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フィリップス曲線で失業率を下げようとするとインフレが起こり、インフレを抑制しようとすると失業率が上がるのはわかるのですがどうしてそうなるのかがわかりません。誰か教えてくれませんか?お願いします

A 回答 (2件)

ずばり理由はありません。

そもそもフィリップス曲線を書いたフィリップスがそんなこと一言も言っていないからです。フィリップス自身は、「名目賃金率の変化率」と失業率の「相反関係」を統計的に発見しただけで、失業率の変化がインフレを「起こす」とは言っていません。教科書を書いた誰かが勝手に作ったフィクションです。あえて、それに理屈をつけるとすれば、好景気=インフレ率が高い、不景気=インフレ率が低いもしくはマイナス、で、失業率は好景気のときには低く不景気のときには高いので、トレードオフの関係になり、失業率を抑えようとするとインフレになると読める、というだけです。相関関係から因果関係に勝手に読み替えるのです。経済学者がよくやるハッタリですね。(政治に絡めると理論と有名になるので・・・。)でも、これを答案に書くと、その出題をされる先生もこのことをご存知ないでしょうから単位はもらえないでしょう(汗)。下の方の回答のほうが単位はもらえると思います。
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お米が 80 人分しか作れない国で,100 人が住んでいるとしましょう.



100% の雇用率であるとしましょう.単純計算で,20 人分の食料が足りません.需要と供給との関係から,物価が上昇してインフレが生じます.

90 % の雇用率であるとしましょう.今度は 10 人分の食料が足りないだけなので,需給バランスは先ほどの例よりはマシになるし,インフレ率も抑制されるはずです.


しかし,この理論はあくまで閉じたマーケットを仮定していますよね.今はグローバルマーケットなのだから,20 人分の食料が足りなければ外国から安く輸入すれば良いのです.インフレも生じません.

個人的に,時代遅れの理論ではないかと思っています.
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この回答へのお礼

ありがとうございました。明日経済学のテストがあって困ってたんです。ほんと助かりました。

お礼日時:2005/07/28 03:27

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