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漢文の書き下ろし文です。

(1)学は以って已むべからず。青は之を藍より取りて、藍より青し。
(2)悪小なるを以って之を為すこと勿かれ、善小なるを以って為さざること勿かれ。
(3)至誠にして動かざるものは、未だ之れ有らざるなり。
(4)時に及んで当に勉励すべし。

どれか(1)つでも訳が分かる方、教えて下さい!!
なんとなくならわかるような気がするんですけど・・・やっぱり分からないんで・・・。お願いしますm(__)m

A 回答 (3件)

(1)学は以って已むべからず。

青は之をより取りて、より青し。

荀子からの引用です.
学ぶことを已めてはならない.
青い染め物は,藍からとられる.しかし藍よりも青くなる.
(このように自分の先生からよく学べば,その先生よりもえらくなれるかもしれない)

いわゆる「出藍の誉れ」という諺のもととなった言葉です.

(2) 悪いことは小さな事でもやってはいけない.善いことは,小さな事でも必ずやりなさい
という意味です.

(4) 時に及んで当に勉励すべし。
この言葉自体は,「時間を大切にして一生懸命勉強しなさい」といういみでよく引用されます.
これは,陶淵明の「雑詩」その一の最後から二番目の句です.

しかし,この詩の最後の六句をみると

歓びを得ては当に楽しみをなすべし うれしいときには大いに楽しもう
斗酒 比隣を聚めよ        ここに酒がある.隣近所の人たちを招待しよう
盛年 重ねて来たらず       若いときは二度と来ない
一日 再びあしたなりがたし    一日のうちに朝は二度と来ない
時に及んで当に勉励すべし     楽しめるときに大いに楽しもうではないか
歳月は人を待たず         時というものは人を待ってくれないぞ

いうようになっています.
つまり,作者の意図と異なった意味で引用されることが多いのです.
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No1です。



質問2は、良く聞く言葉なのにその出典を思い出せなかったのですが、やっとわかりました。

原文
「勿以悪小而為之。勿以善小而不為。」

現代語訳
悪いことは小さなことだからといってしてはならない。
善いことは小さなことだからといってしないでいてはいけない。

この文章は「三国志」(正史のほう)の蜀志の中にあったもので、劉備が死の床で息子の劉禅を戒めた言葉でした。
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1.「荀子」ですね。


学問はとどまることがない。
青い色は藍から作り出すが、元の藍より鮮やかな青色をしている。(弟子でも、挑戦や努力をしていれば、師匠を超えることができる。という意味。)

2.
悪いことは、ささいなことだからといって行なってはならない。良いことは、小さいことでも行いなさい。

3.「孟子」ですね。
誠意を尽くして接すれば、心の動かない相手はいない。

4、陶淵明の詩、
盛年不重来 (盛年 重ねて来たらず、)
一日難再晨 (一日 再び晨なり難し。)
及時当勉励 (時に及んで当に勉励すべし、)
歳月不待人 (歳月 人を待たず。)

ですね。
勉励を、日本語の「勉強」の意味で読むと、とても教訓臭いものになってしまいますが、勉励という中国語には、無理をしてでも思い切って遊ぶ、楽しむという意味があります。
つまり、
「若い時は二度とやってこないし、
一日のうち二回も朝がくるわけではない。
楽しめるときには、せいいっぱいたのしもう。
歳月は人を待ってくれないのだから」
という意味になります。
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