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「民主主義」と「国民主権」の違いが、イマイチわかりません。
「民主主義=治者と被治者の自同性」
「国民主権=国家の政治のあり方を最終的に決定する力が、国民にある」
と、理解しているのですが、どちらも同じことを言っているように思えてしまいます。

どこが同じで、どこが違うのか、教えてください。
よろしくお願いいたします。

なお、主権の3つの意味は、理解しています。

A 回答 (2件)

「民主主義」とは、主義・主張、つまり思想です。


「国民主権」は、国家・政治の中における権利または権利者をあらわしている。
ということだと思います。
国民主権は、民主主義の思想の1つの(いや、そのものの、といっても過言でない)現れなので、No.1さんの言うように、「民主主義」>「国民主権」だと思います。
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いろんな分析が成り立ちうると思います。



判例の理解に立つと、国民主権は、自己の属する国家の政治のあり方を決めることを言うと思います。
つまり、国民主権では、そこに住む外国人の参政権が保障されなくなります。

これに対して、民主主義は、「被治者」には、生活の本拠を置く外国人も含むと思われます。

したがって、外国人の参政権に与える影響が異なります。

もっとも、国民主権を、自国民の権利に限定するべきではないという有力説に立つと、上記のような違いはほとんど無いと考えます。

ただ、そうだとしても、若干民主主義のほうが広いのかなと思います。なぜなら、民主主義は国家の政治のあり方に限定されないからです(ホームルーム、地方自治、国連の機関などでは、民主主義はありえるけれども、国民主権はありえない)

ですから、概念としては
国民主権<民主主義
なんだろうと思います。
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