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標題の通りなのですが

業務で出た六価クロム酸水溶液をMSDSに従って亜硫酸ソーダで還元して、ある程度無害化してから業者で処理してもらおうと考えています。
本日、少量の液で試してみた所、反応時にガスが発生したのですが、これは亜硫酸ガスと考えていいのでしょうか?

反応式が分れば、どのような物が生成されるか分ると思って調べたのですが、いい文献がありませんでした。

どなたかご教授下さい。宜しくお願いします。

 

A 回答 (2件)

硫酸酸性の重クロム酸カリウム(二クロム酸カリウム)を実験で使っていました。

残った溶液を処理するのには鉄粉を使いました。
安いです。気体発生もありません。硫酸鉄(III)ができるでしょうが害のある物質ではありません。
黄褐色の溶液が青緑色に変化すれば6価のクロムが3価になっていると判断していました。
クロム酸は硫酸酸性では二クロム酸カリウムに変わるということですから鉄粉で行けるだろうと思います。
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まず第一にクロム酸溶液の液性が酸性であるなら、その反応は危険です。


酸性ならご想像通り亜硫酸ガスつまり二酸化硫黄が発生します。
クロム酸はH2CrO4、ナトリウム塩とした場合Na2CrO4、
亜硫酸ナトリウムは、Na2SO3、
数合わせをすると、クロム酸の還元はCr^6+→Cr^3+に、
CrO4^2- + 8H^+ + 3e^- → Cr^3+ + 4H2O … (1)
亜硫酸イオンの酸化は、
SO3^2- + H2O → SO4^2- + 2H^+ +2e^- … (2)
電子数で数合わせをし直すと。 (1)×2 + (2)×3、
2CrO4^2- + 16H^+ + 6e^- → 2Cr^3+ + 8H2O
3SO3^2- + 3H2O → 3SO4^2- + 6H^+ +6e^-
--------------------------
2CrO4^2- +3SO3^2- + 10H^+ → 2Cr^3+ + 3SO4^2- +5H2O
やはり酸性でないと進みませんね。通気の良い場所(ドラフト内を推奨)で行うべきでしょう。
また反応が早いという保証もありません。
二酸化硫黄を出さずに行うならチオ硫酸ナトリウムを用いる方が適切でしょう。
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