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最近良く本の一章節を与えられ要約してパワーポインタにまとめることをさせられるのですが、どの部分も大事に思えてしまい中々要約という感じに仕上がりません。もし上手に要約するコツなどあるのでしたらおしえてもらえないでしょうか?

A 回答 (3件)

手っ取り早いのは、


文字認識スキャナーで論文を取り込んでWordファイルにしてから、
Wordの要約作成機能を使うことです。
全文の長さと要約文の長さの割合は0%から100%まで自在です。
(100%だと何も要約しない状態、50%だと要約した結果文章の長さが半分になる、といった具合)

その(機械で作った)要約をそのまま使うのはマズいでしょうが、
それを下書きにしてあなた自身で手直しすれば、そこそこのものはできます。

いやぁ、便利な時代になったものです。

※日本語の論文と日本語版Wordとの組み合わせとの前提です。それ以外の条件でしたらごめんなさい。
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No.1です。

ちょっと補足。
著者に無断で要約を作ることは著作権違反の疑いがありますので、お気をつけください。
あなた一人で要約を作ってあなた一人の理解を深めるだけならば問題は無いですが、
プレゼン資料(PowerPoint利用ですか?)で公衆に発表するとなると、ますますクロです。
もちろん、要約せずに全文丸々発表してもクロです。

別件ですが、著者に無断で翻訳することも著作権違反の疑いがあります。
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ごきげんよう。



要約が上手くできないとのことですが、日本語でも他の言語でも、その文章を読む場合に情報の論理構造がいまいち把握できていないからだと考えられます。
(文章が理解できているかどうかとは、ちょっと別の話だと思いますね)

要約をする上でどこを切ったらよいか?
つまり、情報が不必要な部分はどこかを判断するにはどうしたらよいか?
とりあえず思い出した2点について説明します。長文ですみません。


■文章の論理構造
要約をするうえで不必要な情報というのは、同じ内容を繰り返している部分になります。
この部分は、筆者が前の文章をわかりやすく説明し直したり、
例を挙げて説明を増やしている部分だからです。
ここの部分の内容を過不足なく一文でわかりやすくまとめられればOKとなります。

どの文が、どの部分が同じ内容を繰り返しているのかを判断するには、
特定の接続詞や、特定の表現を見つけ出すことです。

たとえば、「例」の部分や「言い換え」の部分です。

 「近年、地球規模で環境破壊が急速に進んでいる。たとえばブラジルでは…、日本では…」

という文章の場合、「たとえば」という言葉の後は、ブラジルや日本の環境破壊の例が詳しく数行にわたって説明されているでしょう。しかし、それは「地球規模での環境破壊の進行」という内容の具体例を説明し直しているだけで、その全内容は「地球規模での環境破壊の進行」という文でまとめられることが多いのです。

要約資料にまとめる場合、
  地球規模での環境破壊の進行
   例) ブラジルの○○○
     日本の△△
という感じでシンプルにまとめられます。詳細は質問されたら口頭で説明ですかね。

また、「すなわち」「つまり」「言い換えると」などの言い換えの表現の前後も、不必要な情報が近くに存在する部分です。

 「~~Aである。これは言い換えると、~~~Bということになる。」

という文章で、Aという内容とBという内容は同じであって、どちらかがちょっとわかりにくい抽象的あるいはまとめ的な表現、どちらかがわかりやすい表現になっている場合が多いです。そういう場合、一方を捨てて、よりわかりやすかったり、より簡潔にまとまっている表現を要約に採用するのです。


これは文章間の関係の話だけではなくて、一文内での余分な情報を減らすことにも使えます。
少し上の文章
  「すなわち」「つまり」「言い換えると」などの言い換えの表現
を例に使いますと、
「すなわち」「つまり」「言い換えると」 = 言い換えの表現
なので、
 『「すなわち」「つまり」「言い換えると」などの』の部分は不必要でしょう。

これは別に日本語だけに留まりません。英語でも同じです。
 
I like fruits such as apples, oranges, bananas, and mangos.
  → 極端な話、I like fruits. でまとめちゃってもよい
Whether Aの場合 or Bの場合, 日本にとって外交交渉は重要である。
  → AやBがなんであろうが、言いたいことは「日本にとって外交交渉は重要である」なので
   前半のwhether節は要約には不必要な場合が多い
 not only A but also B 「AだけでなくBも」
  → Aについては筆者も読み手もすでにわかっている、メインで言いたいのはBのほう

などのように、特定の表現があると情報の判断がしやすいかな、と思います。


以上の例は、不必要な部分を捨てていけば要約が完成するという、一番簡単な場合を話してみました。もうちょっと高度な作業になると、「例」や「言い換え」の部分の内容を、自分でわかりやすく一文にまとめ直したりしなければいけなかったりします。


■情報の新規性
情報が必要/不必要な部分はどこかを判断するもうひとつのポイントは、その情報が新規なものかどうかです。例として以下のような文を。

 「○○の中に含まれている××というビタミンが~~に効果があることは、これまでにTVなどで数多く取り上げられてきた。しかし最近、ビタミン××は~~だけでなく、△△にも効果があるという報告が寄せられてきている」

この文章の中で、「××というビタミンが~~に効果がある」という内容は、すでに筆者も読み手もわかっている内容なので、この部分を要約に取り上げてもあまり意味がないわけです。
筆者が知らせたくてこのレポート文を書き、読み手も知りたい新しい内容というのは、「ビタミン××は△△にも効果がある」ことです。なので、質問者さんが要約に取り上げて報告すべき内容は、「ビタミン××は△△にも効果がある」だけでよいわけです。



以上、要約をする上で重要だと思われる2点を説明してみましたが、どのような文章を要約するか、また元の文章量がどれくらいのものをどのくらいの分量に要約するかで、情報の取捨選択が変わってきたりします。そこを臨機応変にできるようにするには、ある程度、要約の数をこなすことも重要でしょう。

他にもコツやポイントがあると思われますが、この回答ではこれくらいで。
追加や訂正があったらまた来ます。
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