最速怪談選手権

私は現在、歯科技工士をしているのですが、正確な歯の色調をデジタルプリントに出力したく、カラーマネジメントを勉強しています。
具体的な方法としては、カラーチャートを映しこんだ口腔内写真(歯の写真)をモニタで確認しながらフォトショップで色補正をし、プリンターで出力するというものです。
そこで質問なのですが

(1)ICM(Windows)/ColorSync(Macintosh)などのOSによるカラーマネジメントではなく、Photoshopによるカラーマネジメントにおいて、Macintoshの優位性はあるのでしょうか。(PCの購入を考えているので)

(2)PX5500の購入を考えているのですが、エプソンのフリーソフトであるEPSON ColorBaseによるプリンターの色補正と、Eye-One Match3による色補正では、どちらが優れているのでしょうか。(アイワンプロフォトは高価な為、アイワンデザインの購入を考えています)

(1)ハード面にキャリブレーション機能のあるモニタ(ナナオCGシリーズ)とソフト面によるキャリブレーション(ナナオL997)では、アイワンを使ったキャリブレーションにおいて、色調の安定性・正確性において、価格ほどの差はあるのでしょうか。

いろいろ質問して申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

>(1)ICM(Windows)/ColorSync(Macintosh)などのOSによるカラーマネジメントではなく、Photoshopによるカラーマネジメントにおいて、Macintoshの優位性はあるのでしょうか。

(PCの購入を考えているので)


ACE(Adobe Color Engine)を使っている限り、本来であればOSの違いによる差は無いはずなんですが…。

実際には現在のMacOSXだと、(何故か(Bug?))ColorSyncの影響を受けてしまう為、完全に結果が同じになるとは限りません。
※WindowsとMacOS9では結果が同じで、こちらの結果が本来あるべき状態。

但し、実用上問題となる程の違いは出ませんので、OSの違いは無視して大丈夫でしょう。


>(2)PX5500の購入を考えているのですが、エプソンのフリーソフトであるEPSON ColorBaseによるプリンターの色補正と、Eye-One Match3による色補正では、どちらが優れているのでしょうか。(アイワンプロフォトは高価な為、アイワンデザインの購入を考えています)


EPSON ColorBaseとi1 Match3とでは、使用目的が違います。

EPSON ColorBaseは、キャリブレーションを行う為のツールであり、i1 Match3はキャラクタリゼーションを行う為のツールです。

キャリブレーションは、機械の本来の性能を発揮させるものであり、キャタクタリゼーションは機械の(発色)特性を記述し後で利用できる様にする物です。

なのでどちらが優れていると比べる物ではありません。

もしEPSON純正用紙のみを使用するのであれば、EPSON ColorBaseのみで十分ですが、EPSON純正以外の用紙を使うつもりであれば、EPSON ColorBaseとi1 Match3の両方が必要になります。


>(1)ハード面にキャリブレーション機能のあるモニタ(ナナオCGシリーズ)とソフト面によるキャリブレーション(ナナオL997)では、アイワンを使ったキャリブレーションにおいて、色調の安定性・正確性において、価格ほどの差はあるのでしょうか。


安定性、正確性という観点では、あまり違いは無いですが、性能差はそれだけではありません。

ハードウェアキャリブレーションであれば、R,G,Bとも0~255まで完全に利用できますが、ソフトウェアキャリブレーションの場合、γ,色相等の調整の為、すべての階調が利用できない事があります。

本来の性能を発揮させるには、ハードウェアキャリブレーションの方が優れています。
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この回答へのお礼

wcockatoo様。

とても丁寧なご回答を頂き感謝致します。
すべての説明が大変勉強になりました。
有難うございました。

お礼日時:2005/08/08 22:57

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