とはいえません。最近のフランス映画はあまりおもしろくない。。。)

実情ということでしたので、つけ加えました。参考になりましたでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですか、色々やってるんですね。大体の実情が分かりました。

<<英語が氾濫しないように規制しています>>---やはり、仏人は英語に対抗する自負があるんですね?

お礼日時:2005/07/19 23:47

すみません、リンク貼り付け失敗しました。


ウィキペディアにあった説明を張ろうと思ったのですが。

アカデミー・フランセーズでネット検索すると何かしらヒットするとおもいます。
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アカデミー・フランセーズという機関があるそうですが、そのことでしょうか??



ちなみにスペインにも王立アカデミーというのがありまして、文法の規則などについて、公式見解を出してるそうです。
時代ごとに移り変わる綴りや文法で、「今後はこれも正式とします」と王立アカデミーが認定すれば、それが正式なものになる、と。

アカデミー・フランセーズとスペイン王立アカデミーの性格や傾向が同じなのか違うのかは知らないのですが、とりあえず、フランスだけではない、ということで、、、。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9% …
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
スペインにもあるんですか? ひょっとしてイギリスにもあるかも知れませんね。
「言葉は変化するもの、全てを受け入れよ」と主張する日本の国語学者はこのことを知ってるんでしょうか?

お礼日時:2005/07/19 23:34

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