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私は今日、学校で「近くの河川の水質調査」の発表をしました。
そこで私は何も考えずにPH試薬を使って、その結果もついでに発表してしまいました。
そこで出た質問が、「PHが変わる(中性でない)と何がいけないんですか?」というものです。

確かに酸性雨はよくないと言われていますが、弱酸性がウリのボディソープもあります。
金魚を飼っていると、だんだん水が酸性に傾くから、薬を使って調整しなさいとペットショップで言われたこともありますし・・・・・・。

で、結局それを調べなければいけなくなったのですが、先生が助言をしてくださり、「プールの水と同じPHなのが川には望ましいよ」と言ってくださりました。
でも実際の学校プールの基準は幅が広くって、何がよいのか分かりません。
中性よりも少しどちらかに傾いてた方がいいのでしょうか?
それとも完全に中性なのが望ましいのでしょうか?
教えてください。

A 回答 (5件)

今考えついただけで、この方法で上手く説得できるかは分かりませんが、塩酸(酸性)や水酸化ナトリウム(アルカリ性)を手で触れてしまうと薬品火傷を起こします。



だから生物細胞にとってpHの偏りはあまり良いこととは考えられない。

実際の生物の体液のpHはどうなっているのか?

魚屋さんで新鮮な川魚を買ってきます。
ミキサーで磨り潰します。

水分が足りなかったら少量の蒸留水(理科室に必ずあります)を加えてみて、ミキサーした川魚のpHを測定してみては?

ただし、私は実際に実験してないので上手くいくかは分かりません・・・。
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この回答へのお礼

遅くなってすいません。 回答ありがとうございます。
川魚をすりつぶす・・・ですか。
蒸留水はうちにあるのですが、残念ながらミキサーがありません・・・・・。
でも面白そうな方法だと思いますので、ミキサーを使わずにすむ方法でやってみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/14 00:27

 こんばんは。



 PHは水素イオン濃度ともいい、溶液中に含まれる水素イオン量を示す指標です。溶液が酸性かアルカリ性かを示す尺度として使われます。
 PH値が7より小さければ酸性、7より大きければアルカリ性で、7は中性です。

 ここまでは、習われましたか?

 次にプールについてなんですが、プールの水質基準はPH5.8~8.6(厚生省基準)とされていて、中性(PH7)より高いほど殺菌力が弱くなり、低いほど強くなります。

 以上から、アルカリ性が良いということになりますね。殺菌力が弱いと言う事は、魚などの餌になるプランクトンなどが生きやすいでしょうから。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすいません。
アルカリ性だと殺菌力が弱まるなんて知りませんでした・・・・・・。もっと勉強してみます。
川の水は少しアルカリ性に傾いてたほうが望ましいということですね!
とても分かりやすかったです。ありがとうございました!

お礼日時:2005/09/14 22:04

空気中には二酸化炭素があります.これは川の水にも溶けています.降り注ぐ雨にも.


現在の二酸化炭素濃度であれば,雨水の pH は 5.5~6 弱くらいになっているはずです.大気汚染とかがまったくなくても,です.地球上の二酸化炭素濃度は植物によって長い期間をかけてここまで減少してきました.太古においてはもっと pH は低かったはずです.
川といっても流れの程度や,住んでいる生物もさまざまです.それらの活動程度によっても pH は影響を受けます.
というようなことを考えても,完全に中性が望ましい,なんてことはありえないでしょう.
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってごめんなさい。
よく考えてみたら、完全な中性が望ましいなんておかしいですよね(笑)
ちょっとは調べたつもりだったのですが、二酸化炭素の事までは考えていませんでした。
勉強が足りてないですね・・・・・・・。

分かりやすい回答、ありがとうございました!

お礼日時:2005/09/14 22:07

川の水のpHを測ったらこうだったよ、というのがレポートの主旨と考えればいいですか?



実際に川の水というのはpHも非常に変化しやすいのが普通です。それでも、5.5から8.5くらいの間では変化します。それは、いろんなものが溶け込んでくるからです。
しかし、蒸気の範囲ならばまあ特に変わったものの汚染は受けていないと判断できるでしょう。

問題は、この範囲を超え、やや強い酸性(アルカリ性)になったとき、これは何かの原因で水が汚染されたと判定できます。苛性ソーダの袋を積んだトラックが川に水没したかもしれないし、工場が雨で浸水して流れ出たとか。

正常の範囲を超えたときに、何か異常がある、と言う判断が大切です。完全に中性というのは、自然界ではまずあり得ません。~方がいい、と言うものでもありません。生物が利用するには上記の範囲であればまず問題は少ないでしょう。

ちなみに酸性雨は硫黄酸化物がとけ込んで亜硫酸となり、これが金属や石を腐食するので問題です。弱酸性が売りのボディーソープは、通常セッケンは弱アルカリ性です。アルカリは皮膚を犯すことがありますが、通常セッケンはすぐに流してしまいますので、泡をつけたまま長時間放置すると言うことは考えられません。皮膚の表面は弱酸性ですから、「肌に優しい」と訴えるのでしょうが、事実上大きな影響はないと思います。
金魚の水については、糞もたまってきますから薬を使ってpHを調整するよりは水を新しいものに換えてやる方がいいのではないかと私は思います。

pHが水のすべての評価基準ではありません。CODとかBODとかも重要な指標です。今後勉強していってください。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすいません。
えっと、発表の趣旨は「近所の川の水質汚染」のはずだったのですが、いつの間にか生息する生き物や落ちてるゴミ、周りの環境などの調査になってしまいました。 そこで、少しでも題に沿うためにPHを調べてみたらこんなことに・・・・・!

確かに私が調べた地点の近くにはゴミ処理場があるので、それとの関係も調べてみます。

>正常の範囲を超えたときに、何か異常がある、と言う判断が大切です。
これは、プールの水の範囲くらいだったら、特に心配する必要はないということですよね?
今度はCODなどを調べてみるのも面白そうなので、やってみようと思います。

とても丁寧な回答、ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/14 22:20

川について言うならば、そこにはいろいろな生物がいます。


それらによって、生態系が作られています。
もしも、川のpHが大きく変化すれば、それによって、ある種の生物が生息できなるかもしれません。
それが、時として他の生物に影響を及ぼし、結果的に生態系が変化してしまうこともあります。

pHの変化が非常に大きければ、生物がほとんど生息できないような環境になってしまうこともあります。
実際に北欧では、酸性雨の影響で湖の水の酸性が強くなりすぎたために、魚が全滅してしまったこともありました。

つまり、多くの生物にとって、中性に近い条件というのが生息に適した条件になっており、酸性やアルカリ性が強くなると死んでしまいます。

プールの水についても同様のことが言えますが、人がプールに入っている時間は短いですし、魚のように、プールの水を体の中に入れるわけではないので、比較的pHの許容範囲は広いだろうと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってごめんなさい。

>中性に近い条件というのが生息に適した条件になっており、酸性やアルカリ性が強くなると死んでしまいます。

これは、酸性(アルカリ性)がよほど強くなければ大丈夫なんですよね?
ここで言う「強い」がどれほどのものなのか、ちょっと疑問に思いました。

私は、北欧ではそんなことがあったなんて全然知らなくて、ちょっと驚きました。
PHってたいした事無いと思っていたんですが、ここまで来ると生物にこんなに影響を及ぼすんですね・・・・。
まだまだ勉強不足だということがよっく分かりました。他の例も調べてみます。

回答ありがとうございました!

お礼日時:2005/09/14 22:32

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