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88年製サンヨ-19型ブラウン管テレビです。ある日、ブチッという音がして映像が消え、青緑色の画面になってしまいました。電源を切り、しばらくしてONにすると、短い時間(約5秒位)映像が出るがすぐ消えてしまいます。後はこのくりかえしで、映像が出る時間が短くなっていきます。基盤を調べたところ、水平出力シ-ルド板直近の抵抗(1.8キロオ-ム・10キロオ-ム)の足が焼けていたので取り外し、ハンタ付けをやりなおしましたが、状態は改善しませんでした。抵抗はテスタで当たったところ正常値を示します。
そこで、次のことを教えていただきたいのでよろしくお願いいたします。
1.上の抵抗のハンダ付け部分の焼け症状は関係ありますか。また、正常値を示しても通電した時に、焼損の障害が出るものですか。目視では異常が見られません。
2.短時間映像が出て、すぐに落ちてしまうのは、電解コンの劣化またはパンクが考えられますか。もしそうだとしたら、同期偏向回路の部分でしょうか。

A 回答 (5件)

ANo.4 の続きです。


図面は経年の使用でボロボロになっていたため、他拠点よりわざわざ取り寄せて下さいました。
(サンヨーのサービスステーションは、実に親切な対応をして下さいました。)

まず、R469 (1.8kΩ )は、水平ドライブトランスの+B(電源回路)の抵抗ですから、故障とは関係ありません。

色信号出力回路の、青、赤、緑出力のTR番号は、それぞれ、Q761、762、763 で、前回ご案内しました通りですので、同様な方法で点検して下さい。

コレクタの電源は、FBT(フライバックトランス)の(3)番ピンより整流して取っています。
(3)→R475→D454→CRT ネック基板 7c(コネクタ)4番ピン→L761→R76■を介して各出力TRのコレクタへ。

ここまでの回路で、電解コンを含めて異常が発見できない時は、前段の「色信号復調回路」ということになるのですが、これはLSI ( IC300 クロマ・映像増幅・同期・偏向 ) に含まれていますので、このIC ( LA7627 ) のブロックダイアグラムが判らないと全くのブラックボックスですので、追っていくのが難しいと思います。

R467 は、[電源回路の+115V]→[R467(10kΩ)]→[IC300(22ピン +BH )]という電源回路の途中にありますから、とりあえず22ピンの電圧 8.5V をチェックして下さい。正常であれば、これも単に経年の過熱でハンダ不良となったもので、故障とは関係なくなります。

この辺りまで来ますと、図面がお手元にない状況ですと、説明が難しく、この回答に関しましては、そういう意味で、「自信なし」といたしました。
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この回答へのお礼

度重なるご回答ありがとうございました。私の質問に対して真剣に取り組んでくださり、本当にありがたく思います。今回の故障は単なる接続不良などのものではないことがわかりました。ご教示の内容をゆっくり読ませていただいて、追求してみます。ほんとうにありがとうございました。

お礼日時:2005/09/11 10:11

図面の入手、もう数日かかります。


その間に、出来ましたら、下記の点検を致しましょう。

No. R46■ は、水平ドライブ回路の番号ですから、ここが故障していれば、5秒たりとも画像は出ませんので、とりあえず、ここはハンダ付け修正後、正常とします。

青緑色一色で画像が全く出なくなる、ということですから、まず CRT のネックに付いている基板(マトリックス回路と色信号出力回路)の電圧から チェック していきます。

この中で、一番疑わしいのは、B、R、G(青、赤、緑)出力の、いずれかの トランジスタ (以下 TR)ですが、コレクタ の電圧チェック で推測します。
おそらく、この回路のシンボルNo.は、7■■ で、B-OUT(Q761)、R-OUT(Q762)、G-OUT(Q763) かも。

No.が違っても、基板に表示してあります。コレクタ電圧は、通常150~170Vですから、どれかひとつ極端に他と違っているものの回路を疑っていきます。

TRの良否のチェックは基板から外すと、テスターでほぼ判りますが、判別方法が解らないときは、他の二つも外してオームレンジで導通を比較すると判ります。
しかし、半導体は テスターチェック では、良否が判らないときがありますので、他の二つと差し替えて症状が変われば、間違いなくTRという、判別法もあります。

あとは、この回路の中で、疑わしいのは、各種調整VR(カットオフ、ドライブ)の接触不良、CRT のソケットぐらいでしょうか。
ソケットは外して、内部に腐食(放電等による緑青発生)が無いか目視で確認してください。

近々再度ご連絡いたします。
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♯1です。


よろしかったら、もう少しお手伝いいたします。
テレビの型番と、1.8kΩ、10kΩ の抵抗番号(R・・・)をお教え下さい。

サンヨーサービスにて図面のコピーをとり、お役に立つかどうか、判りませんが原因を推測してみます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。1.8kΩの方はR469・
10KΩの方は、R467です。抵抗値は、1.8Kの方は抵抗記載の数値で、10Kの方はカラ-コ-ドの数値ではなくテスタの読み取り数値です。
また、テレビの型番は、サンヨ-19B15で1988年製です。
お手数をかけますが、よろしくお願いします。

お礼日時:2005/09/03 13:30

私は、松下のビデオデッキ(製造中止後10年を越えて部品供給はされていませんでした)でしたけれども回路図は松下のサービス拠点(支部など)で無料でコピーしてもらえました。

もちろん一般人としてです。一度サンヨーのサービス拠点に電話で確認されてからでも、遅くないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。ご指摘どおり、サンヨ-のサ-ビスステ-ションに電話してみます。

お礼日時:2005/09/03 09:28

せっかく、そこまで分解されたのでしたら、抵抗の基板上の番号(R・・・)をメモしてメーカーサービスの窓口で、回路図(配線図)を見ながら相談されたほうが速いです。


ご職業はわかりませんが、「水平出力」を知っておられることから、専門でないとしても、電気に詳しい一般消費者ということで、説明してくれると思います。

88年頃でしたら、回路は簡単ですから、TVに関してそれほど深い知識がなくても理解出来ると思いますが、メーカー、機種により多少違いますので、ここで一般論を聞いても確たる回答は得られません。

(1)一般的に、水平出力周りの抵抗が、経年による過熱で半田浮き(イモ付け状態)になるのは結構見受けられます。

過熱による変色があるとしても、抵抗値が正常で、ハンダ付けを直したのでしたら、その後通電したからといって、その部分に関しては再発しないでしょう。

(2)水平回路より、他の回路に二次的に電源を供給していますので、それに関する抵抗、コンデンサであり、その行き先が映像出力回路としたら、ご指摘のような症状も考えられます。(このときコンデンサは平滑用になります。)

しかし、その抵抗が何の役目をしているのか解らなければ、返答のしようがありません。

探究心がおありのようですので、なにはともあれ回路図を入手されて、研究されたらいかがでしょうか。
なお、ご承知の上でしょうが、修理されている回路は、1万数千ボルトの高圧回路ですので、電源を切った後もしばらくCRTに充電されています。十分ご注意ください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。大変詳しい内容で参考になりました。テレビを買うと回路図(配線図)が付いてきた時代もありましたが、隔世の感がします。配線図が手に入らない今、手探りで調べるしかありません。高電圧に注意を払いながら、今少し追求するつもりです。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/02 20:29

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