プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

セメント(コンクリート)がなぜかたまるのか、なぜ硬くて丈夫になるのかを教えてください。

A 回答 (3件)

化学的な側面から述べます。


重要なことは、特殊な水硬性のセメントなどを除き、水分を吸収しやすい状態にしておくことです。

現在の主流(であると思います)であるポルトランドセメントの化学的成分は、
ケイ酸石灰、アルミン酸石灰、生石灰と酸化第二鉄の化合物などです。
ポルトランドセメントを作るには、原料である石灰岩や粘土を熱して水分を失わす必要があります。

そこに砂や砂利などと一緒に水を入れてかき回すわけですが、水の分子であるH2Oはほかの分子と分子との間に入って科学的に結合し、固定化する性質があります。
一つ一つの水分子に分かれて、時間をかけて、ちょうどよい具合に入り込むわけです。
その状態で、余計な水分を蒸発させたのが、硬いコンクリートというわけです。

私はコンクリートの専門家ではないので、専門家の方の補足をお願いします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

15年程前の段階での話ですが、何故セメントが固まる


のかを解明できればノーベル賞物だと言われていました。
(某大学の工学部にて)
どうすれば丈夫なコンクリートやモルタルになるのかは
経験則や実験などから分かっているというレベルです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

25年前に習った事ですが、その当時は


コンクリートの固まる仕組みは未だ解明
されていませんでした。
但し、どうすれば強いコンクリートが
作れるかを学問としていたと思います。
一般にセメントが硬化する仕組みに大きく
関与しているのは、水です。
水とセメントの比率によってその強度が
変わってきます。
真夏など蒸発が盛んな場合は水を散水したり
して強度がでるまで養生をします。
又、一度セメントに混じった水が硬化以前に
凍結すると硬化しない事も知られています。
逆に凍結しない水によって時間を掛けて
硬化させたコンクリートの方が他の温度で
養生したコンクリートより最終到達強度が
高いとも言われています。
一般にコンクリートは高い温度下(沸騰以前)で
早い時期に強い強度に達しますので、コンクリート
二次製品(U字溝、ヒューム管等)は蒸気によって
養生しています。
混和剤と言われる薬品によってもコンクリートの
組成は変わってきます。
済みません、古い知識で。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

貴重な意見をどうもありがとうございました。子供からの質問でしたが参考になり助かりました。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!