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前回質問させて頂いた続きです。

http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1538928(前回のです)

昨日、手根管症候群に詳しい病院を調べて行ったら
手根管症候群 と言われ、手術が必要と言われました。
もっと早くれば・・・っと言われ、病院行ったけどと悲しくなりました。

手術の事でお聞きします。
手術の方法が2種類あるそうです。
(1)手首を2cmくらい切ってする方法 
(2)内視鏡手術
です。(2)は手術の時間も短く、治りも早いのですが、確実性・再発の可能性があるかもしれません。
(1)は治りは1ヶ月ぐらいかかり、確実性はあるみたいなのですが、手首が硬くなると言われました。
硬くなるということは、手首が曲がらなくなるという事ですか?

仕事をしているので休みはなかなかとれません。

手術の方法を選んできて下さいと言われても、どっちにしたらいいのか分からないので、どなたか教えて下さい。

A 回答 (4件)

専門家です。

長文です。

手根管症候群の手術ではアドバイスを受けたように現在では2つの方法があります。
1つは、直接手のひらから手首の皮膚を切って直視下に神経を圧迫している靱帯を切り開き解放する方法です。一昔前は手掌線の上を約10cm弱切って神経を傷つけないように確実に保護しながら靱帯を切っていました。そのため再発することは少ないのですが、何せ手のひらを切られるので痛いのと、その傷が治るとき瘢痕(傷跡)ができこれが硬くなるのが多いのです。手首の所を縦断(実際は斜断することが多い)する傷があれば動かすのに不便ですよね。しかも痛いと動かしたく無いでしょうから益々硬くなり手首の拘縮という状態になります。ま、これは極端な状態ですが、意外に手の傷は日常生活上気になるモノです。
そこで最近では主治医の云うように手のひらの靱帯の上だけを1~2cm切ってその下の靱帯だけを切るようにします。そうすると痛みや硬くなることも少なくて済みます。欠点は狭い視野で手術しますから熟練を要し、靱帯が十分に切れてないと症状を残すことがあります。
2つめは内視鏡を使う方法です。手首のしわの1~2cm手前を1cm横に切って内視鏡を手のひらに突っ込みます。当然これは手根管の中に入れることになります。そして神経の反対側で専用のナイフを使い手根管の中から天井になる靱帯を切り開きます。これだと手のひらの皮膚を切ることがありませんので、痛みはかなり押さえられ傷も小さく目立ちません。欠点は内視鏡で見るといっても実際は慣れないとブラインドになっている所もあり、神経を誤って切る可能性があります。また、逆に靱帯を切ることが不十分になることがあります。

ご質問の硬さですが、2~3cmの傷で早期からしっかり動かす練習すれば大きな問題になりません。治りも1ヶ月もかかるという印象もありません。ただ、術者が狭い視野に慣れているのが大事です。
内視鏡でも同様で早期に動かして拘縮を予防するのが第一です。確実性についてはこれも術者の技量に依存します。
またいずれの場合も手術の傷としては数cmなので外来手術あるは日帰り手術で行ってる事が多いでしょう。大きく切って痛い場合、出血がある場合、他に合併症もっている場合などには1泊入院をすすめる場合があります。その後は2回/週で通院して2週間以内では抜糸です。先進的な場合には退院後は傷は自分でチェックして出血や化膿するなど極端な変化、状況でなければ抜糸のタイミングのみで来院させることがあります。主治医とご相談下さい。

参考になりましたでしょうか。
ではでは
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。

MRIと神経伝導速度検査は検査しました。
手のひら(親指の下のふくらみ)が左と比べてふくらみがありません。
そうなると、治るのに時間がかかり、治らないかもしれないと言う事ですよね。
手術はするのですが、手術をしたらもう大丈夫と思ってたので・・・
ちょと不安です。

術者が狭い視野に慣れているかどうかは分からないので、どうしたらいいのでしょう。
直接担当医に聞くものですか?

本当に詳しく教えて頂きありがとうございます。
これらの事を参考にさせてもらいどのように処置するか決めます。

お礼日時:2005/07/30 13:35

前回の質問で、尺骨神経麻痺の回答したものです。



私が、あとで貼り付けた手根管症候群のホームページを見てみましたか?
<症状>
<1>中年以降の女性で、親指から薬指半分までの手のひらのシビレ。

<診断>
<2>ジンジンしている時に、小指と薬指に注意して見て下さい。
小指と薬指(小指側半分)が、何ともなければこの病気です。

要するに手根管症候群では小指と薬指の痺れはないということです。

やはり手術の話が出た以上は、病院を何件か回ったほうがいいかと思いますよ。
私も3件回りましたが、最初は「ギヨン管症候群」と言われましたが、あとの2件では「肘部管症候群」と言われました。

また、別の尺骨神経麻痺のURLをリンクしておきますのでご覧になってみてください。

P.S 尺骨神経麻痺は横浜ベースターズの佐々木投手も手術しています。決して治らない怪我ではありません。

参考URL:http://www.orth.or.jp/Hospital/hizi/tyuubu.html
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

病院によって診断が違うとどの診断を信じたらいいんでしょう。
やはり、診断回答が多いいほうですか・・・。

もう何件か病院に行ってきます。
どんな手術でも切るとなるととても恐いですから。

大変参考になりました。

お礼日時:2005/08/01 11:53

No.2 専門家です。

前回答では「一般人」にミスマークでした。

No2 質問にお答えしましたが疑問があります。
確か小指と薬指がシビレるんでしたよね。
というとNo.1538928のNo.4さんが云うように尺骨神経の症状で、「肘部管症候群」「ギオン管症候群」が考えられ(頚椎が原因のこともあります)、正中神経が犯される手根管症候群と全く異なりますが...

確定診断には神経に実際に電気を流してみて筋肉の動きを波形で見る「神経伝導速度検査」を行います。これで手首の靱帯の周辺で伝導速度が低下しているのが絶対条件です。ほか頚では無いことを証明するには頚椎のMRIを撮ります。

これらのことはクリアされてますか?

また蛇足です。
神経圧迫が長期となった場合は、幾ら神経の圧迫を解放しても神経は息を吹き返さないことがあり得ます。この場合は術後もシビレが残ります。総じて痛い感じは減じることが多いのですが...
また、手のひらや甲の筋肉や痩せて(萎縮して)しまっていると、この回復は時間がかかりますし治らない場合も多々見かけます。つまり握力がなかなか戻らないと。

つまり、手術では神経を直接回復させるように手を入れるのではなく、その周囲の邪魔している組織を取り除くだけですから、あとの回復は神経次第です。印象としては術直後から「シビレが軽くなりました」とおっしゃられる方はその後の治りもよい様です。逆に数日経っても「シビレは一緒」という方は回復に時間がかかるか効果なしという印象です。ただ、効果なしといっても、解放が十分できていれば今後の悪化はないと考えて良いでしょう。

またまた長文スミマセンでした。
ではでは
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知り合いが、手根管症候群で内視鏡手術をして、以後調子よいようです。

内視鏡手術がよいのではないでしょうか。しかし、仕事をしているので休みはなかなかとれません、とおっしゃいますが、みんな病気のときは仕方がないのです。放っておいてもっと悪くなって、治療にも時間がかかる状態になってからでなくてよかったと思わないといけません。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。

10日間仕事を休ませてもらいました。
ゆっくり治していきます。

お礼日時:2005/07/30 13:19

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